社外役員メッセージ

関 常芳
社外監査役

【経歴】
1990年 公認会計士登録
1995年 監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入所
1997年 (株)サンセキ常務取締役
2003年 監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)パートナー
2014年 関常芳公認会計士事務所設立(現任)
2016年 当社監査役(現任)

関社外監査役メッセージ

ファンケルの持つ素晴らしい企業風土をこの先も守り続けてほしい

私は2016年から社外監査役を務めていますが、社外から見るファンケルの印象は、スタンスメッセージにある「正直品質。」を真摯に実践する企業であることです。公認会計士としても多くの企業経営を見てきましたが、ファンケルの「正直さ」のレベルは、他に類がありません。粉飾決算や不祥事を起こす企業には、利益至上主義が蔓延するなど、企業風土にある種の問題があり、経験上すぐに気づくことが多いです。ファンケルに関しては、「正直さ」すなわち倫理観の高さが、経営陣を含め、社員一人ひとりにまで浸透しています。
取締役会では、事前に関連資料が提供され経営状況の詳細をレクチャーされ、十分な情報をインプットした状態で臨むことができるため、毎回活発な議論が交わされています。
人材面では、過去何年にもわたって育児休業からの復帰率が100%を達成するなど、女性が働きやすく力を発揮しやすい風土が根付いています。また、創業者の池森会長が自ら講師を務めて次世代経営層の育成を行う仕組みがあるなど、理念を受け継ぐ人材育成への意識も非常に高いと感じます。
2017年度、ファンケルの業績は売上、利益ともに大きく伸長しました。研究・企画、製造、販売部門が一丸となって追求してきた品質やサービスの高さがお客さまから受け入れられ、まさにこれまでの努力が開花した年といえます。しかし、長期ビジョンの最終年となる2030年には、消費者ニーズや世界のしくみも大きく変化していることでしょう。ファンケルがこの変化に対応し、さらにブランド価値を高めていくには、現状に甘んじることなく、ベンチャー精神を発揮することで、新たな商品やサービスを創出していかねばなりません。ただし、そうした中でも決して変わってはいけないことがあります。それは、はじめにお伝えしたファンケルの最大の魅力である「正直品質。」の風土を守り続けることです。
利益だけを追い求め、正直さが損なわれる企業では、持続的な成長は得られません。私は、ファンケルが「正直品質。」の道から外れることがないよう、社外の目をもって、今後もしっかりと監査をしていきたいと考えています。