ファンケルレポート 2021
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地域とのつながりファンケルグループの社会活動の原点は、横浜市内の旧本社の近くにあった重度・重複障がい者の通所施設である社会福祉法人「訪問の家」との出会いです。1987年に、ファンケル創業者の池森賢二が同法人の施設を見学したことがきっかけとなり、交流が始まり、現在もその絆は続いています。地域のためにも、“もっと何かできるはず”。地域の活性のため、これからもさまざまな活動をしていきます。寄付・寄贈“もっと何かできるはず”を事業だけでなく、社会活動にも活かしたいという想いから「お客様のポイント寄付」、「株主様の寄付」、従業員による寄付活動「もっと何かできるはず基金」など、さまざまな寄付活動を行っています。社会が抱えるさまざまな課題に対して、「不」の解消を目指し、積極的に社会活動に取り組んでいきます。コロナ禍における寄付・寄贈ファンケルグループでは、新型コロナウイルスの影響で困難な状況にある人々を思い、労わるため、お客様、株主様とともに「不織布マスク」の支援や、「自社製品」等の寄付を行いました。お客様からいただいた善意のポイント寄付により、全国老人保健施設協会に不織布マスクを57,000枚寄贈。また、911名の株主様のご賛同をいただき、公益社団法人全国老人保健施設協会に不織布マスク約53,550枚を寄贈いたしました。ファンケル銀座スクエアでは、「医療従事者の皆様に感謝とエールをお届けしたい」という想いを込めて、動画を配信し、視聴回数に合わせ、日本赤十字社に寄付しました。ファンケル神奈川SDGs講座~未来を希望に~2021年度から、新たな取り組みとして神奈川県内の子どもたちに対してSDGsの大切さを伝える講座を展開しています。小学生向け・高校生向けに、ファンケルが取り組むSDGsや、子どもたち自身に関わりの深いSDGs課題について一緒に学びを深めていきます。ファンケルは、未来を創る若い世代がSDGsを理解・推進していくお手伝いをし、未来を希望に変えていきます。また、2021年4月30日から免疫機能を維持する機能性表示食品「免疫サポート」を通じて社会に貢献できる「免疫サポートプロジェクト」をスタート。医療従事者等への寄贈を行っています。ファンケルは、これからもお客様・株主様とともに社会課題解決に貢献していきます。神奈川県下で新型コロナウイルス患者の看護にあたる8つの病院の看護師に寄贈神奈川SDGs講座の様子※ファンケルメンバーズサービスでお買い物のたびに貯まるファンケルポイントを500ポイント以上100ポイント単位で寄付できる仕組み。項目2020年度寄付実績主な寄付先お客様のポイント寄付※2,549,677円公益社団法人日本フィランソロピー協会など不織布マスク57,000枚公益社団法人全国老人保健施設協会株主様の寄付1,233,000円日本赤十字社不織布マスク53,550枚公益社団法人全国老人保健施設協会従業員による寄付活動「もっと何かできるはず基金」4,697,488円公益社団法人日本フィランソロピー協会など不織布マスク100,000枚社会福祉法人日本保育協会39

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