CSRトピックス

2016年8月度のCSR活動について

ワークライフバランスの推進 「家族の介護の話をしませんか?」のテーマで、従業員向けセミナーを実施

「家族の介護の話をしませんか?」の講師 山本 文子氏

ファンケルグループは7月28日(木)に、㈱ファンケルの本社ビルでは12時〜13時、㈱ファンケル美健・横浜工場では18時〜19時の計2回、「家族の介護の話をしませんか?」のテーマで、従業員向けのセミナーを開催いたしました。

「親の介護」を抱えていたり、やむなく「介護離職」をする従業員が増えている中、今回のセミナーは、本音で発言ができ、従業員の悩みに具体的な対応やアドバイスをいただけるよう、少人数制(10〜15名)と致しました。

セミナー講師は、30年間医療ソーシャルワーカーを務められ、その後「神奈川県看護協会」「ケアマネ協会」「国保連合」などの研修講師を経て、現在は「横浜市介護保険審査員」「公益社団法人 認知症の人と家族の会」の相談員としてご活躍されている山本文子氏です。

講師には、事前に聞きたい内容を伝えておき、その回答を交えて、参加者ひとり一人の悩みや気持ちに寄り添うお話を中心に講話が弾みました。

中盤では、ご自身が、仕事と親の介護と子育てに悩みながら、やり通した体験も話されました。
山本先生は、家族全員でおばあちゃんの介護をせざるを得なかった状況だったため、娘さんがおばあちゃんに嫌悪感をもったこと、しかし徐々におばあちゃんの幸せを願うまで変化・成長したことを、詩を通して公表され、参加者の涙を誘っていました。

「認知症にならないためには、人とつながっていくこと」、「介護者は、決して問題を一人で抱え込まないことが大切」と話され、参加した従業員は、昼休み、終業後に、有意義な時間をすごすことができました。

ファンケルグループは、これからもワークライフバランスに注力し、働きやすい職場作りを目指します。

お昼休みの時間を利用しての㈱ファンケルの本社ビルでのセミナーの様子

就業後の時間を利用しての㈱ファンケル美健の横浜工場でのセミナーの様子

*ファンケルの【ワークライフバランスの推進】はこちらをご覧ください

◎「公益社団法人認知症の人と家族の会」は、全国都道府県支部で無料電話相談を行っています。


従業員の寄付活動「もっと何かできるはず基金」が、総合研究所にて寄付団体「一般社団法人 スキンバンクネットワーク」の講話を実施

もっと何かできるはず基金のシンボルマーク

ファンケルの想い「もっと何かできるはず」を事業だけでなく、社会活動にも活かしたい。
その気持ちから2007年、基金を設立し、今年は10期目を迎えています。

働きながら自然と社会支援できる「もっと何かできるはず基金*」は、従業員の給与天引きから寄付を行う活動です。その啓発活動の一環として、寄付をした団体の代表者をお招きし、講話会を実施しております。

さる8月5日に、研究所の申請により寄付をした「日本スキンバンクネットワーク」の中沢弘明氏を総合研究所にお招きし、熱傷の治療における団体の役割や、移植の具体的な手法や事例紹介について話を伺いました。
中沢氏は、日本大学医学部附属 板橋病院(東京都)形成外科部長 兼 教授で、ご専門は、形成外科・熱傷・再建外科・創傷外科 (がん切除後の外傷による組織欠損後の再建外科、手足の外科手術、マイクロサージャリー等)を中心に活躍されています。
当日は、夏休み期間にも関わらず、研究所の従業員30名が参加。講話後は、化粧品開発に伴う自身の肌研究に絡めた質問など、専門的な質疑応答が予定時間間際まで熱心に行われました。
セミナー後のアンケートには、「社会支援の在り様について真摯に考えるきっかけになった」との声が多数寄せられ、また、新たな寄付申請、新規入会、口数増額もありました。

これからも「もっと何かできるはず基金」は、「地域とのつながり」「ハンディキャップを持つ方々との交流」を大切にしてまいります。

団体の活動内容と熱傷・皮膚移植について説明をする中沢先生

熱心に中沢先生の講話に耳を傾ける従業員たち

「一般社団法人 日本スキンバンクネットワーク」のHPは、こちらをご覧ください。

*「もっと何かできるはず基金」は、加入している従業員から寄付申請を受け、
従業員代表の運営委員が審査をして寄付を行う活動です。
「もっと何かできるはず基金」については、こちらをご覧ください。


「ファンケルセミナー」8月度の活動報告を更新しました

ファンケルでは社会貢献活動の一貫として、美と健康に関するセミナーやサービスを、福祉施設や特別支援学校などで実施しています。
8月度は、「メイクセミナー」3件、「身だしなみセミナー」2件、「健康セミナー」2件、「ネイルサービス」1件、計8件を下記の表の通り実施いたしました。

