ファンケルレポート 2022
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4ファンケルでの勤務5職場の人間関係6経営層の経営姿勢シニアの活躍心と身体の健康への取り組み新型コロナウイルス感染症対策柔軟な働き方への対応P45412020年4月1日、ファンケルグループでは、正社員の定年年齢を60歳から65歳に延長しました。2017年には、65歳以上でも勤務できる「アクティブシニア社員」という雇用区分を新たに設けています。2018年度からは、健康管理の専用システムを活用して、双方向のやり取りが可能になり、心身の疾病の発症を未然に防ぐことにつながっています。2021年度は、長引くコロナの影響で前年をわずかに下回りましたが、80.3%の高い満足度をキープしています。イントロダクション従業員の健康を支援する専門組織「健康支援室」に正規雇用の保健師5名が所属し、産業医とともに、職場や医療とも連携できる体制を整え、従業員からの生活習慣病・メンタルヘルス等に関する相談に応じています。従業員が保健師にいつでも相談ができる体制をとっています。また、体調不良者発生時のマニュアル整備、在宅勤務の活用、非接触型体温計やアルコール消毒剤の設置、マスク着用の徹底などの対策をすること経営姿勢や仕事のやりがいなど、従業員エンゲージメントを確認することを目的に2014年度より年1回経営層に対するアンケートを実施しています。さらに、役員報酬における中期インセンティブの指標として、「従業員エンゲージメント」の結果を採用しています。マネジメント保健師が社内に常駐職域でワクチン接種を実施ビジネスモデル※ディスカバリー休暇・・・勤続5年、15年、25年、35年の節目の年に特別有給休暇5日を付与し、キャリアの振り返りや今後を考える機会を提供(満足度)2015年度より在宅勤務を導入。現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、在宅勤務の幅を広げオフィスの就業人数を減らしています。「リフレッシュ休暇」「ライフイベント休暇」「ディスカバリー休暇※」の特別有給休暇制度も充実させており、年次有給休暇の平均取得率は81.4%(2021年度)となっています。従業員満足度調査の結果また、50代以降は、職場でも家庭でも大きな変化を経験する方が多いこと、ナレッジマネジメントのスキルを学び自身の経験と知識を組織に伝えることの大切さから、50代向けキャリア研修も定期的に実施しています。で、従業員が安心して働ける環境を整えています。さらに首都圏勤務の従業員とその同居家族を対象に、職域でのワクチン接種を2021年6月よりスピーディーに実施し、2022年3月末時点で3回目の接種も完了しました。柔軟な働き方に対応するため、さまざまな家庭の事情を抱える従業員でも活躍の場を広げられるよう、在宅勤務とフレックス勤務を併用できる制度を導入しています。データセクション(回答率)10080.3■満足度(「とても良い」「良い」の合計) ●回答率10010010084.382.081.6サステナビリティ100100%90%79.480%70%60%50%2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度設問内容1給与2仕事、部署3ファンケルの将来100%80%60%40%20%0%従業員の心と身体の健康美と健康のファンケルグループは、サプリメントのパイオニアとして「従業員の健康」がすべての基盤であるという認識のもと、健康第一の風土づくりを推進します。従業員満足度調査結果

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