ファンケルレポート 2022
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●●●●●●̶̶̶̶●●●●●̶●※1 GMP 米国FDA(食品医薬品局)が設けた、化粧品、医薬品、食品などの製造管理および品質管理を遵守するための製造規範※2 FSSC22000 国際的な食品安全規格基準化粧品・健康食品ともに、GMP基準に則した管理体制のもと、製品づくりを行っています。国内6ヵ所にある生産拠点は、安心・安全な製品をお客様へお届けすることを使命に、ファンケル独自の厳しい基準を持って、「正直品質。」を追求し、製造を行っています。株式会社ファンケル美健2021年からはデータ管理をアナログからデジタルへ移行し、紙媒体で管理していた帳票を順次電子化。よりスピーディーな分析と省資源にも貢献しています。事業継続計画(BCP)については、リスク範囲に感染症等のリスクも対象としたオールハザード型BCPの仕組みを再構築。現地の被災状況は各工場からの報告に加え、中央監視システムやカメラ映像により確認ができる環境を整えています。必要に応じ社内外にある複数の生産拠点を活用し製品の供給継続を可能にします。また、2021年4月にサプリメント基幹工場として稼働した三島工場(静岡県)において、8月よりキリングループのサプリメントの受託生産を開始しました。同工場を活用し協業によるシナジーを創出しています。拠点および主な生産品千葉工場滋賀工場横浜工場群馬工場長野工場三島工場基準設備クリーンルームFSSC22000※2GMP※1基準2022年度取得予定25イントロダクション製造安心・安全を実現する物づくりと物流ファンケル美健では「世界一の安心・安全・やさしさを提供する企業となる」をビジョンに掲げ、衛生環境の整った工場にて安心・安全で高品質な製品を供給しています。ファンケル美健 三島工場マネジメントサプリメント計数機 充填前に内容量を正確に数えます2021年6月に本格稼働を開始した関西物流センター(大阪府)は、自動倉庫や自動ピッキングシステム等の最新テクノロジーを駆使し、省人化、省力化また物流の高度化・効率化を実現。取り扱いアイテムを増やしながら製品を迅速、効率的に届けられるよう、ファンケルグループの全体出荷能力の向上に貢献しています。センターの屋上全面にはグループで最大規模となる太陽光パネルを設置し、利用する電力の約35%を賄います。ファンケル関西物流センター関東物流センター(千葉県)は、パーソナルワンの注文増加に対応するため、2021年11月に専用の出荷システムを刷新。出荷能力を従来の5倍に増強しさらなる生産性向上を実現しました。関東物流センターとの東西二拠点体制の構築により、事業継続性を図ると同時にこれまで以上に安心、安全、高品質を追求し、お客様へつくりたての製品をいち早くお届けすることが可能になりました。サステナビリティ製品をピッキングするロボットデータセクションビジネスモデル化粧品、サプリメント化粧品サプリメント化粧品発芽米、サプリメントサプリメント生産拠点に関わる基準ファンケル美健 生産体制の強化物流出荷能力を増強

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