ファンケルレポート 2020
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基本方針● 経営の透明性、客観性の向上を目指す● 株主・投資家との対話を強化 株主還元を強化指名・報酬委員会の設置役員候補者の指名および役員報酬の決定に独立社外取締役が主体的に関与し、手続きの公正性、透明性および客観性を確保するため、代表取締役社長執行役員の諮問機関として、「指名・報酬委員会」を設置しています。委員長および委員の過半数を独立社外取締役とし、当社の取締役、執行役員等の指名に関する事項のほか、報酬制度の設計、個人別の報酬の額の検討等を役員報酬制度取締役の報酬は、毎月一定額を支給する月次報酬、長期インセンティブとしての株式報酬型ストック・オプション、中期インセンティブとしての業績連動型株価連動報酬制度(ファントム・ストック)で構成され、さらに月次報酬は、役割や責任の重さに基づき決定される基本報酬と、前期における年度計画(営業利益)の達成率や個人の業績評価等に基づき毎年決定される変動報酬に区分されます。ただし社外取締役については、基本報酬のみを支給します。これらの決定は、「指名・報酬委員会」の審議を経て取締役会から授権され行い、代表取締役社長執行役員に意見を具申しています。2019年度は4回開催しました。取締役の選任は、性別・年齢・国籍の区別なく、それぞれの人格および識見等を十分考慮し、創業理念「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」、経営理念「もっと何かできるはず」を正しく理解・実践し、取締役としての職務と責任を全うできる者を選任する方針としています。た代表取締役社長執行役員が行います。株式報酬型ストック・オプションは、在任期間を通じて株主価値の向上へのインセンティブを与えることを目的として、1株当たりの行使価格を1円とし、退任後10日以内において一括してのみ行使可能な新株予約権です。ファントム・ストックは、一定の期日における株価に応じて支給額が決定される金銭報酬で、株価のみならず中期経営計画に定める業績目標(連結売上高および営業利益)の達成度合いに支給額が連動します。役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)役員の員数(名)月次報酬株式報酬型ストック・オプションファントム・ストック取締役(うち社外取締役)436(26)329(26)78(-)28(-)13(3)監査役(うち社外監査役)39(21)39(21)-(-)-(-)4(3)株式報酬型ストック・オプション変動報酬基本報酬ファントム・ストック月次報酬業績株価役員報酬体系[長期インセンティブ][中期インセンティブ]×2019年度の役員報酬等42

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