ファンケルでは全従業員を対象に、「セルフケアとハラスメント防止研修」を、1月7日~2月13日(全16日間)、の期間に35回、全事業所で実施し、約1000人の従業員が参加しました。
同研修は、従業員がストレスに振り回されずに対処できるように、自分の「物事の考え方」の傾向を知り、考え方を柔軟にすることで、職場でいきいきと過ごすトレーニンング法を学ぶこと。そしてハラスメントを正しく理解し、ひとり一人が意識を持ってハラスメントのない職場づくりに取り組んでいくことを目的に実施しました。
研修は、グループごとに分かれ、テーマごとに意見を発表し合うなど、終始、和やかな雰囲気で進みました。
受講者からは、「具体的に、被害にあった場合の、相手に対する言葉の選び方などを知ることができ、勉強になった」などの声があがりました。ファンケルでは、これからも従業員の心と身体のケアに役立つ情報を発信し、「健康経営」を推進する企業として従業員の健康を守る努力をしてまいります。
ファンケルでは、2018年度の「CSウィーク※(2008年より毎年開催)」を、「Thank you Week」と、名称を変更して、2018年11月、2019年1月に実施いたしました。
第一弾は、2018年11月12日~16日に実施し、日頃の感謝と労をねぎらう目的で、テレコミュニケーターのみなさんへ「感謝のメッセージカード」と「お菓子」が、同じ社屋で働いていただいている協力会社も含めプレゼントされました。
第二弾は、2019年1月16日~18日に実施。第一弾の目的は継続しつつ、カスタマーサービスセンターの社内認知を高める目的で、役員や従業員145人がお客様応対を「モニタリング」し、テレコミュニケーターがお客様ひとり一人に真摯に向き合う姿勢を体感しました。
期間中、休憩スペースはおしゃれなカフェに仕立てられ、カフェ店員に扮した新入社員より、飲み物のサービスもあり129人が楽しく利用しました。
これからもファンケルグループでは働きやすい職場環境を整えてまいります。
- ※CS Weekは「カスタマー・サービス・ウィーク」の略語で、コールセンターに従事する人々の労を報い賞賛しようという趣旨で、1992年に米国でジョージ・ブッシュ大統領が議会宣言して制定され、毎年10月の第2週は、様々な行事が繰り広げられています。この活動はヨーロッパ、アジア諸国にも普及し、日本国内では外資系企業のコールセンターから始まり、現在ではコールセンターの祭典として広がりをみせています。
ファンケルでは、社内の「CO2削減」に常に努めておりますが、従業員の「家庭」の「CO2削減」にも着目しています。
従業員の「家庭」の「CO2削減」とは、年に2回、半年分の電気・ガス・水道代が総務省発表の家族人数別数値を、5%下回っていれば達成とし、会社から「褒賞金」が出る施策で、「家庭でエコプログラム」と称し、2008年度より実施しています。
21回目を迎える今回は、従業員への活動の浸透率とエコライフへの興味が上がってきた結果として、達成者は、過去最高の338名となりました。
従業員からは、「子どもたちへの環境教育に役立っている」「家族全員で取り組んで、褒賞金でエコ家電を購入している」など家族を巻き込みながら、楽しんで取り組んでいる声が多く寄せられています。
「家庭でエコプログラム」は、ユニークな企業の取り組みとしても注目され、他社様からのお問い合わせも多く水平展開に繋げています。
ファンケルでは、今後も従業員が楽しみながら参加できる環境施策を積極的に展開していきたいと思います。
2018年12月21日に、「もっと何かできるはず基金」の運営委員が、寄付先訪問をしました。
「神奈川県立こども医療センター」はこどもを対象に高度先進医療を行っている、全国でも数少ない総合病院で、「リラのいえ」は、難病治療で入院する子供の家族が付き添いのために通院しやすいようにと、設けられた宿泊施設です。
多くの個人や企業がボランティアを行い2つの施設は運営されています。運営委員のコメントを紹介します。
神奈川県立こども医療センター及びリラの家の訪問は多種多様な「できる」に気付かされる貴重な機会でした。
院内を案内していただいた際、施設を利用されているご家族をお見かけしましたが、お子さんも親御さんもご家族皆さん笑顔だったのが印象的でした。
今回、現場の生の声を聴き、多くのスタッフ、ボランティア、寄付を送ってくれる方々の温かい思いと行動が、困難な状況の中でも笑顔を生み出すエネルギーの一つになっていると気付かされました。
私は、もっと基金を通してそのエネルギーの一部になれたことを誇りに思います。それが「共に生きる」ということなのだと思います。
今後も支援の輪がもっともっと広がるよう、微力ながら協力を続けたいと思います。
(ファンケル美健 東山 高樹さん)
リラの家 運営に携わる佐伯さん(写真中央女性)による説明
左から2人目が東山さん
ファンケルグループでは、社会貢献活動として、1988年より60歳以上のシニアが集まる福祉施設や特別支援学校(高等部)などで「メイク」や「身だしなみ」のセミナーを無料で実施しています。
2019年1月は、身だしなみセミナー13件、シニアいきいきメイクセミナー※3件、メイクサービス1件合計17件を実施しました。
※「シニアいきいきメイクセミナー」は、神奈川県の「健康支援プログラム」に認定されています。