ファンケルレポート 2021
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ファンケルグループは「人間大好き」の企業文化を大切に、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、地域コミュニティの活性化を図り、誰もがイキイキと輝ける社会づくりに貢献していきます。創業以来、女性や障がい者などさまざまな価値観や考えを持つ多様な人材が活躍してきた風土は、企業活動の原動力になっています。この強みを最大限に発揮し、社会に活力を提供していきます。働き方働きやすい職場づくり従業員の心身の健康を第一と考え、イキイキと働ける環境づくりに積極的に取り組んでいます。在宅勤務制度やフレックスタイム制などの制度面の充実に加え、メンタルヘルス対策、保健師による健康管理等を進めてきましたが、さらなる健康経営の推進に向けて、産業医や保健師、人事担当が中心となり、ヘルスサポートシステム(HSS)を活用し、各種取り組みを進めています。コロナ禍での従業員の安全確保ファンケルでは新型コロナウイルスの感染拡大時に、在宅勤務の強化や本社に集約していたコールセンターを分散化する等、従業員の安全確保を最優先に対応を実施してきました。働き方では、これまで運用していた在宅勤務制度を拡大し、時差出勤やオンライン会議を推奨。さらに在宅コールセンターの運用を開始するなど、従業員の安全確保と柔軟な働き方を実現しました。※ 国内グループ連結2020年度2019年度16.1日15.0日有給休暇平均取得日数3.5時間4.2時間平均月間時間外労働100%100%健康診断受診率97.7%97.6%ストレスチェック受検率81.6%82.0%従業員満足度「みんな違ってあたりまえ」のスローガンのもと、多様な人材が活躍できる職場づくりを目指して、各種制度の整備や、理解促進のための教育に取り組んできました。常に心がけているのは「制度を作るだけではなく、当たり前に活用されることが大切」ということ。従業員が長くイキイキと働けることが、企業の成長には欠かせないと思っています。昨年、創業40周年の取り組みを通して、ファンケルは改めてお客様との強い絆を実感しました。そのことで、従業員の会社に対する愛着も一層深まったと感じています。これからも、個人の違いを受け入れるだけではなく、一人ひとりがさらに活躍の場を広げることで、お客様にも、従業員にも永く愛される会社であることを目指します。人事部 人事企画グループ 課長 和田 聡美Voice〜従業員の声〜3つの重点テーマ3重点課題定量目標❶ ダイバーシティ&インクルージョンの推進❷ 地域社会への貢献❸ 美と健康の教育機会の創出貢献するSDGsさらなるエンゲージメント向上に向けて地域社会と従業員女性管理職比率 2023年度までに障がい者雇用率 2030年度までに50%(2020年度:46.5%)5%(2020年度:3.7%)誰もが輝ける社会をつくるために36

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