ファンケルレポート 2023
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マネジメント2021年9月から始めた「みんなで未来を語る会」で、私が計64回、若手からベテランまで約600名の従業員と直接対話しました。その中で、全員が一致して言っていたのは「ファンケルは、世の中・お客様の美しさと国内では高齢化社会がさらに進む中で、年齢を重ねても元気に、自分で活動したいというのは多くの人の希望です。また、ただ健康数値が良いだけでなく、肌も美しくないと、真の意味では健康と言えません。健やかに美しくあり続けるために、化粧品と健康食品の両事業を持つ当社の強みがあります。さらに、海外市場にもチャンスがあり、特に中国では、超高齢化への国民の危機意識からサプリメント市場は成長を続けています。これまでファンケルが中国での化粧品事業で積み上げた、「安心・安全・優しさ」というブランドイメージも追い風となり、サプリメント市場でも優位性を発揮しています。今後さらに成長軌道に乗せていきます。健やかさを一生涯寄り添い、支える企業でありたい」ということです。そのためには、今までと同じことをやり続けても、その先に未来はありません。私たちが本当にやりたいことを実現するには、もっとお客様を知り、お客様とつながり、ファンになっていただく必要があります。そこで、「ファンケルらしさ」を追求すること、これまでの勝ちパターンからの脱却、「データドリブン思考」を業務プロセスに活かすことを、2023年度の行動指針としました。2023年度は、この先のファンケルの未来を左右する「第二の創業期」だと考えています。これまでの価値観や業務プロセスを見直し、全社で連携力を発揮して前進を続けますので、引き続きステークホルダーの皆様には、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。13ビジネスモデルイントロダクションサステナビリティデータセクション2023年度は、この先のファンケルの未来を左右する「第二の創業期」だと考えています

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