ファンケルレポート 2023
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「FDR アクネケアライン」を男性向けに訴求いつの時代も肌悩みの根本解決に挑み、素肌に自信を持てる人を増やす。ファンケル化粧品のブランドパーパス基礎スキンケアのお客様拡大マネジメント重点製品「マイルドクレンジングオイル〈ブラック&スムース〉」をプロモーション毛穴ケア市場でのシェア拡大ファンケル化粧品新たなターゲットへのアプローチ2022年度売上高(億円)製品面では、昨今の毛穴ケアに対する需要と市場の拡大に着目し、炭と吸着泥を配合し、毛穴の黒ずみを除去する機能がアップした「マイルドクレンジングオイル〈ブラック&スムース〉」を2023年4月に発売しました。今年度の重点製品として位置付け、様々なメディアを活用し、プロモーションを強化していきます。さらに新たなチャレンジとして、「30歳前後の若年層のファン獲得」を目指します。この年代層は、肌の不調に悩む人が多い一方、何をすればいいかわからず模索する傾向があります。肌悩みに長年向き合ってきたファンケルこそ、しっかり対応しなくてはならないと考えています。今後、30歳前後に向けた製品拡充を計画していきます。もう一つのチャレンジは、「男性向けのアプローチ強化」です。髭剃り後の肌荒れや、ニキビに悩む男性に向けて、「FDR アクネケアライン」などを外部モール中心に打ち出していきます。私たちは、化粧品メーカーという枠に自らとどまるつもりはありません。私たちが本当に目指すべき姿は、様々な製品やカウンセリング、サービスなどを通して、世界中の肌不調を解消し、素肌の美しさと前向きな気持ちを叶える「総合ソリューションブランド」になることです。肌不調に悩むお客様の肌質自体はテクノロジーで解析できますが、今後は、お客様のライフスタイルなどの「実情」を知って「心の動き」までも深く理解し、お客様の気持ちに寄り添った提案を行いたいと考えています。たとえば、肌不調の背景に睡眠不足や運動不足があれば、それらの問題を解決し、お客様の心と肌の健やかさを取り戻すようなファンケル独自のアプローチもできると思います。その実現に向け、過去から継承してきた「不」の解消を追求するベンチャースピリットのもと、これからも失敗を恐れることなく、果敢に新しい領域への挑戦を続けていきます。2023年度の方針6004002002016年度2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度※ 2021年度から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用。 2016〜2020年度の売上高は、同基準を適用した場合の試算値。044939449651644142742115卸販売他18.2%店舗販売24.6%30歳前後の若年層のファン獲得や、チャネル別売上高海外8.5%通信販売48.7%ビジネスモデルイントロダクションシミ・くすみ・肌荒れを同時にケアする「ブライトニングライン」を強化サステナビリティデータセクション2023年度の戦略ファンケル化粧品の未来に向けて

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