5F 研究技術ギャラリー内測定ルーム

ビューティサイエンス
最新情報

このページでは、ファンケル総合研究所 ビューティサイエンス研究センターより
最新の研究データや、皆様の肌へのお役立ち情報を発信していきます。

ファンケルの独自技術ともいうべき無添加。その「ストレスフリー」設計が、肌の老化関連タンパクを調整していることに着目し、開発を進めてきた「角層バイオマーカー技術」は、ひとり一人異なる肌特徴を細胞レベルから解析する技術です。

角層バイオマーカー測定は、4F パーソナルソリューションコースでお受けいただけます。

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vol.12 春の炎症・夏の炎症 ~季節と肌の深い関係~

 冬は、空気の湿度低下から起こる乾燥が肌のバリア性を低下させます。
しかし、春には春のトラブルが・・・。
春の気温上昇による皮表の体温変化は、角層の細胞同士を埋める細胞間脂質の脂質構造を乱す元にもなり、バリア性を低下させます。加えて、春の花粉やほこりが、肌につくことで、肌奥の炎症を起こしやすくなります。

 ファンケルが開発した「角層バイオマーカー」は、血液検査で体内の炎症が起こっているのを確かめるのと同じように、角層に含まれるタンパク質を解析して、肌の状態を調べる方法です。 刺激感受性タンパク(HSP-27 )は、様々な刺激に反応し、皮膚の防御にも大きく関わるタンパク質ですが、刺激を受けやすい敏感な肌は、この刺激感受性タンパクが多く発現しています。 三次元皮膚モデルを用いて、刺激感受性タンパクを調べると、花粉やほこりの刺激で、刺激感受性タンパクが増加していることがわかります。(図1)

 そして、夏。
 夏は、皮脂分泌も活発になり、皮脂が毛穴に詰まって、「ニキビ」という炎症を起こしやすくなります。炎症というと、紅く腫れている状態のことだけを考えがちですが、「皮膚の中で静かに起こっている炎症」がニキビに大きく関わります。皮膚が赤くなっていなくてもニキビのできやすい人は、炎症性因子となるタンパク質NGALが皮膚の細胞からたくさんつくられています。(図2)
 ファンケルと東邦大学医学部との共同研究の結果、NGALは、ニキビのできる頻度が高くなるほど多く、また、治療によって重症度が下がれば、少なくなることがわかっています。しかし、見た目のニキビは治っても、健常の人のレベルまでは低下しません。皮膚内部では細かい炎症がくすぶっていることで、ニキビが繰り返されやすいと考えられます。

 

 このような皮膚内部の炎症は、保湿不足によるバリア低下が原因のひとつです。日頃の保湿ケア不足は、バリア性を低下させ、炎症の起きやすい肌へと傾かせてしまいます。洗顔は、低刺激性の洗浄剤で優しく洗いましょう。また、保湿ローションは、アルコールの入らない低刺激性のスキンケアでうるおしましょう。
 また、ファンケル銀座スクエアでは、角層のタンパク質を解析し、肌悩みの根本原因や肌ダメージリスクを解析する「角層バイオマーカー解析」を用いたカウンセリングメニュー「スキンソリューションコース」をご用意しております。お悩みの元をしっかりと解析して日頃のスキンケアにお役立てください。
1回/3,500円(約90分+解析時間)
http://www.fancl.jp/ginza-square/beauty/counselling.html