CSRトピックス

2017年4月度のCSR活動について

コンプライアンスの
強化

「社内商標セミナー」を実施しました

セミナー研修風景

2015年4月から特許庁は色彩の商標、音の商標、位置の商標など(以下、“新しい商標”と略する)の出願を受付けており、商標登録状況も多様化しています。ファンケルグループではそのような背景を踏まえ、最近の商標トピックス、新しい商標の登録状況も含めた「社内商標セミナー」を実施しました。昨年度の、商品企画、販売企画担当者向けに続き、今年度は広告制作担当者向けの第二弾として行いました。
昨年の商標審査基準の改定を受けて、“キャッチコピーも商標になりうる”ことを事例紹介から説明を行うなど、広告制作担当者には「商標」を意識する良い機会となりました。
質疑応答では、商標と広告表現の注意点、他社商標と著作権の関係についての質問が多くありました。

今後も、コンプライアンス意識を醸成する研修を継続して実施していきます。

新入社員向け、「コンプライアンス研修」を実施しました

4月1日入社の新入社員を対象に、以下の内容のコンプライアンス研修を実施しました。
・全従業員に配布している「私のコンプライアンス行動基準手帳」を用いたファンケルグループのコンプライアンス規準の説明
・ソーシャルネットワークサービス(以下、SNS)を利用する際の注意点
・ファンケルグループの個人情報保護対策

学生からファンケルグループの一員となるにあたって、注意しなければならないことを意識させる研修内容としています。
SNSの利用拡大に伴い、意図しない状況でSNSによる被害を受けるケースもあることから、事例を交えながら、注意喚起を行いました。
今後も、社内外でのコンプライアンスに関する状況を踏まえ、コンプライアンス意識を醸成する研修を実施していきます。

4月1日入社の新入社員向け研修

私のコンプライアンス行動基準手帳

コンプライアンスの強化に関する内容は、こちらをご覧ください


環境

雑誌オルタナ グリーンオーシャン大賞 銅賞受賞

青汁の原料となるケール栽培の様子

ファンケルは、<「ミカン衰退」の町を青汁で再興>で、このたび「オルタナグリーン・オーシャン大賞2017銅賞」を受賞しました。ファンケルが、農業振興を目指し、愛媛県西予市野村町、東宇和農業協同組合と共同で青汁の生産工場を立ち上げ、第三セクター方式で工場を運営する企業「グリーンヒル」(西予市)を設立したのは、2002年4月。この頃、愛媛は、1991年に自由化されたオレンジの輸入や、消費者の嗜好の変化、生産者の高齢化などの影響を受け、温州みかんは、全国2位の出荷量を誇りながらも、過去25年で約半分の出荷量まで減少していました。農家の方が、ファンケルの青汁の原料になるケールを栽培し、ファンケルが青汁を販売することで、地元の雇用と農産物の出荷の両面から地元をバックアップすることを目指しました。

ケールの搾りかすの飼料化は、2007年から始め、地元酪農家にも安価で栄養価が高いと好評です。2015年度は、搾りかす408トンの98.8%にあたる403.9トンが、飼料として利用されました。

ファンケルの理念は、「不」の解消。今後も栽培技術を研究し、ケールの生産量を上げることで、さらに地域の活性化に貢献したいと思います。

ファンケルの環境活動は、こちらをご覧ください


人権

「国連グローバル・コンパクト」年次報告書の提出と、新入社員「人権」研修の実施

ファンケルは、2013年4月「国連グローバル・コンパクト」に署名し、「人権」「労働基準」「環境」「腐敗防止」の4分野の10原則を受諾・支持して、経営していくことを宣言しました。
そして2016年度の活動を、「年次報告書」として、国連グローバル・コンパクトに提出しました。

「国連グローバル・コンパクト」本部に提出した「株式会社 ファンケル Communication on Progress2016年度版」は、こちらをご覧ください。

2017年度も新入社員の「人権」研修では、今年も「一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワークジャパン」のご協力で、講師に事務局長・大田圭介氏をお迎えし、実施いたしました。
研修は、はじめに国連グローバル・コンパクトの概要や意義、最新の活動などを大田さんにご紹介いただき、今年度、国連が積極的な活動として推奨するSDGsについての具体的な内容や事例などをお話しいただきました。

後半はCSR推進室の従業員より、「ファンケルがお客様からの信頼を得るために取り組むべき人権問題とは?」をテーマにワークショップを行いました。新入社員40名を5名ずつの8グループに分け、原料調達・研究開発・製造・販売・配達など各サプライチェーンの視点からディスカッションを行い、グループごとに発表しました。はじめは、テーマに戸惑う表情も見受けられた新入社員でしたが、「人権問題を自分の立場や、お客様の立場になることで、発想が変わり、身近に考えることができた。」「課題に対して柔軟に思考する重要性に気づき、配属部署での自分の目標が見出せた」などと声が上がりました。
ファンケルは、国連グローバル・コンパクト署名企業として、CSR調達をはじめとするSDGsへの理解を社内に広げ、世界のための不の解消を常に考え、前進してまいります。

