CSRトピックス

2016年2月度のCSR活動について

新任役職者向けコンプライアンス研修実施

ファンケルグループでは、従業員の階層別研修を定期的に実施しています。
新しく役職者になった従業員に向けて、1月に役職者として知っておくべき労働安全衛生法、独占禁止法、下請法、個人情報保護法などの関係法令と会社の運用ルールについて、部下の指導にも役立つ実践的な研修を実施しました。

特に、各関係法令における注意すべき点、適切な仕事の進め方について事例も踏まえて説明し、さらに内容の理解を促進するため、ケーススタディを設けて従業員同士のディスカッションを実施いたしました。

今回の研修に参加した役職者からは、研修で学んだことを、日常業務において部下にも指導していきたい等の意見が寄せられるなど、役職者として部下を指導する意識はさらに高くなっています。

ファンケルグループでは、階層別に分け、さまざまなコンプライアンス研修を実施しています。今後も、従業員の業務に役に立つ研修を進めてまいります。

本社事務所での研修風景

健康教育を受ける従業員

ディスカッションする従業員

◆コンプライアンスの強化に関する内容は、こちらをご覧ください。


ワークライフバランスの推進/事例紹介 (社会人大学院生)

ファンケルグループでは、従業員のワークライフバランスの強化を行っています。

会社の従業員として、また1人の人間としての生活の充実を図るため、週に3回(月曜日、水曜日、金曜日)のノー残業デーを実施したり、様々な休暇制度を設けています。
また会社勤めをしながら、更に学問を学びたいという従業員に対し、大学院や専門学校等の通学を上司の承認の下、認めており、現在、学校等に通学し、仕事と学問の両立をして、将来のキャリアに向け、励んでいる従業員もおります。

さる2月3日には、多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期を2014年に卒業した従業員が、母校の多摩大学大学院からの要請を受け、社会人大学院生に向けて講演を行っています。
社会人大学院生時代の仕事との両立の苦労(宿題、残業、睡眠時間など)と、大学院で得たもの(友人、人生観など)を、実際の体験談を含め15分間、講演をし、在学生からは、「企業風土・文化改革」などについての質問(感想)がでて、大変参考になった講演会となったようです。

これからもファンケルグループは、様々な生活環境の下で働く従業員の、ワークライフバランスを推進してまいります。

社会人大学院生の卒業生として、多摩大学大学院で、
講演をするファンケル従業員

多摩大学大学院のホームページは、こちらをご覧ください。

ファンケルのワークライフバランスの活動は、こちらをご覧ください。


「ファンケルセミナー」2月度の活動報告を更新しました

ファンケルでは社会貢献活動の一貫として、美と健康に関するセミナーやサービスを、福祉施設や特別支援学校などで実施しています。
2月度は、身だしなみセミナー19件を下記の表の通り実施いたしました。

2月3日(水)
兵庫「兵庫県立いなみ野特別支援学校」での身だしなみセミナーの様子

2月9日(火)
千葉「君津特別支援学校」での身だしなみセミナーの様子

2月15日(月)
千葉「千葉県立市原特別支援学校つるまい風の丘分校」での身だしなみセミナーの様子

2月16日(火)
茨城「水戸高等特別支援学校」での身だしなみセミナーの様子

2月17日(水)
神奈川「鎌倉養護学校」での身だしなみセミナーの様子

2月17日(水)
神奈川「鎌倉養護学校」での身だしなみセミナーの様子

また各会場では、次のような感想が寄せられ、多くの方に喜んでいただきました。

“泡洗顔をして、僕の顔もすっかりキレイになりました。ネクタイの結び方もマスターすることができました。これからも自分自身キレイにするよう頑張ります。”

…2月15日の「千葉県立市原特別支援学校つるまい風の丘分校」参加の生徒さんから

“身だしなみの大切さを改めて知りました。卒業をしてからもきちんと意識していきたいです。”

…2月16日の「水戸高等特別支援学校」参加の生徒さんから

“普段あまり身だしなみに気を遣わない生徒が、セミナーを体験し、目を輝かせながら取り組む姿勢が見られました。『第一印象の大切さを知る』貴重な時間となりました。”

“スキンケアの大切さや手入れ方法をはじめ,メイクアップの基本を実演や図などで丁寧に教えて頂きました。生徒達も初めての本格的なメイク講習に心躍らせながら楽しく学ぶことができました。メイクが進むにつれて綺麗になっていく生徒の表情からは自然と笑顔がこぼれていました。卒業を控えた今,このような機会を頂くことができ,生徒達にとって社会人生活に向けた非常に有意義な時間となりました。本当にありがとうございました。”

…2月16日の「水戸高等特別支援学校」参加の職員の方から

2月度の活動一覧

2016年

開催場所(県市)

内容

お客様参加人数

従業員
ボランティア

2月1日
午前

藤沢市立白浜養護学校
(神奈川県藤沢市)

身だしなみセミナー

高等部3年12名
(男性11名・女性1名)

2名

2月3日
午前

兵庫県立いなみ野特別支援学校
(兵庫県加古郡)

身だしなみセミナー

高等部3年51名
(男性37名・女性13名)

2名

2月4日
午前

兵庫県立芦屋特別支援学校
(兵庫県芦屋市)

