ファンケルレポート 2021
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「不」の解消のあゆみどんなに小さな不満、不安、不便からも目をそらさず、常識にとらわれない感性と独創性で、世の中にある「不」の解消に挑戦するのが、ファンケルの企業活動の原点です。不満を満足に、不安を安心に、そして不便を便利に。美しく健康に生きることを支援するため、最高レベルの安全で安心な製品、サービスを提供しています。さらなる多くの「不」の解消を目指して。これからも続く私たちの挑戦です。創業者の池森賢二が化粧品販売を個人創業化粧品の通信販売を開始1970年終わりから80年代、化粧品に使用されている防腐剤など添加物が原因の皮膚トラブルが大きな社会問題に。1980お客様が商品を受け取る際の「不便さ」を解消し、配送を効率化する「置き場所指定お届けサービス」を開始1997“容器が区別しにくい”という方へ向けて「どなた様にも使いやすく」という想いからファンケル独自の「タッチマークシール」が誕生1998一人の社会人として「自立」できるように支援することを念頭に置き、障がい者雇用を推進する株式会社ファンケルスマイル(特例子会社)を設立19991982世界初 完全無添加化粧品が完成ファンケルの無添加化粧品は、添加物による皮膚トラブルの解消を目指し、当時の化粧品業界にはない「全く新しい発想」から生まれました。常に新鮮な製品を使っていただくため、製品に「製造年月日」を表示することを考案。防腐剤が入っていないため、1週間で使い切っていただける量を、小さなバイアル瓶に詰めて販売することにしました。「通信販売」という販売チャネルも、製品の鮮度を保つための一つの解決策として決断しました。1994健康食品事業開始「美と健康」領域での「不」の解消へ1994年「価格破壊宣言」とともに栄養補助食品の通信販売を開始し、健康食品事業の全国展開が始まりました。当時の日本では健康食品は非常に高価でした。ファンケルが日本で初めてサプリメントという言葉を使って販売し、定着させました。「サプリメントは本来毎日摂り続けてこそ効果が出るもの。お手頃な価格で健康食品を提供したい」と価格破壊というキーワードで始めた健康食品事業は、当時のお客様のニーズとマッチし、注文が殺到しました。後に、1999年には発芽玄米事業、2000年には青汁事業をスタートさせました。1989高品質・ハイセンス・リーズナブルプライスをコンセプトにした「アテニア化粧品」の販売を開始化粧品は、価格が高いほうが効果のあるものという概念を覆し、消費者目線で、「美しさに確かな手ごたえのある商品」を、毎日続けられる価格で発売。世の中の常識とは相反するコンセプトでお客様の支持を獲得しました。02

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