ファンケルレポート 2021
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ダイバーシティ&インクルージョン「人間大好き企業」のファンケルグループは、『みんな違ってあたりまえ』というスローガンのもと、さまざまな価値観や考え方を持つ多様な人材が個性や能力を発揮し、新しい価値を生み出し続けることを目指しています。性別や年齢、障がいの有無など、価値観や考え方、働き方等の多様性を、お互いに尊重し認め合い、一人ひとりがイキイキと輝ける環境のもと、チームワーク力を発揮し、変革と価値創造を推進していきます。女性の活躍推進内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」ミーティングで代表取締役社長の島田が行動宣言を発表。また、「かながわ女性の活躍応援団」にも応援団員として参加しています。ファンケルには、創業時から男女が支え合い、ともに活躍できる風土があります。「出産・育児」との両立を支援するため、短時間勤務の拡充や、フレックスタイム制、在宅勤務など多様な働き方で仕事との両立を支援し、育児休業復帰率は100%となっています。女性管理職の積極的な登用や、女性のキャリア開発を実施し、2023年度までに女性の管理職比率50%を目指しています。障がい者雇用、特例子会社ファンケルスマイル特例子会社ファンケルスマイルは、障がいのある方の自立支援を目指して、1999年2月に設立しました。以来、化粧品の包装、お客様向けのダイレクトメールの発送、パソコンを使ったデータ入力や名刺印刷など、グループ内の業務を請け負い、活躍の場を広げています。2019年千葉工場、関東物流センター、2021年2月には関西物流センターへと勤務地を拡大し、グループ全体では目標としていた障がい者雇用100人体制を達成しました。現在、国で定めている法定雇用率は2.3%ですが、現在ファンケルは3.7%です。2030年度には5%を目指し、計画的に体制の整備を進めます。シニアの活躍「アクティブシニア社員」は、2017年4月からスタートしました。労働意欲が高く、今後も会社で力を発揮できる65歳以上の従業員を再雇用する制度で、現在13名のアクティブシニアが活躍しています。また、2020年4月より正社員の定年年齢を60歳から65歳へ延長しました。従業員が安心して長く勤めることができる環境を整備し、年齢にかかわらず活躍できる場を提供しています。人材の活躍を支えるためにアソシエイト正社員介護、長期療養が必要な身体の病気、身体障がいなどの理由により、正社員の就業ルールでは継続勤務が難しい方を対象に、仕事と生活を両立するために設置された社員区分です。障がいの内容に応じて専門機材を導入し支援を行っています。現場の配慮と協力を得ながら、生活と仕事を両立することができます。2008年厚生労働省認定「くるみん」を取得「PRIDE指標2020」においてブロンズ賞を受賞2016年厚生労働省「えるぼし」企業に認定「がんアライアワード2020」で「ゴールド」を受賞ファンケルグループの障がい者雇用数・雇用率(3月31日時点)(人)2016年2017年2018年2019年2020年120020604080100(%)8.002.04.06.0608110352532.33.03.72.42.4■ 障がい者雇用数(左軸)● 障がい者雇用率(右軸)ファンケルスマイルはさまざまな職域で活躍の場を広げています視覚障がいのある従業員は拡大読書器を活用37

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