ファンケルレポート 2022
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0505国内、海外売上高比率2021年度海外12.8%国内87.2%1821イントロダクションこのように、ファンコミュニティは、常に半歩前を意識し、お客様の期待を超えた価値を生み出す源泉となり、お客様のブランドへの信頼と愛情を醸成する場になりました。これらの改革を経て、ブランドの本質的な強みを発揮する環境が整った結果、2017年度には過去最高売上を更新し、2021年度もコロナ禍で多くの化粧品会社が苦戦する中、大きく躍進しました。天猫国際「Attenir艾天然海外旗艦店」ビジネスモデルわずに不変ですが、その需要層は日本と中国では異なるため、中国向けに付加価値をアレンジした製品開発を推進しています。これらの取り組みにより、2021年度の売上高は大幅に伸長しました。さらに、2023年度には一般貿易販売を開始すべく、準備を進めています。そして何より、アテニアが今後も持続的に成長していくためには、創業者のDNAを100年先も引き継ぐことが重要です。時代の変化に合わせて常に原点に立ち返りながら、どう進化していくのかが、目下、命題だと思っています。大人女性の声にならない本音に寄り添い、その期待を超える価値を提供することこそが、アテニアという企業の使命であると考えています。そして、「アテニアは常に世にない価値を生み出し続けている」とすべてのお客様に確信していただけるブランドへと育てていきます。サステナビリティデータセクションアテニア化粧品売上高(億円)150マネジメント2021年度1039310086502008年度2009年度2010年度2008〜2020年度の売上高は、同基準を適用した場合の試算値。80767666722012年度2015年度2011年度2013年度2014年度122120107111852016年度2017年度※ 2021年度から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用。2018年度2019年度2020年度1510越境EC売上高(億円)201372021年度112019年度2020年度中国展開アテニアは2010年に中国進出にトライしたものの、一度撤退した歴史があります。そのような中、中国からのインバウンド需要が高まった2015年頃、以前、現地で使用していた中国語のブランド名「艾天然(アイテンラン)」が中国のお客様に浸透していることを間近で感じる機会があり、中国への事業展開にチャンスがあると確信しました。2019年から越境ECを本格展開し、業績を順調に伸ばしています。中国事業では、以前、中国の現地法人で働いていた中国人スタッフが活躍していることに加え、フラットでコンパクトなアテニアの組織の特徴も奏功し、変化の激しい中国トレンドに迅速に対応する意思決定が可能になっています。エイジングケアに優れたブランドというコンセプトは、国を問最後に2030年の長期ビジョンの実現に向け、お客様との接点を拡大することで、より多くのお客様にアテニアを知ってもらい、お使いいただきたいと考えています。国内は自社通販に加え、外部通販の展開を強化、海外は販路を拡大することで成長を目指します。

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