ファンケルは、SDGsの社内啓発の1つとして、多様性を理解する活動を、従業員を対象に、定期的に行っています。
10月17日にはファンケル本社ビルで、「神奈川県聴覚障害者連盟」から、鷺原 由佳氏(認定 NPO法人 DPI 日本会議 事務局員)を講師にお迎えし、「精神障がい者の[実際]を通じて『障害者理解』について考える」講座を開催しました。
厚生労働省「患者調査」(2017年)のデータによると、精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加しており、400万人を超えています。内訳としては、多いものから、うつ病、統合失調症、不安障害、認知症などとなっています。そのうち「統合失調症」は、100人に1人の割合で存在するとも言われており、実は身近な存在です。
今回の研修は、「そもそも、精神障がいって?」、「私たちの日常生活」、「ともに働くためのヒント」の3部構成で、当事者の生の声を聴くことで病気を理解し、いろいろなヒントをもらうことができました。
参加者からは、「当事者の話はリアルで、とても心に響きました。」、「お互いに歩み寄る心が必要と感じました。」、「理解できない=怖い、となってしまうが、お互いを思いやることで偏見が無くなると思った。」などの声が上がりました。
ファンケルは、今後も「ダイバーシティ研修」を継続し、多様な価値観を認め合う風土をつくってまいります。
10月26日、横浜市栄区にある「社会福祉法人 訪問の家」で、「第10回 愛ひかりフェスタ」が開催されました。
「愛ひかりフェスタ」は、障がいのある方とボランティア達が協力し、模擬店での販売やライブパフォーマンスで、地域の方々を中心に、毎年、多くの人で賑わいます。
「訪問の家」と30年以上の交流があるファンケルは、新入社員を含む延べ77人の従業員が参加し、前日の準備から当日の模擬店での販売・片付けまでを担当しました。
ファンケルのブースでは、従業員ボランティアが制作した「手作り雑貨」や、「ファンケル青汁」を従業員が販売しました。ブースでの売上金55,650円は、会社からの寄付金50万円を添えて、「社会福祉法人 訪問の家」へ贈りました。
これからも、ファンケルは地域に根差した社会貢献活動を続けてまいります。
ファンケルは、元プロ野球選手による、子どもの野球教室「ファンケル キッズベースボール」(主催:報知新聞社)に特別協賛をしています。(後援:外務省、独立行政法人国際協力機構[JICA])
「ファンケル&PGAチャリティ」は、野球とゴルフを教える特別企画で、被災地支援活動として、これまで宮城県や福島県で2016年より開催してきました。
今回は「平成30年西日本豪雨」で被害の大きかった愛媛県で10月14日に開催し、会場となった愛媛県総合運動公園体育館に、県内在住の307人の方に来場いただきました。
野球は、高橋 由伸さん(ジャイアンツOB)、山口 鉄也さん(ジャイアンツOB)、西山 秀二さん(カープOB)、久保 文雄さん(ベイスターズOB)がキャッチボールやゴロの捕り方などを指導しました。
一方のゴルフは、日本プロゴルフ協会(PGA)会長でプロゴルファーの倉本 昌弘さんをはじめ地元のプロたちが、「スナッグゴルフ」の指導を行い、子供たちと一緒に保護者の方にもレッスンを楽しんでいただくことができました。
会場内に設置したファンケルのブースでは、ファンケル「満点野菜ジュース」の配布や「ファンケル商品」が当たるクイズも実施し、参加者にファンケルを知っていただく機会にもなりました。
これからも、子どもたちの未来のために、ファンケルキッズベースボールの活動を盛り上げていきます。
「フロアホッケー」は、障がいのある人もない人も一緒にできる年齢・性別不問の公式スポーツです。
10月5日、エフピコ杯 「第14回 全日本フロアホッケー競技大会」が、東京都葛飾区総合スポーツセンターで開催され、ファンケルグループ従業員たちが所属する「湘南シーガル」が参戦しました。
競技大会は、全国の強豪チームが勝利を目指し、応援する家族や仲間たちの声援で、熱気に包まれました。
「湘南シーガル」が、この大会に向けてメンバーで共有したテーマは、
・シュートする!
・シュートのために、「パック」を持っていなくてもゴールに向かって走る
・仲間を信じてゴール前のメンバーにパスを出す
以上のことをずっと練習を重ねてきました。
「今回の大会は、テーマの動きが実践できたことが良かった!」と、選手もコーチ陣も練習の成果を実感し、「湘南シーガル」は、すばらしいプレーで堂々の銀メダルを獲得しました。
参加したメンバーからは、「一人ひとりが主役になれた楽しい大会だった」、
応援の親御さんからは「選手たちの頑張りに元気と勇気をいただいた」
などの感想が寄せられました。
会場全体で清々しい汗を流し、深くコミュニケーションを取ることができた大会となりました。
ファンケルグループでは、社会貢献活動として、1988年より60歳以上のシニアが集まる福祉施設や、特別支援学校(高等部)などで「メイク」や「身だしなみ」のセミナーを無料で実施しています。
2019年10月は、身だしなみセミナー3件、視覚障がい者向けメイクセミナー3件、シニアいきいきメイクセミナー※8件、A×F Beautiful Smile1件、その他1件 合計16件を実施しました。
※「シニアいきいきメイクセミナー」は、神奈川県の「健康支援プログラム」に認定されています。