ファンケルの本社がある横浜市は、多様な人材が活躍する風土の醸成に力を入れています。
1月25日、パシフィコ横浜会議センターで、働く女性を応援する学びと、交流のイベント「横浜女性ネットワーク会議&ウーマンビジネスフェスタ」(主催:公益財団法人横浜市男女参画推進協会、横浜ウーマンビジネスフェスタ実行委員会)が開催されました。
会議の分科会では、ファンケルの海外営業部長がパネリストとして登壇し、「同僚は外国人〜ハマで広がるダイバーシティ~」というテーマで、外国人と働く職場環境について当社の事例を発表しました。
ファンケルでは、グローバル化や国内インバウンドの増加を背景に、外国人採用が年々増えており、海外営業部の半数が外国人という環境の中、文化の違いや言葉の障壁など様々な課題も抱えています。
登壇した海外営業部長は、「外国人従業員が日本に合わせている部分も多いことを理解し、お互いに歩み寄っていく姿勢が必要」と話しました。参加者からは、「外国人が職場で活躍できるよう、職場でどのような配慮しているか?」という質問があり、回答として「高い志をもって来日している人が多いので、本人が想い描いている理想の姿と現実にギャップがないか?の話を聞くようにしている」と説明しました。
これからも、ファンケルは多様性を認め合う心を大切にし、ダイバーシティを推進してまいります。
ファンケルは、「SDGs推進」の一環として、多様性を理解する社内研修を定期的に行っています。
1月21日は、ファンケル本社ビルで、株式会社 シルバーウッドから黒田麻衣子氏を講師にお迎えし、「VR×LGBT研修」を開催。102人の従業員が参加しました。
研修では、「LGBT×VR ~レズビアンオフィス編~」、「LGBT×VR ~告白の日~」、「ダイバーシティVR ~見えるようになって鈴木は~」 の3本のコンテンツを体験したあと、グループに分けられた参加者がディスカッションをして、各グループで出た意見を発表しました。
研修は、ただ聴くだけではなく「VRゴーグル」を通して“当事者”や“当事者の家族”になりきって体験することで、今まで気づかなかった、見えていなかったいろいろなものが見えてきました。
参加者は、「どこか他人事のような気がしていたが、“自分”や“自分の家族”が当事者だったら・・・と考える良いきっかけになった。生きづらさを感じながら生きている人の気持ちに寄り添えるようになりたい。」「まったく悪気なく、知らない間に当事者の人たちを傷つけていたかもしれない。気をつけます。」「今日体験した感想を、自分の部署内でも話してみようと思います。」などの声が上がりました。
ファンケルは、今後も「ダイバーシティ研修」を継続し、多様な価値観を認め合う風土をつくってまいります。
12月19日、横浜市立大学の環境問題やまちづくりを学ぶ学生、82人を対象に講話を実施しました。「CSR活動~見えない価値~」と「社員が夢を持って働ける会社」という2つのテーマで、CSRと人事を担当する従業員が講師となりSDGsとの関係性にも触れながら、ファンケルの取り組みを紹介しました。
CSRの担当者は、環境配慮の取り組みとして「持続可能な原料の調達」や「プラスチック使用量削減の商品開発」を伝え、人事の担当者は、「ダイバーシティの推進」と「働きやすい職場作り」について講話しました。
学生からは「エシカルな活動をしているファンケルを使ってみようと思った」「環境や人権に配慮している商品は、購入意欲も高まる」「環境に配慮されているものを使うことは気持ちが良い」といった感想が寄せられました。
環境や社会の取り組みは、ステークホルダーとの対話が大切です。
これからも、ファンケルは、未来を担う学生たちとの対話を重ねて、持続可能な社会を目指してまいります。
ファンケルグループでは、社会貢献活動として、1988年より60歳以上のシニアが集まる福祉施設や、特別支援学校(高等部)などで「メイク」や「身だしなみ」のセミナーを無料で実施しています。
2020年1月は、身だしなみセミナー13件を実施しました。
「シニアいきいきメイクセミナー」は、神奈川県の「健康支援プログラム」に認定されています。
神奈川県健康支援プログラムについてはこちら