12月4日、1987年より交流を続ける社会福祉法人「訪問の家*」(横浜市栄区)」との交流会が、サポートセンター「径(みち)」で行われました。
例年、通所者、ご家族、職員の皆さんをファンケル社屋にお招きして、お食事会を開催してきましたが、今年はコロナ禍のため、「交流会」として新しい形式で実施しました。安心して実施できる方法を双方で検討し、コミュニケーションに制限がある時期であっても、30年以上紡いできた交流を止めることなく、親睦を深める事ができました。
会場には、ファンケルグループの全従業員から贈られた手作りのクリスマスカード420枚と、前日にプレゼントした特大ケーキを美味しそうに召し上がっている、訪問の家の皆さんの写真が壁一面に飾られ、「みんなにエールを!」という交流会のテーマのもと、当日会場に来ることが出来なかった従業員も笑顔の写真を通じてエールをお届けすることができました。
通所者の方が、職員の方と協力して司会や進行を務め、ファンケル新入社員からのプレゼントした映像で、楽しい歌や踊りのビデオメッセージに合わせて全員で踊るなど、短い時間でしたが交流を深めることができました。
これからも、ファンケルは、「訪問の家」との交流を続け、地域とともに助け合う社会づくりに貢献してまいります。
*日本で初めての重度重複障がいを持つ方の通所施設
ファンケルの従業員と訪問の家との交流は、こちらをご覧ください
12月11日、一般社団法人ピリカ 代表理事 小嶌不二夫氏を講師に迎え、社内環境研修を開催しました。一般社団法人ピリカは、科学技術の力で環境問題の解決に取り組む団体で、2020年6月に「マイルドクレンジング オイル つめかえ」の発売と合わせて実施した「#あなたとできるエコ キャンペーン」の寄付先です。
小嶌氏は、学生時代に世界各国を回ったとき、現地のごみ流出問題を知り、解決を目指してピリカを起業した方です。研修では、ゴミ拾いを広げるSNSの開発やマイクロプラスチックの流出調査など、環境問題への様々な挑戦についてお話しいただきました。
従業員からは、「劣化した人工芝が海に流れ、マイクロプラスチックとなることを知らなかった。実態を知ることができた。」「海洋プラスチックは世界的な問題であることがわかった。企業姿勢が問われると感じた。」などの意見が上がりました。
海洋プラスチックの問題は企業単位で、取り組める事は限られており、同じ問題に取り組む団体と協力することで、より大きな力で立ち向かうことができます。ファンケルは、これからもパートナーシップを大切に、海洋プラスチックの問題にしっかりと取り組んでいきます。
ファンケルは、「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」という創業理念に基づき、地球環境・社会課題など「未来の不安」に立ち向かい、ステークホルダーとともに希望を創る活動をしています。
サステナブル宣言「未来を希望に」のもと、現在と未来を生きるこどもたちの笑顔のために、本社のある横浜市内の小学校の総合学習のお手伝いを実施しています。
12月17日は、横浜市立潮田小学校(横浜市鶴見区)6年生のみなさんに向けて、総合学習を実施しました。
新型コロナウイルスなど不安なことが多い現在、みんなができる「不の解消」をテーマに、ウイルスに負けない体づくり「免疫力アップのために自分たちができること」についてクラス毎に話し合ってもらいました。
活発な話し合いの中、「早寝早起き」・「運動」・「栄養バランスの良い食事」など、たくさんのキーワードが挙りました。
グループに分かれて、後の学習をより深めていく予定です。
ファンケルは、これからも、こどもたちが夢や希望をもって成長していけるよう、豊かな心を育むお手伝いを続けてまいります。
ファンケルグループでは、社会貢献活動として、1988年より65歳以上のシニアが集まる福祉施設や、特別支援学校(高等部)などで「メイク」や「身だしなみ」のセミナーを無料で実施しています。
コロナウイルスの影響で、現在「ファンケルセミナー」の受付は中止していますが、特別支援学校に通う卒業前の生徒の皆さんへ“もっと何かできるはず”との想いから、「オンライン身だしなみセミナー」または「身だしなみBOOKと商品サンプルの送付」を実施しました。
12月16日は、社会福祉法人東京ヘレン・ケラー協会 点字図書館と共催で、「オンラインスキンケアセミナー」を視覚に障がいのある女性へ実施しました。
フレッシュクリアシートのふきとりの後、見えない方にもプッシュ型で使いやすいと好評の「ビューティブーケ 発酵浸透化粧液しっとり」、「ビューティブーケピンつやホワイトゲル」を使用した基本のスキンケアをレクチャーしました。
参加者からは、「1プッシュで使う量が出てくるので便利」、「普段は肌を優しくいたわる時間が無いけど、ゆっくりみんなでおしゃべりしながらスキンケアする時間はとても大切だと思った」などの声があがりました。
ファンケルは、これからも、セミナーを通じた“不の解消”に取り組んでまいります。