ファンケルレポート 2023
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■ 化粧品 ■ 栄養補助食品 ■ その他000002.3%減)となりました。boscia(ボウシャ)は、化粧品専門店や百貨店などの小売への卸販売が振るわず、783百万円(前期比32.5%減)となりました。当期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響などにより国内の店舗販売が振るわなかったことや、海外が中国ロックダウンの影響などにより減収となり、全体では103,595百万円(前期比0.4%減)となりました。化粧品関連事業の売上高は、57,448百万円(前期比ファンケル化粧品は、広告宣伝を強化した通信販売および卸販売他が伸長したものの、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、店舗販売および海外が減収となり、42,102百万円(前期比1.5%減)となりました。アテニア化粧品は、国内において「スキンクリア クレンズ オイル」や、スペシャルケア製品が好調だったものの、海外が中国ロックダウンの影響や、現地の在庫調整により減収となり、全体では13,447百万円(前期比2.5%減)となりました。営業利益は、お客様基盤拡大のために広告宣伝費を積極的に使用したことなどにより、7,843百万円(前期比19.7%減)となりました。経常利益は8,557百万円(前期比17.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,970百万円(前期比33.0%減)となりました。当期における研究開発関連費用の総額は3,408百万円となりました。当社は総合研究所において、化粧品、栄養補助食品、発芽米および青汁に係る基盤技術研究ならびに製品開発研究活動を通じて、「安心・安全」を軸とした安全性・機能性研究を推進し、科学的根拠に基づいた製品開発を行っています。また、相談窓口に直接寄せられるお客様の「声」を集積し分析した「ヤッホーシステム」を製品開発に活かすとともに、国内外の多くの研究機関との共同研究や産官学連携事業への参画など、幅広い研究開発活動を行っています。研究者は、農学、薬学、理学など博士号取得者を含む総勢195名体制となっています。新規事業研究にも積極的に取り組み、ペットフードの開発やヘルステック事業への取り組みも進めています。売上高(億円)営業利益/営業利益率(億円)研究開発費/売上高研究開発費比率(億円)■ 研究開発費 ● 売上高研究開発費比率栄養補助食品関連事業の売上高は、39,871百万円(前期比3.6%増)となりました。国内は、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、店舗販売が減収となったものの、広告宣伝を強化した通信販売および卸販売他が伸長し、増収となりました。海外は、中国ロックダウンの影響や、現地の在庫調整により減収となりました。その他関連事業の売上高は、6,276百万円(前期比6.5%減)となりました。541,5001,0005002018年度2019年度2020年度2020年度※〈組替後〉150100502018年度403020102018年度※ 「収益認識に関する会計基準」等に組み替えた実績1,2241,2681,1491,051■ 営業利益 ● 営業利益率14112311511511.111.010.110.12019年度2020年度2020年度※〈組替後〉343431313.02.82.72.72019年度2020年度2020年度※〈組替後〉1,0392021年度2022年度(%)15.09710.09.45.02021年度2022年度(%)5.0344.03.43.02.01.02021年度2022年度1,035787.6343.3経営者による財政状態・経営成績の分析売上の状況化粧品関連事業利益研究開発費栄養補助食品関連事業その他関連事業

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