5F 研究技術ギャラリー内測定ルーム

ビューティサイエンス
最新情報

このページでは、ファンケル総合研究所 ビューティサイエンス研究センターより
最新の研究データや、皆様の肌へのお役立ち情報を発信していきます。

ファンケルの独自技術ともいうべき無添加。その「ストレスフリー」設計が、肌の老化関連タンパクを調整していることに着目し、開発を進めてきた「角層バイオマーカー技術」は、ひとり一人異なる肌特徴を細胞レベルから解析する技術です。

角層バイオマーカー測定は、4F パーソナルソリューションコースでお受けいただけます。

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vol.17 エラスチンの加齢変化

 お肌の弾力維持にはコラーゲンが大事ということはよくご存知でも「エラスチン」の重要性はあまり認知されていないようです。ヒトのエラスチン含有量は、真皮の約2~5%で、コラーゲンの7分の1程度と量が少ないことが理由かもしれません。

 しかし、皮膚の老化において、エラスチンの変性はとても重要です。エラスチンは、コラーゲンと共に、線維芽細胞で作られ、コラーゲン線維を支える役割を持つ線維です。表皮と真皮の間の部分で、垂直方向に伸びる構造を作って、表皮を支えています。しかし、加齢によってコラーゲンやエラスチンが減少し、表皮を支えられなくなり、お肌の弾力の低下やシワの原因となるのです。

ファンケルではこのような皮膚の中の加齢変化をとらえるために、生体の組織内部が見える「組織透明化技術」を用いて、シワやたるみに関係する皮膚内部のコラーゲン線維やエラスチン線維の構造を3次元的に検討し、皮膚の老化メカニズム研究を進めております。

写真に示すように、加齢によりエラスチン線維が湾曲化し、コラーゲン線維が断片化します。 また、コラーゲンとエラスチン線維が互いに絡みあって構造を支えている真皮内の構造が、加齢によって絡み合いが少なくなることが、弾力の低下やシワの原因となっていきます。

加齢によるエラスチンとコラーゲンの変化

角層のタンパク質は、皮膚の中の見えない動きを予測します。

 これらの皮膚の内部構造の変化の大きな原因は紫外線ダメージ。そして、日頃のストレスの蓄積。
これらは、皮膚の中で知らず知らずのうちの変化を起こし、加齢とともに皮膚の上にも現れてくるのです。 ファンケルではこの皮膚のなかで起こる「老化リスク」を角層細胞に含まれるタンパクから解析する「角層バイオマーカー」を開発し、それに対応するアンチエイジング成分の開発を進めてきました。
 三次元皮膚モデルを用いて、細胞代謝に関わる「細胞修復タンパク」を増加させる美容成分を塗布すると、このタンパクが増加していることがわかります。
 ファンケルスクエア5階研究技術ギャラリーではこれらの研究の一部を展示し、わかりやすくご紹介しています。 細胞レベル、タンパクレベルで自分のスキンケア方法と向き合ってみては?

皮膚の中の見えない動きを予測


三次元皮膚モデル