CSRトピックス

11月28日、ファンケル本社にて、「倫理としてのCSRから戦略としてのESGへ」のテーマで、経営者層、組織長向けの「エシカルセミナー」を開催いたしました。
講師には、エシカル消費、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資等のリサーチ及び提言の第一人者である㈱大和総研　調査本部 主席研究員の河口 真理子氏をお迎えいたしました。
河口氏は「ファンケルレポート2016」の第三者意見を寄稿いただき、また9月にも総合研究所において、研究員向けに「エシカルセミナー」を開催していただいております。
今回のセミナーには、ファンケルの社長、副社長等の取締役と、組織長や商品企画に携わる管理職39名が聴講いたしました。
「エシカル」とは、エシカル（Ethical）＝　Ethics（倫理）の形容詞で、倫理的な、道徳的な、という意味で、CSR（企業の社会的責任）の環境の分野で世界的に注目を集めている考え方です。
セミナーでは、CSRは「社会貢献コスト」ではなく、「ステークホルダーへの適切なリターン」であること。時代と共に、企業を取り巻くステークホルダーの関係は日々 変化し、経営者の意識も変化している。企業は、「低炭素」ではなく「脱炭素経営」を目指す時代に入る。そして国連総会で採択された持続可能な開発アジェンダ(SDGｓ)に沿ったビジネスプロセスの必要性等を、他社事例を交え、説得力のある説明をされました。
特に、株式市場で最大の運用法人であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、国連の責任投資原則(PRI)に署名し、より中長期的な投資リターンの拡大を図るため ESG投資を重視している等は、株式価値を高め、真の企業価値を高める使命を担う経営者には、とても有意義で重要な内容でした。
ファンケルは、これからも定期的に、エシカルに関する啓発活動を積極的に行い、経営者及び従業員への理解促進を図り、持続可能な企業を目指してまいります。

ファンケルは、元プロ野球選手による、小中学生対象の野球教室「ファンケル キッズベースボール」（主催：報知新聞社）に特別協賛をしています。
「ファンケル キッズベースボール」は、ファンケルパートナーの原辰徳さんの「野球を通じて世界中の子供達を笑顔にしたい」という提案にファンケルが賛同し、2010年よりスタート。今年で7年目を迎えます。

本年度は、原さんが全大会に登場し、熱心に指導をされました。原さんの登場に、子供達はもちろんのこと、保護者の方々も大喜び。会場には笑顔があふれました。

まず4月の北海道大会に引き続き、7月9日（土）に、石川県金沢市「内川スポーツ広場」にて、「ファンケル キッズベースボール2016 in 石川大会」を開催しました。
前日まで降り続いた雨が見事に止み、子供達はグランドで元気よくプレーをしました。

10月22日（土）には、福島県福島市「あづま総合体育館」で、日本プロゴルフ協会（PGA）と協働で、野球とスナッグゴルフの教室を、復興支援活動の一環として開催。
PGA会長でプロゴルファーの倉本昌弘さんも登場し、子供達にスナッグゴルフの楽しさを伝えました。

そして10月29日（土）は、島根県出雲市「出雲ドーム」にて、「ファンケル キッズベースボール2016 in 島根大会」を開催し、905名の方にご来場いただきました。

本年度の最後は、11月13日（日）に、福岡県筑後市の「タマホームスタジアム筑後」で、午前に、福岡県と佐賀県佐賀市在住のファンケルのお客様とご家族118名をご招待した大会。午後に、野球連盟所属の小学生361名が参加する大会を、「ファンケル キッズベースボール2016 in 福岡大会」として開催しました。

「ファンケル キッズベースボール」は、使わなくなった野球用具を回収し、国際協力機構（ＪＩＣＡ）などを通じて、用具不足に悩む国へ寄贈する活動も行っています。
ＪＩＣＡは、大学と提携し、大学生が世界の子供達に野球を教える派遣事業を行っています。その際、「ファンケルキッズベースボール」で回収した用具を大学生が海外へ運び、現地の子供達へ手渡します。
福岡の会場では、大学生が世界の様子を子供達へ伝えました。

2016年10月30日（日）、横浜市栄区にある「社会福祉法人 訪問の家」にて、「第7回　愛・ひかりフェスタ」が開催されました。
このイベントは、障がいを持つ方とボランティアが協力してイベントや模擬店等を出し、地域の方に楽しんでいただくもので、同団体と20年以上交流のあるファンケルでは、前日の会場設営から 当日の模擬店販売・片付けまで、今年の新入社員や中途採用の従業員をはじめ、のべ77名の従業員がボランティアとして参加いたしました。
ファンケルのブースでは、4名の従業員がボランティア参加し、青汁や従業員の手作り雑貨の販売して、ご来場の方々に喜んでいただくことができました。
参加した新入社員からは、「『自分でも何かできることはあるし、喜んでもらえるんだ』と感じる場面がたくさんありました。」との感想がありました。

ファンケルでは社会貢献活動の一貫として、美と健康に関するセミナーやサービスを、福祉施設や特別支援学校などで実施しています。
11月度は、「メイクセミナー」3件、身だしなみセミナー11件、計14件を下記の表の通り実施いたしました。

“とても参考になり明日からのお化粧が楽しみです。基礎がわかってよかったです。”

…11月11日「上郷地区センター」のご参加の方から

“はじめての経験の生徒ばかりでしたが、講義を終えた後はどの生徒もうれしそうな表情になっていて、とてもよい経験になりました。この経験を卒業後の社会人としての生活に活かしていってほしいと担任一同願っております。”

…11月15日　「神奈川県立保土ケ谷養護学校　舞岡分教室」の職員の方から