ファンケルは、2013年4月「国連グローバル・コンパクト」に署名し、「人権」「労働基準」「環境」「腐敗防止」の4分野の10原則を受諾・支持して、経営していくことを宣言しました。
そして2016年度の活動を、「年次報告書」として、国連グローバル・コンパクトに提出しました。
「国連グローバル・コンパクト」本部に提出した「株式会社 ファンケル Communication on Progress2016年度版」は、こちらをご覧ください。
2017年度も新入社員の「人権」研修では、今年も「一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワークジャパン」のご協力で、講師に事務局長・大田圭介氏をお迎えし、実施いたしました。
研修は、はじめに国連グローバル・コンパクトの概要や意義、最新の活動などを大田さんにご紹介いただき、今年度、国連が積極的な活動として推奨するSDGs※についての具体的な内容や事例などをお話しいただきました。
後半はCSR推進室の従業員より、「ファンケルがお客様からの信頼を得るために取り組むべき人権問題とは?」をテーマにワークショップを行いました。新入社員40名を5名ずつの8グループに分け、原料調達・研究開発・製造・販売・配達など各サプライチェーンの視点からディスカッションを行い、グループごとに発表しました。はじめは、テーマに戸惑う表情も見受けられた新入社員でしたが、「人権問題を自分の立場や、お客様の立場になることで、発想が変わり、身近に考えることができた。」「課題に対して柔軟に思考する重要性に気づき、配属部署での自分の目標が見出せた」などと声が上がりました。
ファンケルは、国連グローバル・コンパクト署名企業として、CSR調達をはじめとするSDGsへの理解を社内に広げ、世界のための不の解消を常に考え、前進してまいります。
※SDGsとは、SDGs(Sustainability Development Goals)「持続可能な開発目標」の意味
2015年9月25日に採択された国連が定めた環境の持続可能性確保に重点を置いて検討されている国際目標のこと。国際社会の共通課題である17の目標と169の具体的な取組みを採択。各国は、SDGs進捗管理と年次報告を行う。