ファンケルレポート 2023
27/64

■ 1回当たりの売上(千円) ● 1回当たりの視聴者数(人)ファンケル関西物流センタービジネスモデルファンケル関東物流センターOMOの取り組みを推進し、個々のお客様に最適なアプローチを実現するIT基幹システム「FIT※3(フィット)」は、2022年にリリースされました。「お客様のことを深く理解するためのデータベース」といった考えで構築され、お客様を理解し、有益な情報を返すデータの好循環が行われています。ライブショッピングファンケルグループの物流センターは、千葉県柏市の関東物流センターと大阪府門真市の関西物流センターの2拠点を構え、各工場で製造された製品は即日両物流センターへ納品されます。物流センターは、年始の2日間と決算棚卸日を除き、年間362日稼働してお客様に新鮮つくりたての製品をいち早くお届けしています。関東物流センターでは、ファンケルすべての製品を配置して全国のお客様へお届けしています。また、関西物流センターは、ファンケルの主力製品約300品目を配置。西日本方面のお客様へお届けするほか、アテニアの全製品を全国のお客様へお届けしています。両物流センターともに、製造年月日、賞味期限なども管理しなが通販と店舗の情報が一つに統合された「FANCLメンバーズアプリ」をお客様とのコミュニケーションプラットフォームとして展開することで、通信販売でのお買い物の利便性を保ちつつ、店舗での対面、オンら適切に在庫を配置することで、お客様により早く正確にお届けし、配送時の距離を最適化することでCO2排出量の削減にも貢献しています。お客様の「ほしいときに」「ほしいところへ」「高い品質で」お届けすることを目標に掲げ、さらなる品質と生産性の向上を図っています。ラインカウンセリングの予約も可能になり、シーンに応じたご利用が一つのアプリでできるようになりました。また、お客様と強い絆を紡いでいく、ライブショッピングやオンラインイベントも配信し、全体の取り組みを通じ通信販売と店舗の相互利用を促しています。現在は企画を充実させながら、ブランド価値の共感を重視した高いクオリティを目指し、それぞれのチャネル特性とITを駆使しながら、お客様との絆を深めるOMO戦略に取り組んでいます。上期2020年2021年2021年下期上期下期※ FANCL Information Technology2020年2022年2022年25イントロダクションサステナビリティデータセクションマネジメント1,8113,931上期下期物流• 2拠点化による在庫配分。 リードタイムと輸送費の削減販売• お客様体験価値の向上。IT基幹システム「FIT3」ファンケルでは、通信販売のほか直営店舗販売、卸販売を中心にマルチチャネルで製品をお客様にお届けし、各チャネルの持つ強みをIT活用によって融合することでお客様との絆づくりを促進しています。

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る