ファンケルレポート 2021
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3つの重点テーマ1環境 自然と調和した事業活動のためにプラスチック使用量の削減海洋プラスチックの問題にも対応し、容器等のプラスチック使用量の削減に努めます。対応方針容器回収リサイクル2021年7月より、お客様から使用済みの化粧品容器を一部の直営店舗で回収します。容器回収を通じて、お客様とともに循環型社会の実現に貢献します。取り組み内容容器本体のプラスチック量削減化粧品の「マイルドクレンジング オイル」では、ボトルの軽量化に取り組み、現在までに、ボトルに使用する樹脂量を約39%(2004年比)削減しました。サプリメントでは、2013年からアルミパウチ袋の厚みを11%カットし、削減に努めています。環境にやさしい素材へ基礎化粧品の容器に植物由来プラスチックを採用し、石油由来プラスチックを従来の1/3削減しました。「ディープクリア洗顔パウダー」では、容器の一部に植物由来プラスチックを配合するとともに、プラスチック包装から紙へと切り替えました。つめかえ製品でプラスチック削減2020年新発売した「マイルドクレンジング オイル」のつめかえ用では、年間でのプラスチック削減量26.9t、本体比較で82%削減に貢献しています。アテニアにおいてもつめかえ用容器を数多く展開しています。● 4R(Reduce、Reuse、Recycle、Renewable)という観点で、製品やサービスのプラスチック削減に取り組みます。● 4Rのいずれかで、2030年度までに100%サステナブルな容器包装を目指します。● 化粧品事業では、植物由来・再生由来プラスチックの使用率を30%を目指します。紙とプラスチックの使用量削減2021年1月より、従業員が職場における紙の使用量の削減と、プラスチック利用の軽減にチャレンジする「ファンケル グリーンチャレンジ」をスタート。容器回収リサイクルに従業員も参画します。従業員参加型内脂サポートアルミパウチ袋マイルドクレンジング オイルつめかえ用容器回収BOXアテニアエコボトルアテニアつめかえ用容器エンリッチプラス植物由来、再生由来プラスチックを採用ディープクリア 洗顔パウダー紙パッケージ2004年 30g現在 18.2gマイルドクレンジング オイル プラスチック量■ Reduce(容器樹脂の削減)■ Recycle(容器回収リサイクル)■ Renewable(プラスチック以外の素材に代替)■ Reuse(つめかえ容器化)ペットボトルのキャップを容器にキリンビバレッジ株式会社の商品生産時に排出されるキャップを再生樹脂化し、アテニア製品の一部に採用しました。ペットボトルのキャップ由来の再生樹脂を化粧品容器に採用することは、国内の化粧品業界で初めての取り組みです。スキンクリア クレンズ オイル エコパックスパウト部分に採用32

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