2016年10月22日(土)、『NPO法人 美しい港町横濱をつくる会』が主催する「第12回一斉清掃活動」にファンケルグループから9名の従業員が参加いたしました。
「美しい港町横濱をつくる会」は、横浜市が世界に誇れる美しい港町がある都市環境をつくることを目的に、2010年に志を持った企業が中心となって設立した団体です。
本店所在地が、横浜港のすぐ近くにあるファンケルも、2014年度に賛同し、従業員が休日の活動として毎回参加しています。
この日は、横浜市内の企業49社・約600名が参加し、中区、西区エリアを26のコースに分かれ、清掃活動が行われました。
ファンケルグループと同コース(中-13コース)で清掃を行ったのは、(株)アルテック様、(株)旭広告社様、富士シティオ(株)様、(株)有隣堂様、(株)アールケイエンタープライズ様の5社。
天候にも恵まれ、大きなごみ袋をいくつも使って回収したものは、茂みの中に投棄された缶やペットボトル、路肩に捨てられたタバコの吸殻、食品の空容器、壊れた傘やなぜか靴等々、挙げればキリがありません。
桜木町駅前から出発し、ゴール地点の「大通り公園 石の広場」に到着してから、清掃仲間になったコースの皆さんで回収した成果物と一緒に記念撮影を行いました。
さらにファンケルグループは、9月より従業員が早朝にオフィス周辺の清掃活動を行っています。
今後も地道に活動を広げてゆき、地域貢献に力を注いでまいります。
ファンケルは、各大学からの依頼を受け、「ファンケルの環境の取組み」に関する講義を、行っています。10月は、武蔵野大学とフェリス女学院大学にて、講義を行いました。
(1)武蔵野大学で講義
2016年10月4日(火)、武蔵野大学の「環境経営論」の授業として、環境学部環境学科の3年生9名に向けて、講義を行いました。
この講義は、企業から講師を招き、企業の環境活動を学ぶというカリキュラムです。ファンケルでは「生物多様性への対応」、「資材減量化の取組み」、「自然エネルギー」の話をいたしました。
学生が特に興味を持ったのは、従業員の家庭も巻き込んだ「家庭でエコプログラム」とファンケル独自の受領印不要の「置き場所指定お届けサービス」でした。
「家庭でエコプログラム」は、社内だけでなく従業員の家庭にも拡げて省エネに取り組んでいることに興味を持っていただきました。「置き場所指定お届けサービス」は、お客様の利便性と、再配達回数の削減による環境負荷の低減という、複数のメリットがあるサービスであることが印象に残ったようです。
担当の教授からは、「学生にとって非常に有意義な講義だった」というお言葉をいただきました。
2016年10月27日(木)、フェリス女学院大学の国際交流学部、文学部、音楽学部の1〜4年生に向けて、ファンケルの環境活動の講義を実施しました。企業から学生に向けての講義は、フェリス女学院大学の教育理念「For Others」によるもので、地元企業を中心にCSR活動などの講義を一般教養の履修科目として実施しているものです。
ファンケルからは、創業のきっかけから、企業理念である「不の解消」、生物多様性に関わる「原料を循環させている代表的な商品」についての紹介や社内の環境啓発における活動などの講義をしました。
会社概要で、毎回 地元横浜の企業だということと、社名の由来などをお話しますが、ほとんどの学生が、「ファンケルは、外資系の会社だと思っていた」という事実がわかり、若年層への宣伝活動やニーズの更なる検証の大切さを感じました。
学生のみなさんからのアンケートでは、
「ビジネスの原点 = 社会問題の解決、というお話があったが、不の解消をかかげた会社の理念であれば、消費者側から見ても安心して商品を購入することができると思った。(日本語日本文学科3年)」
「箱裏能書にすれば、箱に紙が入っているかのチェック段階、あるいは紙の調達、在庫管理などの削減にもなり、一石何鳥にもなるということに感心した。アイデア次第で、多くのメリットを生み出せるので、将来、私も発想を豊かにして、たくさんのアイデアを出せるようになりたい。(国際交流学科1年)」
「今までファンケルハウスは高額かと思って敬遠していましたが、メイクや肌診断もしてくださることを教えていただいたので、ぜひ行ってみたくなった。(音楽芸術学科2年)」
「ファンケルの皆様は横浜を愛し、地球環境を守りたいという強い思いをお持ちで、とても嬉しくなりました。特に、廃棄されるサケの鼻軟骨を活用した商品開発には感動。ぜひ祖父母に教えてあげたい。(コミュニケーション学科2年)」
などの広い範囲での感想をいただきました。今後も引き続き、ファンケルの認知向上や、企業価値を高めるCSR活動の必要性をあらためて感じた授業でした。
従業員による寄付活動「もっと何かできるはず基金*」は、従業員の給与天引きから寄付を行う社会貢献活動のため、従業員代表による運営委員会を構成し、定期的に委員会を開催しています。「もっと」の “と”にかけて、10月10日は、「もっと何かできるはず基金の日」に制定され、積極的な啓発活動を行っています。
さる10月14日に、第10期の2回目の「運営委員会」が開催されました。
「運営委員会」では、「認定NPO法人 スマイルオブキッズ」代表理事の田川尚登氏をお招きし、寄付先の団体の講話を聴く会を開催しました。従業員の「もっと何かできるはず基金」への理解促進のため、寄付先団体の活動を、定期的に紹介しています。
田川氏は、全国から難病の治療に訪れる「神奈川県立こども医療センター」から歩いてすぐのところに、患者さんとそのご家族のための宿泊滞在施設「リラのいえ」を設立されました。
現在は、お嬢さんを亡くされた体験から「末期の子どもたちにもっと充実した楽しい時間を過ごさせたいという信念のもと、横浜市内に小児ホスピスの設立を計画されています。
当日は、従業員も参加し、田川氏の話に涙を堪えながら聴き入っていました。
10周年を迎えた「もっと何かできるはず基金」は、ファンケルの社会活動方針「地域とのつながり」と「ハンディキャップのある方々との交流」を大切に、働きながら自然にできる社会貢献活動を行ってまいります。
ファンケルでは社会貢献活動の一貫として、美と健康に関するセミナーやサービスを、福祉施設や特別支援学校などで実施しています。
10月度は、「メイクセミナー」12件、身だしなみセミナー4件、計16件を下記の表の通り実施いたしました。
“・化粧品を使う順番がよくわかり、今後が楽しみになりました。
・これからも化粧をして、いきいきと生活をしたい。
・化粧のやり方を丁寧に説明して頂いてとても良かったです。ありがとうございました。
・やさしく上手に教えて頂き、大変勉強になりました。おしゃれするように努力したいと思います。
・日頃、下地だけの化粧で済ませていましたので、少し考えを改めて、おしゃれに気をつけたいと思います。”
…10月4日 「亀戸ふれあいセンター」のご参加の方々から
“メイクを始める前は「私なんて…」と話していた方たちが、講座が進むにつれていきいきとした表情に変わっていき、終了後にはキラキラした笑顔でお帰りになる姿が印象的でした。ありがとうございました。”
…10月4日「亀戸ふれあいセンター」の職員の方から
ファンケルでは、「メイクセミナー」、「メイクサービス」、「健康講座」、「ハンドマッサージ」などを、ファンケルグループの社会活動方針でもあります、ハンディキャップをお持ちの方々などを中心に、ご要望に応じて、社会貢献活動として実施しております。