持続可能な調達

お取引先様と共栄共存の関係を築き、環境、人権、労働問題等にも配慮した「持続可能な調達」を目指します。

  • 「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」に則り、お取引先様とともに、持続可能な調達を行います。
  • RSPO※1、JaSPON※2に賛同するメンバーとともに、持続可能なパーム油の調達と消費に取り組みます。
  • 1 Roundtable on Sustainable Palm Oil(持続可能なパーム油のための円卓会議)、2018年加盟
  • 2 Japan Sustainable Palm Oil Network(持続可能なパーム油ネットワーク)、2019年参画
  • 「認証パーム油の採用」は、㈱ファンケル、㈱アテニアが対象

目標

  • 認証パーム油の採用

    2023年度までに100%

ファンケルグループ持続可能な調達基本方針

ファンケルグループは、
「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」という創業理念のもと、
お取引先様とともに、お客様へ「安心・安全・高品質」の
商品やサービスの提供ができるよう努めています。

ファンケルグループ持続可能な調達基本方針

取り組み報告

お取引先様との連携

ファンケルグループはサプライチェーンにおける、社会課題解決に向けた持続可能な調達を目指しています。2020年1月には、お取引先様の「持続可能な調達に関する取り組み状況」を約100社にアンケート調査を行いました。2021年1月には、「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」を改訂し、新たにお取引先様に準拠していただきたい行動指針「お取引先様(サプライヤー様)ガイドライン」を策定し、約2,200社に通達をいたしました。ファンケルグループはこれからもお取引先様とともに、地球環境、人権、労働などに配慮した「持続可能な調達」の取り組みを強化していきます。

認証パーム油の採用

パーム油は、熱帯地域で栽培されるアブラヤシから得られる植物油です。世界中で幅広く利用され、食品や化粧品などにも使われています。しかし、主要な生産地であるマレーシアやインドネシアでは、農場開発に伴う熱帯林の大規模な伐採や、農場労働者の人権に関する課題が問題視されています。
ファンケルグループでは、パーム油の課題解決に貢献するため「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」に基づいて2018年に「RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)」、2019年に「JaSPON(持続可能なパーム油ネットワーク)」に加盟しています。

ファンケルグループの環境目標の1つ、「2023年度までに100%認証パーム油採用」に向けて、2021年9月、本社と自社工場(千葉工場、群馬工場、滋賀工場)のRSPOサプライチェーン認証を取得しました。RSPOサプライチェーン認証は、RSPO認証原料がアブラヤシ農園から最終製品になるまでの各工程でのサプライチェーンで確実な受け渡しシステムが構築されていることを、外部審査員の監査を経て認証される制度です。
2021年度は、化粧品・健康食品に使用しているパーム由来原料を100%ブックアンドクレーム方式による認証油に切り替えました。2022年度以降、さらに物理的な認証パーム油への切替え(マスバランス方式以上)への準備をお取引先様と共に進めてまいります。ファンケルグループは、これらの活動を通してパーム油に関わる環境や社会の問題解決に貢献していきます。

アテニア「スキンクリアクレンズオイル」のアルガンツリーオイル

アテニアの「スキンクリアクレンズオイル」は、毛穴、角栓、皮脂をケアする「アルガンオイル」を配合した商品です。この商品には、砂漠地方の貧困の改善や現地女性の社会的地位の向上、自立を目的として設立された「タルガニン生産共同組合」の高品質アルガンオイルを使用しています。これにより、アルガンツリーの保護と現地の女性雇用の促進、女性の地位向上に貢献します。

持続可能な植物性スクワラン

ファンケルグループが販売するすべてのスキンケア製品では、オリーブやサトウキビから採れた植物性スクワランを採用しています。化粧品の原料として流通しているスクワランは、アイザメから採取されたものが一般的です。しかし、絶滅の危機に直面している中で多くのサメを捕獲することは、サメの絶滅と海洋生物の生態系バランスの崩壊につながります。

青汁のリサイクル

青汁の原料である「ケール」は、愛媛県西予市の青汁工場で製造しています。ケールは、製造過程で多量のしぼりかすが出てしまうことが課題でした。そこで、酪農が盛んな地域性を生かし、しぼりかすを牛のエサにするための研究を開始しました。2年に及ぶ試行錯誤の末、優良な牛のエサとして活用が可能になりました。同時に、青汁のしぼりかすを食べた牛のフンは畑の肥料になり、これを養分に栄養豊富なケールが育ち、再び青汁製品に加工する完全リサイクルを実現。愛媛県の「資源循環優良モデル」に認定されました。
さらに、発芽米においても、製造時に工場で出るくず米や糠を、ニワトリのエサや畑の堆肥、キノコの菌床材料として販売するなど、有効に活用しています。

新・青汁リサイクル図
「ケールしぼりかす」の循環図

サステナビリティ