ファンケルレポート 2023
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対象者対象者ビジネスモデルファンケル入社後、通信販売を中心とした広告宣伝制作、営業戦略、販売企画、CRM、ECサイト運営などを担当。同業務を担う部門の部長を経て、2020年3月よりSDGs推進室長(2022年10月に改称し、現在はサステナビリティ推進室長)。2022年6月より執行役員となり、現在に至る。対象者次世代経営層育成のための体系的なプログラムを構築しています。部長・次長クラスを対象とした「ファンケル経営スクール」は、外部講師を招き、経営に必要な知識と視点を養う目的で、経営戦略の策定、組織変革、企業会計、マーケティング・消費者行動論などについて学び、経営リテラシーを習得します。2022年度は、参加者42名がチームにわかれ、自ら設定したテーマに関する経営提言を行いました。今年度より新たに開講した「ファンケル経営スクールベーシック」は「ファンケル経営スクール」の前段階のプログラムとして、リーダーシップ・組織マネジメント、経営戦略・イノベーション、マーケティング、会計組織の多様性を高め、年齢や性別、障がいの有無、性的指向・性自認、国籍、人種、宗教、価値観や考え方、働き方等、お互いに尊重し認め合い、一人ひとりがイキイキと輝ける環境のもと、能力を存分に発揮し活躍できる企業になることを目指し、そのための環境や仕組みづくりを行ってきました。無意識の偏見に気づくため、「アンコンシャスバイアス研修」や、自分らしく働くための「女性リーダーシッププログラム」などの、様々な施策を進めています。私たちはこれからもファンケルで働く多様な人材が、変革と価値創造を推進し、多様な個性・能力を発揮できる組織風土づくりを進め、長期ビジョンの実現を追求します。等、経営の基礎知識全般を半年間学ぶもの。すでに58名の課長層が参加しています。さらに、サクセッションプランにおける育成もスタートします。次世代経営層の候補者育成においては、実務経験に加え、役員に必要な知識(マルチステークホルダー視点、IR、財務経理、法務、人事労務など)や異文化理解・英語習得のプログラムも行います。ファンケル経営スクールベーシックサクセッションプランファンケル経営スクール執行役員サステナビリティ推進室長 山本真帆プロフィール21課長役員、部長・課長部長・次長次世代経営層育成のカリキュラムイントロダクション経営に関する基礎知識を身につける次世代経営層(役員)に必要な知識・スキル習得、実践力を養うサステナビリティ経営リテラシーの習得、幅広いものの見方、自ら経営課題を考える力を養うデータセクションマネジメント人材育成に向けた取り組み事例•次世代経営層の育成人材活用に向けた取り組み事例•ファンケルらしいD&Iの加速「人間大好き企業」のファンケルグループは、「みんな違ってあたりまえ」というダイバーシティ推進スローガンのもと、様々な価値観や考え方を持つ多様な人材が、個性や能力を発揮し、新しい価値を生み出し続けることを目標に掲げています。

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