ファンケルレポート 2021
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障がい者の雇用は100人を超え、障がい者雇用率3.74%となりました。今後はインクルージョンをさらに進めていき、これまで以上にさまざまな職場で障がい者が活躍できる仕組みづくりを強化し、2030年度には障がい者雇用率5%を目指します。ステークホルダーの皆様へ私たちは、「世界中を、もっと美しく、ずっと健やかに そして世界中で愛される会社に」を「VISION2030」で掲げています。私はこの中の「愛される会社」というフレーズをとても大切にしています。コロナ禍という厳しい環境のなかで、私は改めてファンケルは本当に愛されている会社であると実感しています。お客様、取引先からの信頼もあり、従業員のロイヤリティも高く、個人株主や機関投資家の皆様も長期的に当社株式を保有し、応援してくださる方が多いです。だからこそ、私はこの先もこれまで以上にその期待に応えていくという強い信念を持っています。そのためには、常にステークホルダーの皆様に耳を傾け、事業戦略に反映させるとともに、より健全で透明性のある経営の実現に向け、ガバナンス体制をますます強化していく必要があります。2020年6月以降は「指名・報酬委員会」の委員長を私から社外取締役に変更し、社長を含む役員の人事や報酬において経営の透明性を高めました。また現在、取締役会には4人の社外取締役が参画していますが、それぞれ異なる経験や専門スキルを持っており、非常にバランスの取れた構成になっています。この力をファンケルの将来の発展につなげるため、2020年度から社外取締役としっかり議論する場として、「DX」、「SDGs」、「中期経営計画」などの重要テーマを定め、テーマセッションを年に数回設けています。毎回膝を突き合わせた議論は白熱し、さまざまな気付きを与えてくれています。私たちファンケルは、これからもステークホルダーの皆様の声にしっかりと耳を傾け、事業戦略に反映し、さらなる企業価値の向上に努めていきますので、今後とも当社への理解と一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ステークホルダーの皆様の声にしっかりと耳を傾け、事業戦略に反映し、さらなる企業価値の向上に努めます13

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