ファンケルレポート 2023
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(RSPOマスバランス54%、ブック&クレーム46%)※2022年1月〜12月実績定量目標ファンケルグループ持続可能な調達基本方針持続可能なパーム油の調達サプライチェーンにおける環境や人権に配慮した調達をお取引先様とともに重点課題(マテリアリティ)持続可能なパーム油の調達※目標サステナビリティ進捗※1 Roundtable on Sustainable Palm Oil (持続可能なパーム油のための円卓会議)※2 Japan Sustainable Palm Oil Network (持続可能なパーム油ネットワーク)※株式会社ファンケル、株式会社アテニアの化粧品、健康食品が対象「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」、「お取引先様(サプライヤー様)ガイドライン」は以下のサイトに掲載しています。www.fancl.jp/sustainable/environment/procurement/guideline/方針によるコミットメント2022年10月には、サプライチェーン上のリスクを把握するために「お取引先様(サプライヤー様)ガイドライン」遵守状況のアンケート調査を約450社に実施。主要取引に関わる数十社へ個別ヒアリングを行いました。また、新規お取引先様候補先に対しては、「お取引先様(サプライヤー様)ガイドライン」を事前に通知し、遵守することに予め同意をいただいた上で、取引を開始しています。また、人権デューデリジェンスとして、人権リスク対応の仕組みを整え、お取引先様からの苦情、通報を受け付ける「ヘルプライン」を設置し、お取引先様との公平で公正な取引関係の構築と継続に努めています。• 持続可能な調達ファンケルグループは、お取引先様と共存共栄の関係を築き、お客様へ「安心・安全・高品質」の製品やサービスを提供しながら、環境、人権、労働問題にも配慮した「持続可能な調達」を目指しています。ファンケルグループの調達活動における基本的な考え方を「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」として定め、公開しています。また、お取引にあたって遵守いただきたい項目を「お取引先様(サプライヤー様)ガイドライン」にまとめており、ご理解を仰ぐことにより、お取引先様とともに環境、人権、労働問題にも配慮した「持続可能な調達」を目指しています。パーム油は熱帯地域で栽培されるアブラヤシから得られる植物油です。主要な生産地であるマレーシアやインドネシアでは農場開発に伴う熱帯林の大規模な伐採や農場労働者の人権に関する課題が問題視されています。ファンケルの主力製品である「マイルドクレンジングオイル」等にもパーム油を使用していることから、持続可能なパーム油の調達を目標に掲げ、RSPO※1やJaSPON※2に加盟しメンバーシップで取り組んでいます。物理的な認証油であるマスバランス原料の比率を高めていく方針のもと、2021年9月、自社工場(千葉工場、群馬工場、滋賀工場)のRSPOサプライチェーン認証を取得。2022年度はパーム由来原料をRSPOマスバランス54%、ブック&クレーム46%で100%対応しました。今後も、マスバランス原料への切り替えを順次進めていきます。334-1364-21-100-00お取引先様ヘルプラインお取引先様ガイドライン遵守状況アンケート情報開示人権リスクの分析・評価追跡調査(お取引先様との対話)イントロダクションデータセクションマネジメント2023年度までに100%ビジネスモデル100% 目標達成

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