CSRトピックス

2016年6月度のCSR活動について

「横浜国立大学 経営学部 生態会計論Ⅰの授業で、ファンケルの環境活動の講義をしました。

6月1日、横浜国立大学常盤台キャンパスの経営学部講義棟で、ファンケルの環境を中心としたCSR活動を講演する機会をいただきました。受講生は、「経営学」でCSRを学ぶ2〜3年生を中心とした学生で、はじめに教授が、㈱ファンケルを、地元横浜の企業として紹介した後、ファンケルの従業員による講義を始めました。
終始、真剣に耳を傾けていた学生のみなさんからは、

・授業で、CSRについては学んでいるが、実際に企業が考える具体的な活動を聴くことができたので楽しかった。
・ファンケルがこんなにCSR活動に力を入れているとは知らなかったし、無添加化粧品やサプリメントのパイオニアということも初めて知って感動した。
・環境に配慮した「箱裏能書」や、お客様が購入された商品の廃棄費用も企業が支払うことを初めて知り、年々削減している容器原料に関する努力を評価したい。

などが上がりました。
中でもいちばん興味が高かったのが、「家庭でエコプログラム」という、家庭で行うCO2削減活動です。

・社内だけでなく家族を巻き込んでの「CO削減」で、褒賞金までもらえるなんて、多額の費用を従業員にかけているところがすごい!
・父の会社でも同じようなことをやっていたが、お金はもらえなかった。

などと、家庭生活での努力を、「褒賞金」で評価する点に高い評価をいただいたようです。
100名近く集まった受講生の中で、ファンケルの商品を使用したことがある学生は少なく、まだまだファンケルの認知向上や、企業価値を高めるCSR活動の必要性をあらためて感じた授業でした。

講義をするファンケル社員

講義風景

ファンケルの環境活動は、こちらをご覧ください


「労働安全衛生法の一部を改正する法律」の総合研究所の取組み

ファンケル総合研究所の全景

平成28年6月1日に施行(平成26年6月25日公布)された「労働安全衛生法の一部を改正する法律」に対応し、総合研究所において化学物質の『リスク評価』と、薬品の『ラベル表示』の確認および対策を実施しました。

この法律は、労働者の安全と健康の確保対策を一層充実なものとするために改正された法律であり、今回の改正では、一定の危険有害性のある化学物質のリスク評価と薬品へのGHS(※)ラベル表示が義務づけられています。総合研究所では具体的に、以下の取組を実施しています。

・化学物質の種類や使用量、作業環境によって作業者に健康被害が起きるリスクを明らかにし、リスクが大きい場合、換気やマスク着用し体内に取り込まれないようなリスク低減
・震災時の対策を徹底
(保管・使用量の最小化、転倒・落下防止、速やかな消火活動のための化学物質GHS表示の活用。)
・化学物質は、リスクの低い代替試薬へ移行

(※)GHS: Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals

GHSは、化学品の危険有害性を世界的に統一された一定の基準に従って分類し、絵表示等を用いて分かりやすく表示し、その結果をラベルや安全データシート(SDS:Safety Data Sheet、対象化学物質等の性状や取り扱いに関する情報を提供するための文書)に反映させ、災害防止及び人の健康や環境の保護に役立てようとするものです。

総合研究所は、研究開発型企業として、ファンケルグループ全体の事業を支える最先端技術の開発拠点であり、基礎研究から応用研究、製品開発研究まで一貫した研究開発体制をとっていることが大きな特徴です。

研究・分析においては、薬品管理システムを導入し、入荷履歴・使用履歴・所持量・保管状況の厳正な管理を行なっております。
更なる安全な管理体制のため、薬品ごとにリスク評価結果、安全データシート、対策シートを一元管理するとともに、実験室にもリスク評価結果を掲示しています。薬品に貼付されたラベルの絵表示をもとに掲示内容を照合することで、簡単にリスクを確認することができます。