身だしなみセミナー

高等部3年41名
(男性25名・女性16名)

2名

2月5日
午前

大阪府立堺支援学校
(大阪府堺市)

身だしなみセミナー

高等部3年49名
(男性33名・女性16名)

3名

2月8日
午前

神奈川県立保土ヶ谷養護学校 舞岡分教室
(神奈川県横浜市)

身だしなみセミナー

高等部3年12名
(男性8名・女性4名)

3名

2月9日
午前

千葉県立君津特別支援学校
(千葉県君津市)

身だしなみセミナー

高等部3年25名
(男性9名・女性16名)

3名

2月10日
午前

神奈川県立相模原養護学校 橋本分教室
(神奈川県相模原市)

身だしなみセミナー

高等部3年15名
(男性13名・女性2名)

3名

2月12日
午前

神奈川県立岩戸養護学校 自立支援コース
(神奈川県横須賀市)

身だしなみセミナー

高等部3年14名
(男性9名・女性5名)

2名

2月15日
午後

千葉県立市原特別支援学校 つるまい風の丘分校
(千葉県市原市)

身だしなみセミナー

高等部3年29名
(男性26名・女性3名)

3名

2月16日
午後

茨城県立水戸高等特別支援学校
(茨城県水戸市)

身だしなみセミナー

高等部3年45名
(男性37名・女性8名)

3名

2月17日
午前

神奈川県立鎌倉養護学校
(神奈川県鎌倉市)

身だしなみセミナー

高等部3年26名
(男性19名・女性7名)

4名

2月18日
午前

横浜国立大学教育人間科学部附属特別支援学校
(神奈川県横浜市)

身だしなみセミナー

高等部3年12名
(男性9名・女性3名)

4名

2月19日
午前

神奈川県立湘南養護学校
(神奈川県平塚市)

身だしなみセミナー

高等部3年28名
(男性18名・女性10名)

2名

2月22日
午前

横浜市立二つ橋高等特別支援学校
(神奈川県横浜市)

身だしなみセミナー

高等部3年43名
(男性30名・女性13名)

3名

2月23日
午後

横浜市立若葉台特別支援学校
(神奈川県横浜市)

身だしなみセミナー

高等部3年21名
(男性12名・女性9名)

2名

2月24日
午前

千葉市立養護学校
(千葉県千葉市)

身だしなみセミナー

高等部3年44名
(男性29名・女性15名)

2名

2月25日
午後

大阪府立だいせん聴覚高等支援学校
(大阪府堺市)

身だしなみセミナー

高等部3年25名
(男性11名・女性14名)

3名

2月26日
午後

岡山県立岡山東支援学校
(岡山県岡山市)

身だしなみセミナー

高等部3年28名
(男性15名・女性13名)

3名

2月29日
午前

川崎市立中央支援学校
(神奈川県川崎市)

身だしなみセミナー

高等部3年64名
(男性44名・女性20名)

2名

ファンケルでは、「メイクセミナー」、「メイクサービス」、「健康講座」、「ハンドマッサージ」など、会社の社会活動方針でもあります、ハンディキャップをお持ちの方々などを中心に、ご要望に応じて、社会貢献活動として実施しております。

ファンケルセミナー2015年度実績はこちら

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従業員の寄付活動/もっと何かできるはず基金「日本ALS協会」をお招きして、講話を実施しました

もっと何かできるはず基金のシンボルマーク

もっと何かできるはず基金のシンボルマーク

従業員による寄付活動「もっと何かできるはず基金*」は、従業員の給与天引きから寄付を行うため、従業員代表による運営委員会を構成し、定期的に委員会を開催しています。

さる2月19日、第9期の3回目の運営委員会が開催され、寄付先の団体の「一般社団法人日本ALS協会」の酒井ひとみ氏と平岡久仁子氏をお招きし、ALS(筋委縮性側索硬化症)についての説明や、団体様が取り組んでいる活動の話をお聞きしました。

ALSとは、筋肉の委縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、進行が極めて早く、発症後3〜5年で呼吸器麻痺により死に至ります。(診断に時間がかかり、ALSとわかるまで時間を要しますが、診断されたときではなく、発症したときからの死亡時期となる治療法は、未だ確立されていません。)
それでも、人工呼吸器の装着による延命は可能です。
全身は動けなくなりますが、五感は正常で、目は動かせる人が多いため、瞬きや目の動きで意思を伝えたりします。人工呼吸器を装着するか、死を選択するのかは、本人が決めなければならないのです。

当日は、運営委員ではない従業員も参加し、健常者がALS患者のためにできること等、様々な質問があがり、従業員が命の尊さを痛感するとともに、生きていることの感謝を一人ひとりが真摯に考えていました。

これからも「もっと何かできるはず基金」は、世の中に目を向け、「地域」と「ハンディキャップ」のため、寄付活動を行ってまいります。

目の動きで自分の意志を伝え、説明をする酒井ひとみ氏

熱心に酒井氏の通訳に耳を傾ける従業員たち

*「もっと何かできるはず基金」は、加入している従業員から寄付申請を受け、従業員代表の運営委員が審査をして寄付を行う活動です。

「もっと何かできるはず基金」について詳しくはこちら

*2月度の寄付は、こちらをご覧ください。