5F 研究技術ギャラリー内測定ルーム

ビューティサイエンス
最新情報

このページでは、ファンケル総合研究所 ビューティサイエンス研究センターより
最新の研究データや、皆様の肌へのお役立ち情報を発信していきます。

ファンケルの独自技術ともいうべき無添加。その「ストレスフリー」設計が、肌の老化関連タンパクを調整していることに着目し、開発を進めてきた「角層バイオマーカー技術」は、ひとり一人異なる肌特徴を細胞レベルから解析する技術です。

角層バイオマーカー測定は、4F パーソナルソリューションコースでお受けいただけます。

4F パーソナルソリューションコースへ >>


vol.11 冬はなぜ「ターンオーバー」が滞る?

 寒さも本格的なこの季節、代謝の低下を感じていませんか?
お肌の土台をつくり若々しい肌を維持するために欠かせない「ターンオーバー」。
でも滞るとお肌はゴワゴワカサカサに・・・

ターンオーバーとは?

 肌の奥の表皮の底の部分(基底層)では細胞が絶えず増え、形を少しずつ変えながら表面に押し上げられ、角層になります。表面の角層はしだいに垢となってはがれ落ちていきます。この流れがいわゆるターンオーバーです。若いときは約1ヵ月といわれていますが、加齢にともなって、細胞が増える力が低下するばかりでなく、角層をはがす力も低下するので、ターンオーバーに3か月もかかってしまう場合もあります。その結果、年齢が高くなると表皮が薄く、角層が厚くなってしまいます。(図1)

「生み出す力」と「はがす力」

 ターンオーバーを良くするには、まずはお肌に栄養を与えて、細胞を元気にして生まれ変わりを助けること。
血流が低下することでお肌に栄養が届かなくなります。運動やマッサージなどで血流を上げて生まれ変わりを助けましょう。
 もうひとつは古い角層をはがす力を高めること。
そのカギとなるのが角層をはがすハサミのような働きを持つ酵素「KLK7」です。私たちはこのKLK7とハリの関係について研究を進めています。研究の結果、KLK7不足によるターンオーバーの滞りと、ハリの低下に関係があることがわかりました。(図3)

KLK7が働く環境

 角層をスムーズに切り離してあげるにはKLK7がきちんと働くことですが、そのために欠かせないのが「水分」。KLK7は水分がないと働けません。冬の血流の低下に加え、乾燥による水分不足は、まさにターンオーバーが滞る原因に。そのために必要なのが「保湿」。保湿は乾燥対策だけでなく、KLK7の働きを助け、肌を生まれ変わらせることで、弾力(お肌のハリ)の維持にもつながるのです。
(研究詳細は研究所のホームページへ http://www.fancl.jp/laboratory/report/27.html

お肌のハリと年齢

 弾力(肌のハリ)に一番関わるのは年齢です。加齢による弾力低下は避けて通れないのですが、実は、20代30代の若い方でも、60代なみの弾力の方も少なくありません。2017年1月~2月に5階未来肌研究室にて、「ハリ肌チェック」にご参加いただいた方は、20代から80代まで、計325名。その結果でも、30代なのに60代の平均弾力より低い人が27%、40代では41%という結果でした。
 角層の厚くなる冬には弾力が低下します。(図4)年齢にまけないお肌の弾力UPには、冬の血流UPと保湿対策で、生み出す力と剥がす力を高めましょう。