8月5日(金)
鎌倉「神奈川県立鎌倉養護学校」でのネイルサービスの様子

8月5日(金)
鎌倉「神奈川県立鎌倉養護学校」でのネイルサービスの様子

8月10日(水)
千葉「障害者就職サポートセンタービルド」での身だしなみセミナーの様子

8月10日(水)
千葉「障害者就職サポートセンタービルド」での身だしなみセミナーの様子

8月12日(金)
千葉「しのだの森ホスピタル」でのメイクセミナーの様子

8月22日(月)
横浜「横浜市翠風荘」でのメイクセミナーの様子

8月22日(月)
横浜「横浜市翠風荘」でのメイクセミナーの様子

また会場では、次のような感想が寄せられ、多くの方に喜んでいただきました。

“ネイルイベント、子ども達もとっても喜んでいました。子ども達のゆったりと安心した表情や、きれいになっていくネイルを見る、子ども達のキラキラした目が印象的でした。本当に良い体験をさせて頂きありがとうございました。”

…8月5日「神奈川県立鎌倉養護学校」の職員の方から


8月度の活動一覧

2016年

開催場所(県市)

内容

お客様参加人数

従業員
ボランティア

8月5日
(午後)

神奈川県立鎌倉養護学校
(神奈川県鎌倉市)

ネイルサービス

来場者20名

5名

8月9日
(午後)

就労支援事業所あやめ
(神奈川県川崎市)

身だしなみセミナー

施設利用者15名

2名

8月10日
(午後)

障害者就職サポートセンタービルド
(千葉県市川市)

身だしなみセミナー

施設利用者11名

2名

8月12日
(午後)

医療法人社団心癒会 しのだの森ホスピタル
(千葉県八千代市)

メイクセミナー

施設利用者15名

2名

8月22日
(午前)

老人福祉センター 横浜市翠風荘
(神奈川県横浜市)

メイクセミナー

施設利用者10名

2名

8月25日
(午後)

鷲ヶ峯地域包括支援センター
(神奈川県川崎市)

健康セミナー

施設利用者20名

2名

8月29日
(午前)

老人福祉センター 横浜市翠風荘
(神奈川県横浜市)

健康セミナー

施設利用者20名

2名

8月30日
(午前)

亀戸ふれあいセンター
(東京都江東区)

メイクセミナー

施設利用者20名

2名

ファンケルでは、「メイクセミナー」、「メイクサービス」、「健康講座」、「ハンドマッサージ」などを、ファンケルグループの社会活動方針でもあります、ハンディキャップをお持ちの方々などを中心に、ご要望に応じて、社会貢献活動として実施しております。

ファンケルセミナー2015年度実績はこちら

ファンケルセミナー2014年度実績はこちら

ファンケルセミナー2013年度実績はこちら

ファンケルセミナー2012年度実績はこちら

ファンケルセミナー2011年度実績はこちら

ファンケルセミナー2010年度実績はこちら


「ファンケル クラシック」に横浜市水道局が、水の大切さを紹介

たくさんのお客様にお越しいただきました

2016年8月19日(金)から21日(日)に静岡県裾野市で開催された、シニアPGAツアー「ファンケル クラシック」は、2001年から始まり、今年で16回を迎えました。毎年2万人以上のギャラリーでにぎわう人気のゴルフ大会です。
( ファンケル クラシックのサイトは、こちらをご覧ください。https://www.fancl.jp/golf/index.html

「ファンケル クラシック」では、毎年、ゴミの分別や節電など環境に配慮した運営を心がけていますが、2016年は、昨年に続き、「横浜市水道局」との協働で、森林の大切さや横浜市の水源地の一つである山梨県南都留郡道志村の自然保全活動を紹介しました。

「森の宝箱」と呼ばれる実験装置を使用して、森林が土砂の流出を防ぎ、きれいな水を作り、水を貯える働きを参加された方に説明しました。

「森の宝箱」の実験装置は、
【①植物が植えられている箱 ②土だけの箱】の2種類の箱を用意し(写真参照)
①箱に水を流す(降雨を想定)と、土は流出せず濾過された水がゆっくり流れ
②の箱に水を流すと、泥水が即座に流れ出すことが比較できる装置です。

「森の宝箱」を使用して、森林の役割を説明する水道局の職員さん


「森の宝箱」の実験装置は、お子様だけでなく大人のお客様にも興味を持っていただき、
『森林は大切であることを実感した』
『森林の有無でこんなに違いがあるのか?』
といった驚きの声を多くいただき、森林の役割と大切さを知っていただくことができました。

また、水源地である道志村には、ヒノキが多く植林されています。
会場では、森林保全活動で生まれた間伐材のヒノキをチップ状に破砕して、直接、手でさわって、ヒノキの香りを楽しめるコーナーを設けました。用意したヒノキのチップは、無料配布も行い、8月19日(金)〜21日(日) 3日間で、約1,000名のお客様が利用されました。

間伐材を使用したチップを袋に詰めているお子さんたち


その他、8月20日(土)と21日(日)に、各日1回、「打ち水」のイベントを行いました(2回の参加者は、約50名)。高温になった地面に水を撒くとその温度が下がることを、ご家族で体験していただきました。

打ち水の様子


ファンケルは、これからも地域の環境対策のために、お客様、地域住民の方々と共に、様々な活動を実施してまいります。

CSR環境のページは、こちらをご覧ください。
横浜市水道局のHPは、こちらをご覧ください。