環境及び業務上のリスクマネジメント
ファンケルグループでは、気候変動関連、その他の環境上のリスクや業務上のリスクを部署ごとに抽出して、リスクが経営に与えるインパクトを評価しています。さらには、国際的な気候変動関連機関であるTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に沿って、気候変動によって変化する地球環境から生じる事業機会にも目を向け、抽出した内容を開示しています。抽出されたリスクと機会は「サステナビリティ委員会」「グループ経営会議」などの経営層が参加する会議体に諮られ、リスクの軽減・回避の計画を策定することでリスクマネジメントを行っています。リスク対策の立案から検証を行うにあたっては、内外環境の状況把握、重点リスク設定、リスクの重要度管理を毎年度ごとに行い、常に最適化しています。
2000年11月にファンケルグループ全体で品質マネジメントの国際規格「ISO9001」を認証取得、2002年11月には環境マネジメンシステムの国際規格「ISO14001」を認証取得し 2014年11月に返上しましたが、この間に培ったリスク評価の仕組みを現在まで継承し、必要に応じて内部監査を実施しています。