ファンケルレポート 2021
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エネルギー・CO2排出量削減ファンケルグループは気候変動対応・CO2排出量削減を環境の最優先課題とし、脱炭素社会への貢献を目指します。対応方針● 企業活動に必要なエネルギーの使用効率を高め、省エネルギーに努めます。● 太陽光パネルの設置や、電力切り替え等により、再生可能エネルギーを活用します。● お客様、お取引先様とのパートナーシップを通じて、サプライチェーン全体のCO2を削減します。● 人にやさしく安全性の高い、環境・生態系負荷の少ない製品・サービス設計に努めます。関西物流センター太陽光パネル(滋賀工場)横浜市風力発電事業に協賛(t-CO2/億円)CO2排出量(t-CO2)2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度■ CO2排出量(左軸)● 売上高1億円当たりのCO2排出量(右軸)15,00010,0005,000016.014.012.010.08.06.011,95610,66510,36811,65611,75112.48.49.010.79.6CO2排出量削減の取り組み2008年より家庭でのエコ活動を応援する「家庭でエコプログラム」に取り組んでいます。電気、ガス、水道の使用料金の合計が、世帯別全国平均5%を下回っていれば、家族の人数に応じてギフト券を贈呈しています。この活動は従業員の環境意識向上と、お子様がいる家庭の環境教育にもつながっています。従業員参加型取り組み内容中期経営計画では、太陽光パネル等の再生可能エネルギー設備や省エネ設備の導入といった従来の取り組みに加え、新たに再生可能電力の購入を戦略的に行い、2050年度までにCO2排出量実質ゼロを目指します。工場・オフィスでの対策では、グループ全体のエネルギーの使用状況を一括で把握し、効率的な省エネ対策に取り組んでいます。工場では、休日と夜間の稼働を抑制し、省エネとコスト削減に努めています。工場では、従来より群馬工場と滋賀工場に太陽光発電システムを導入。2020年度は、2工場合わせて使用電力の14.5%を太陽光発電で賄いました。新たに2021年6月に稼働した関西物流センターで太陽光発電システムを稼働させ、さらに2021年4月に稼働したサプリメント製造の三島工場は、2021年度中に太陽光発電システムを導入予定です。すでに導入済みの群馬工場・滋賀工場と合わせて国内4拠点で、太陽光パネルが稼働となる予定です。その他にも再生可能エネルギーの利用促進として、横浜市が推進している「横浜市風力発電事業」に協賛しています。自治体とのパートナーシップにも取り組み、再生可能エネルギーの活用を通したSDGsへの貢献を進めていきます。31

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