※SDGsとは、SDGs(Sustainability Development Goals)「持続可能な開発目標」の意味
2015年9月25日に採択された国連が定めた環境の持続可能性確保に重点を置いて検討されている国際目標のこと。国際社会の共通課題である17の目標と169の具体的な取組みを採択。各国は、SDGs進捗管理と年次報告を行う。

講師の大田 圭介氏

積極的に意見交換する新入社員

ワークショップの様子

ファンケルの「国連グローバル・コンパクト」については、こちらをご覧ください。

「国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」のホームページは、こちらをご覧ください。


社会貢献

寄付先団体を招いて新入社員研修で講話を行いました

もっと何かできるはず基金のシンボルマーク

≫一般社団法人 日本ALS(筋萎縮性側索硬化症)協会

4月13日、一般社団法人 日本ALS(以下、ALS協会)協会理事の酒井ひとみさんにご来社いただき、新入社員研修で講話をいただきました。今回のご縁は、社会貢献活動としてファンケルグループの従業員が行っている給与天引き型の寄付活動「もっと何かできるはず基金」からALS協会に寄付したことがきっかけでした。

酒井さんは27歳の時にALS*という難病にかかり、生きていくために気管切開し人工呼吸器を装着されています。不自由な体にもかかわらず、講演活動で海外に行ったり、バンドのライブに行くなど、前向きな姿勢で生活する姿は、テレビ番組の「世界仰天ニュース」(1月4日放送)でも放送されたため、新入社員の中には「以前から会いたい人でした」と涙ぐむ方も。酒井さんのポジティブで前向きな姿勢に多くの勇気をもらうことができました。

新入社員と記念の集合写真、中央が酒井さん

ALS協会理事の酒井さん(中)を囲んで

2016年度の寄付団体の実績は、こちらをご覧ください。


コミュニティ参画

「ファンケルセミナー」4月度の活動報告を更新しました

ファンケルでは社会貢献活動の一貫として、美と健康に関するセミナーやサービスを、福祉施設や特別支援学校などで実施しています。
4月度は、メイクセミナー3件・身だしなみセミナー1件・ハンドマッサージサービス 2 件 計6 件 を下記の表の通り実施いたしました。

メイクセミナー

4月13日(木)
特別養護老人ホーム 恒春の丘

4月18日(火)
横浜市芹が谷地域ケアプラザ

4月20日(木)
親善福祉協会 介護老人保健施設
リハパーク舞岡

身だしなみセミナー

4月24日(月)
特定非営利活動法人HOME

4月24日(月)
特定非営利活動法人HOME

4月24日(月)
特定非営利活動法人HOME

ハンドマッサージサービス

4月21日(金)
グループホームひかり川崎麻生

4月21日(金)
グループホームひかり川崎麻生

また各会場では、次のような感想が寄せられ、多くの方に喜んでいただきました。

『本日は素晴らしいお時間をありがとうございました。
「5年ぶりにお化粧したわ〜〜」「私は10年ぶりよ〜!」「皆に綺麗って言われるのよ…恥ずかしいわ(笑)」
たくさんの笑顔が見られました。』
・・・・・4月20日の「親善福祉協会 介護老人保健施設リハパーク舞岡」の職員の方から


4月度の活動一覧

2017年

開催場所(県市)

内容

お客様参加人数

従業員
ボランティア

4月13日
午後

特別養護老人ホーム 恒春の丘
(神奈川県横浜市)

メイクセミナー

施設利用者20名 (女性20名)

4名

4月18日
午前

横浜市芹が谷地域ケアプラザ
(神奈川県横浜市)

メイクセミナー

施設利用者7名 (女性7名)

3名

4月20日
午前

親善福祉協会 介護老人保健施設 リハパーク舞岡
(神奈川県横浜市)

メイクセミナー

施設利用者15名 (女性15名)

3名

4月21日
午前

グループホームひかり川崎麻生
(神奈川県川崎市)

ハンドマッサージサービス

施設利用者16名 (男性2名 女性14名)

3名

4月24日
午後

特定非営利活動法人HOME
(群馬県邑楽郡)

身だしなみセミナー

施設利用者30名 (男性18名・女性12名)

2名

4月27日
午後

特別養護老人ホーム 恒春ノ郷
(神奈川県横浜市)

ハンドマッサージサービス

施設利用者15名 (女性15名)

2名

ファンケルでは、「メイクセミナー」、「メイクサービス」、「健康講座」、「ハンドマッサージ」などを、ファンケルグループの社会活動方針でもあります、ハンディキャップをお持ちの方々などを中心に、ご要望に応じて、社会貢献活動として実施しております。

ファンケルセミナー2015年度実績はこちら

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