9月25日に、グリーン購入ネットワーク主催の「SDGs研修会」にて、ファンケルSDGs推進室長の山本が登壇しました。
グリーン購入ネットワークでは、SDGsに取り組む様々な企業、団体を講師に招き、実践的に取り組むためのヒントを見出す研修会を開催しています。今回は「SDGs優先課題の整理」をテーマにオンラインで実施され、消費者庁、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、ファンケルが事例を発表しました。
ファンケルからは、「サステナブル宣言」の策定の経緯、優先課題の整理、SDGs戦略策定、従業員の啓発などを紹介しました。また、お客様やお取引先様とともに行う活動として、環境キャンペーンや、持続可能な調達基本方針を策定し、お取引先様へ実態調査を実施にしたこと等にもふれ、ウィズコロナ時代に向けたスピード感のある変化についても発表しました。
講演中チャットでの質問も多く寄せられ、関心を持って視聴していただきました。講演後のアンケートでは「事例が具体的で分かりやすく、自社で取り組む際の実践に役立ちそう」とのお声もありました。これからもファンケルらしいSDGsの推進に邁進してまいります。
ファンケルは、SDGsの社内啓発の1つとして、多様性を理解する「ダイバーシティ研修」を、従業員を対象に定期的に行っています。
9月は、10日・15日の2日間にわたり、LGBTをテーマにした映画「カランコエの花」上映会とディスカッションをオンラインにて実施しました。
「カランコエの花」は、LGBT当事者ではなく “取り巻く周囲の人々”にフォーカスを当て、彼らの過剰な配慮によって翻弄されていく当事者を描いた映画です。
今回の研修は、LGBTの基本知識、「カランコエの花」上映、グループディスカッションの3部構成としました。
上映会後のグループディスカッションでは、「もし、自分が同僚に“実は自分は性的マイノリティだ”と打ち明けられたらどうするか」などに対して、意見を出し合いました。
参加後のアンケートでは、「今日の内容を、自部署のメンバーにも共有した。」「帰宅後、家族にも内容を話した。」などの意見が多数寄せられました。
ファンケルは、今後も「ダイバーシティ研修」を継続し、多様な価値観を認め合う風土創りに努めてまいります。
ファンケルグループでは、社会貢献活動として、1988年より65歳以上のシニアが集まる福祉施設や、特別支援学校(高等部)などで「メイク」や「身だしなみ」のセミナーを無料で実施しています。
コロナウイルスの影響で、現在「ファンケルセミナー」の受付は中止していますが、特別支援学校に通う卒業前の生徒の皆さんへ“もっと何かできるはず”との想いから、「オンライン身だしなみセミナー」または「身だしなみBOOK」と商品サンプルの送付を実施いたしました。
9月25日はオンラインにて「東京都立 立川ろう学校」へ身だしなみセミナーを実施し、男子生徒のセミナー講師は、視覚に障がいのある従業員が務めました。
講師は、自己紹介のあいさつと、「拍手」や「素晴らしい!」「カッコいい!」などの簡単な手話を事前に習得し、当日はお互いコミュニケーションをとりながら、楽しくセミナーをすすめることができました。
オンラインでも、生徒の皆さんはとても真剣に授業を聞き、肌の様子など画面に近づいてよく見せてくれました。
ファンケルは、今後も、セミナーを通じた“不の解消”に取り組んでまいります。