2017年5月1日(月)に山梨県南都留郡道志村で、4月に入社したばかりの新入社員40名に対し、環境研修を行いました。
この研修は、ファンケルの本店所在地がある横浜の水源地の一つである道志川が流れる「道志の森」で、新入社員が「間伐作業」や「植樹」などの森林保全の体験を通して、自然のしくみを理解し、地球環境問題に関心ある人材に育てる目的で実施しています。
6年目になる今年は、晴れたり雷雨になったりと変わりやすい天候ではありましたが、午前中は「間伐作業」と「植樹」を行い、午後からは横浜市水道局から温井 浩徳さん(水源林管理所長)を迎え、水源林の働きの講義を受けました。
「間伐作業」では、5班に分かれ、森林インストラクターのみなさんのご指導のもと、新入社員が交代で体験をしました。作業の手順は以下の通りです。
- 間伐する木の倒す方向を入念に決め、その方向に補助的にロープをかける
- 倒す方向に受け口を切り、その逆方向から追い口を切る
- 木が揺れ始めたら数人でロープを引き、倒れるきっかけを作り、自重で倒れるようにする
- 倒れた木の枝払いと均一の長さに玉切りをして揃える
「間伐作業」では、チームワークが大切です。チームワークの大切さを改めて確認し、日ごろ使用することが少ないノコギリを使い、楽しみながらも真剣に作業を行いました。

水源林の働きについて
講義を受講する新入社員

間伐した木の枝を
切り落としている新入社員

植樹記念プレートの前で
ポーズをとる新入社員
植樹では、新入社員全員で決めたスローガン『「大変革。」42人43色の挑戦 』 と、刻んだ記念プレートを立て、ファンケルの一員としての志を新たにしました。このスローガンには、「個々の持っている力を精一杯発揮するとことより、より大きなパワーを産み出したい」という熱い決意が込められています。
豊かな自然に包まれて心身をリフレッシュしながら、同期の一体感が一層強まった研修となりました。
(2)「横浜国立大学 経営学部 生態会計論Ⅰ」の授業で、ファンケルの環境活動の講義をしました。
5月10日、横浜国立大学 常盤台キャンパスの経営学部講義棟で、ファンケルの環境を中心としたCSR活動を講演する機会をいただきました。
受講生は、「経営学」でCSRを学ぶ2〜3年生を中心とした学生140名で、昨年に引き続き地元横浜の企業としてのCSR活動紹介の講義依頼を受け実施いたしました。
講義中は、学生のみなさんから「CSRの役割」について、積極的な質問が寄せられました。
CSRレポートは、どのような読み手を意識して構成されているのか?
レポートでは、良いことばかりが紹介されることはないか?
CSR活動の企画や選択基準はどのように決められているのか?
実際にその活動が、会社の利益や収益増加につながったと実感したことはあるか?
具体的な業務内容の質問から、CSR業務でのやりがいや体験談を求める声、社風や従業員に求められる資質など採用に関するものまで多岐に渡りました。講義終了後は、「来年 ぜひファンケルの採用試験を受けたい。」と、具体的なアドバイスを求める学生のみなさんに囲まれ、嬉しい時間を過ごすことができました。
ファンケルは、今後も横浜に本社を置く企業として、CSR活動をPRすると共に、地域貢献活動に積極的に参加していきます。

講義をするファンケル社員

緑溢れる横浜国大キャンパス

たくさんの学生が集まった講義風景
ファンケルの環境活動は、こちらをご覧ください
(3)「中区クリーンアップDAY2017」に参加しました!!
2017年5月20日(土)、SNSの横浜好き有志によるコミュニティー「I LOVE YOKOHAMA【ハマラブ】 」市民参加型の清掃イベント「YOKOHAMA Refresh!G96/中区クリーンアップDAY2017」が開催され、中区に本社を持つファンケルも、横浜市中区と「NPO法人 美しい港町横濱をつくる会」の参加企業として、ファンケルの従業員12名がボランティアとして参加しました。
「美しい港町横濱をつくる会」は、横浜市が世界に誇れる美しい港町がある都市環境をつくることを目的に、2010年に志を持った企業が中心となって設立した団体です。本店所在地が、横浜港のすぐ近くにあるファンケルも、2014年度に加盟し、従業員が休日の活動として毎回参加すると共に、月に2度、就業前に、本社ビル周辺の清掃活動をしています。
当日は、朝9時にJR桜木町駅前に集合し、参加者約600人でラジオ体操をした後に、みなとみらい地区、伊勢佐木町、関内、中華街、石川町などを巡る6コースに分かれて、清掃活動を行いました。開会式では、清掃にも参加した横浜市中区の竹前 大(たけまえまさる)区長の激励の挨拶と、中区のマスコットキャラクターの「スウィンギー」と、横浜市資源循環局のヨコハマ3R夢マスコットキャラクター「イーオ」も応援に駆けつけ、華やかな雰囲気で始まりました。
ファンケルが担当したコースは、野毛、日ノ出町、伊勢佐木町界隈の比較的ゴミの多い地域でしたが、川沿いや植栽には、大量のゴミが捨てられ、毎回のことながら、ひとりルールを守らない人がいることで、ゴミ捨て場ではない場所が、自然にゴミの山と化していく状況が、各地域で見られました。
お天気には恵まれたものの、気温の高さで熱中症が心配されましたが、ゴール地点の「大通り公園 石の広場」に全員元気に到着。約2時間の清掃活動で集まったゴミ(収拾車1台分)を前に笑顔で記念撮影。参加者にはオリジナルバンダナと飲料水が配布され、清々しい休日となりました。ファンケルは、今後も地道に活動を広げてゆき、地域貢献に力を注いでまいります。

桜木町駅前の開会式の様子

清掃活動の様子

ファンケルの参加メンバー
「美しい港町横濱をつくる会」の公式ホームページは、こちらをご覧ください