ファンケルレポート 2020
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基本方針● パリ協定に基づき、2030年度までに、CO2排出量△26% (2013年度比)を目指す● 環境の「製品対策」と「啓発活動」を強化し、ブランド価値向上と売上拡大を目指すSDGsの勉強会環境にやさしいものづくり環境にやさしい紙の採用製品の包材は、FSC認証紙※等の環境にやさしい紙を採用しています。また、2019年3月から順次、直営店舗のポリエチレン製のお買い物袋を廃止しFSC認証紙の紙袋に切り替え。レシートや、通販の情報誌にもFSC認証紙を採用しています。植物由来プラスチック容器とつめかえ用を開発スキンケアライン「エンリッチ」「モイストリファイン」「ホワイトニング」の化粧液と乳液の容器は、本来捨てられるはずのサトウキビの搾りかすを原料にした「植物由来プラスチック」を採用。2020年6月には、主力製品である「マイルドクレンジング オイル」のつめかえ用を発売しました。「容器を捨てるのはもったいない」というお客様からの声で開発を始めました。お風呂場で使用する製品であり、抗菌面等のハードルが非常に高く、品質確認に時間を要しましたが、つめかえを実現できました。本体比較で約82%のプラスチック量削減につながっています。お客様とともに行う取り組みHAPPYエコサイトとFANCLエコマーク環境活動のテーマを「HAPPYエコ~お客様とともに未来をつくる~」と定め、お客様参加型の活動を目指しています。お客様に環境にやさしい製品を選んでいただくために、自社の環境基準を満たす製品には「FANCLエコマーク」を付け、環境情報を「HAPPYエコサイト」で発信しています。従業員の環境教育従業員のSDGsや環境への理解を深めるため、勉強会を実施。2019年度は、役員、研究員など対象別に業務に合わせたテーマで開催しました。また、本社がある横浜市の水源地の一つ、山梨県の道志村「道志の森」の保全に横浜市水道局と共同で取り組み、間伐作業や植樹を行っています。これらの取り組みが認められ、「環境人づくり企業大賞2019」(主催:環境省、環境人材育成コンソーシアム)で大企業区分「優秀賞」を受賞しました。※ FSC認証紙は、国際的なNGOである「FSC® (森林管理協議会)」の規格に則り、適切に管理されたFSC®認証林、再生資源および、その他管理された供給源からの原材料でつくられています。HAPPYエコサイトwww.fancl.jp/happy_eco/環境にやさしい紙を採用容器に植物由来プラスチックを採用つめかえでプラスチック使用量を削減FANCLエコマーク36

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