総合研究所で取り組んでいる安全対策を、品質管理業務で化学物質を使用する工場にも水平展開し、全社の安全対策をさらに強化してまいります。

「試薬管理システム」を使用し、 管理を強化

薬品ごとの「リスク評価結果」は実験室内に掲示しています

「薬品保管庫」にて厳重に管理しています

「薬品保管庫」の薬品には、GHSのラベルが貼付されています

関連情報: 環境法令遵守のしくみ
ファンケルHP「研究開発」

「ファンケルセミナー」6月度の活動報告を更新しました

ファンケルでは社会貢献活動の一貫として、美と健康に関するセミナーやサービスを、福祉施設や特別支援学校などで実施しています。
6月度は、「メイクセミナー」4件、「身だしなみセミナー」3件、健康セミナー1件 計8件を下記の表の通り実施いたしました。

6月2日(木)「ウェルビー松戸センター」の身だしなみセミナーの様子

6月2日(木)「ウェルビー松戸センター」の身だしなみセミナーの様子

6月7日(火)「ウェルビー藤沢センター」の身だしなみセミナーの様子

6月9日(木)「生野区社会福祉協議会」のメイクセミナーの様子

6月15日(水)「ウェルビー池袋センター」の健康セミナーの様子

6月23日(木)「ウェルビー三鷹センター」の身だしなみセミナーの様子

また各会場では、次のような感想が寄せられ、多くの方に喜んでいただきました。

“身だしなみの重要性に気づいた。社会人としてのマナーがわかってよかった。“

“基本のメイクがわかってよかった。わかりやすい説明でメイクへの苦手意識が解消できた。“

…6月2日の「ウェルビー松戸センター」の参加の方から

“説明や話がとてもわかりやすく、とっても楽しい時間でした。久々にメイクをして、わくわくしました。“

…6月9日の「生野区社会福祉協議会」のご参加の方から

“このたびは遠くから来ていただきありがとうございました。担当者の方がとても親切、丁寧に対応してくださり、当日までスムーズに話がすすみました。また、最初はメイクなんてしない!といってた方が「一度つけてみよか?」とメイクをされ、最後にはいきいきした表情になっていくのを見て、化粧のもたらす心理的効果のすごさを実感しました。御社の取組みは素晴らしいと思いました。“

…6月9日の「生野区社会福祉協議会」の職員の方から

2016年

開催場所(県市)

内容

お客様参加人数

従業員
ボランティア

6月2日
(午後)

ウェルビー松戸センター
(千葉県松戸市)

身だしなみセミナー

施設利用者29名
(男性21名・女性8名)

2名

6月7日
(午後)

ウェルビー藤沢センター
(神奈川県藤沢市)

身だしなみセミナー

施設利用者20名
(男性17名・女性3名)

2名

6月9日
(午前)

巽会館
(大阪府大阪市)

メイクセミナー

施設利用者11名

1名

6月9日
(午後)

生野区社会福祉協議会
(大阪府大阪市)

メイクセミナー

施設利用者20名

1名

6月10日
(午前)

北巽会館
(大阪府大阪市)

メイクセミナー

施設利用者13名

1名

6月10日
(午後)

生野区社会福祉協議会
(大阪府大阪市)

メイクセミナー

施設利用者10名

1名

6月15日
(午後)

ウェルビー池袋センター
(東京都豊島区)

健康セミナー

施設利用者20名
(男性11名・女性9名)

2名

6月23日
(午後)

ウェルビー三鷹センター
(東京都三鷹市)

身だしなみセミナー

施設利用者30名
(男性22名・女性8名)

3名

ファンケルでは、「メイクセミナー」、「メイクサービス」、「健康講座」、「ハンドマッサージ」など、会社の社会活動方針でもあります、ハンディキャップをお持ちの方々などを中心に、ご要望に応じて、社会貢献活動として実施しております。

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