内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」は、女性の活躍を推進するため、企業トップに意識改革を働きかけ、社会的なムーブメントの拡大を図ることを目指しています。2019年3月末時点で、232の企業や大学、行政等のトップが賛同しています。ファンケルは2016年より賛同し、毎年開催される「賛同者ミーティング」に、代表取締役が毎年参加しています。
3月4日に経団連会館で開催された「賛同者ミーティング」には、内閣府特命担当大臣女性活躍担当大臣の片山さつき氏が講演され、ファンケルは、社長の島田和幸が下記の行動宣言を発表しました。
“男性・女性が支え合い、共に能力を発揮できる働きやすい職場づくりを推進します”
①【男性の意識改革】:地元のネットワークを生かし、社会へのムーブメント創出に貢献
- ・「かながわ女性の活躍応援団」への参画
- ・「かながわイクボス宣言」への賛同
- ・「えるぼし」・「くるみん」の認証を取得
- ・「かながわ子育て応援団」の認証を取得
- ・「ファミリーデー」を開催 2018年は7月25日に31家族(77人)を会社に招待
②【女性社員のキャリアアップ支援】:柔軟な働き方でキャリアアップを目指す
- ・在宅勤務の対象者を2017年10月より拡大しテスト導入中
フレックスタイムと在宅勤務を併用し、2019年3月現在で101人の従業員が参加
2月28日に、ANAインターコンチネンタルホテルで開催された、「2019 Tokyo Women in Business Summit」で、社長の島田和幸が、「ジェンダー・ダイバーシティ」分科会で、「柔軟な働き方」というテーマのパネリストとして登壇をしました。
パート・派遣社員にも開かれている「管理職登用」や、女性活躍、登用のための「研修制度」などの取り組みを紹介しました。
ファンケルは、2020年度までに「女性管理職比率」50%を目指しており、男女が共に支え合い、多様な価値観を持つ従業員が、いきいきと働く職場づくりを進めてまいります。
3月3日、新横浜の障がい者スポーツ文化センター「横浜ラポール」で、神奈川県エアロビック連盟主催のエアロビック大会が行われました。当日は、あいにくの雨でしたが、全国から28チーム1,221人のエアロビック愛好者が集まり、元気に大会に臨みました。
20回目となる今回は、記念大会にふさわしく、特別ゲストに盲目のバイオリン歌手、増田太郎さんと、「サファリパークDuo」の姉弟ジャズユニットをお迎えし、盛大な会となりました。
増田さんの生演奏で行われたエアロビクスワークショップは、全員が笑顔でダンスを踊り、「サファリパークDuo」が登場すると、姉の琴音(ことね)さんの吹くトランペットと、弟の郷詩(さとし)くんの奏でるピアノに、会場は大きな拍手に包まれました。
協賛企業でもあるファンケルは、特例子会社ファンケルスマイルのメンバーが大会に出場し、「チーム競技部門A準優勝」、「審査員賞受賞」の2部門を受賞。会場では、青汁の試飲やハンドエステ体験の無料コーナーを設け、参加者のご家族のみなさまにファンケルの事業活動を知っていただく機会となりました。
「人間大好き企業」のファンケルグループは、『みんな違ってあたりまえ』のスローガンのもと、「ダイバーシティ研修」を実施しています。
2回目となる今回の“ダイバーシティ研修”は、3月5日、株式会社 シルバーウッドから講師をお招きし、午前の部・午後の部の2回に分けて、VR(バーチャルリアリティ)ゴーグルを使用した「認知症体験研修」を実施し、92人の
従業員が参加しました。
〝相手の立場に立つことが大切“ とは誰もが理解していますが、「VR認知症研修」は、本当に当事者の立場に立たされた感覚になります。「もっとこうしてくれたらいいのに!」というもどかしさ、「なぜこんなことするの?」という恐怖をリアルに感じます。
認知症の方=意思疎通ができないといったイメージも、“認知症だから”ではなく 、混乱する環境においては誰もが通常とは違う行動を起こすものであり、「何に困っていて、どうしたいのか」「今どう見えているのか」など、丁寧に聴いて寄り添うことで、コミュニケーションがスムーズになることがわかりました。
参加した従業員からは、「認知症に限ったことではなく、相手を本当に理解する姿勢が大切。夫婦関係や、育児にも大いに役立つと感じた。」「“認知症=何もできない人“とレッテルを貼り、自由を全て奪う・人格を否定するのではなく、できることはどんどん任せ、その人らしく生きられる世の中になると良いと感じた。」などの意見があがりました。
これからもファンケルは、「ダイバーシティ研修」を継続し、多様な価値観を認め合う風土をつくっていきます。
3月5日に、東京都環境局主催の「東京都貨物輸送評価制度*セミナー」で、「お取引先様と行う持続可能な調達」、「配送時のCO2削減の取り組み」をテーマにファンケルグループにおける取り組みを講演しました。
講演では、「ファンケルグループ 持続可能な調達基本方針」に基づき、事業活動における原材料の調達に関する環境配慮や人権・労働問題などへの配慮を通じて、SDGsの17の目標達成への貢献を推進するため、ファンケルグループのお取引先様各社と共に、取り組む事例の紹介や、お客様へ商品をお届けする配送時の再配達削減及び、物流センターの集約化でペーパーレス化によるCO2排出量削減事例を紹介しました。
*「東京都貨物輸送評価制度」・・・自動車からのCO2削減を推進する取り組みとして、貨物運送事業者のエコドライブ等の日常的な努力を実走行燃費で評価する、東京都独自の制度
3月18日には、産業貿易センター9階シンポジアで、横浜市環境保全協議会と横浜商工会議所主催の「環境法令改正フォローアップセミナー」が行われ、弊社は、「オールファンケルで取り組む省エネ活動」と題した社内の省エネ事例を発表しました。
セミナーは、工場や事業所が正しい法令の理解と知識を得ることで、企業の環境保全活動や環境教育の推進はもちろんのこと、環境実務担当者の育成を目的にしています。
経済産業省から「省エネ法の改正について」、省エネルギーセンターから「省エネ診断の進め方と、無料診断事例」などの説明の後に、ファンケルが社内事例を発表しました。
受講者からは、「社内の具体的な事例がわかりやすく自社でも取り入れたいと思った」という、お声をいただきました。これからも、本社所在地の横浜の企業のみなさまと共に、環境活動に取り組んでまいります。
ファンケルグループでは、社会貢献活動として、1988年より60歳以上のシニアが集まる福祉施設や特別支援学校(高等部)などで「メイク」や「身だしなみ」のセミナーを無料で実施しています。
2019年3月は、身だしなみセミナー10件、視覚障がい者向けメイクセミナー1件、シニアいきいきメイクセミナー
※1件、その他2件、合計15件を実施しました。
※「シニアいきいきメイクセミナー」は、神奈川県の「健康支援プログラム」に認定されています。