CHALLENGE
未来への挑戦
「なにげない感動」が、この先もずっと続くように

化粧品事業本部
中川 あゆ
幼少期からのスキンケア習慣で将来の肌悩みが軽減するなら、きちんとケアをしてあげたいと思うのが親心、でもどうすればいいのかは正直分からない。
実はきれいに見えるはずの子どもの肌は、大人よりバリア機能が弱く、紫外線や花粉、ブルーライト乾燥などの外的要因によるダメージを受けやすいのです。生涯にわたって付き合い続ける肌が健やかであることは、毎日を前向きに過ごすための大切な要素の一つ。幼いころからスキンケアをやっていれば肌悩みを減らすことができたかもしれないという、若手社員の実体験からはじまった子ども向けスキンケアの開発。その想いを胸に製品化を進めているのが、化粧品事業本部の中川です。
実はきれいに見えるはずの子どもの肌は、大人よりバリア機能が弱く、紫外線や花粉、ブルーライト乾燥などの外的要因によるダメージを受けやすいのです。生涯にわたって付き合い続ける肌が健やかであることは、毎日を前向きに過ごすための大切な要素の一つ。幼いころからスキンケアをやっていれば肌悩みを減らすことができたかもしれないという、若手社員の実体験からはじまった子ども向けスキンケアの開発。その想いを胸に製品化を進めているのが、化粧品事業本部の中川です。

子どもの頃からの習慣的な肌ケアで、将来の肌悩みを遅らせる!
ファンケルにはベビー向けのスキンケア製品はあるものの、キッズ向けの製品はありませんでした。キッズ用スキンケアの開発に踏み込んだ背景には、成長とともに日常的なケアが行なわれなくなることが分かったからです。
中川:「幼少期からのスキンケア習慣があれば、いまの肌悩みは軽減していたかもしれない」。そんな社員の声がきっかけとなってスタートしたキッズスキンケア。小学生の子どもを持つ親世代を対象に調査をしたところ、ベビーの肌ケアは丁寧に行なわれる傾向が強いものの、子どもが大きくなるにつれ、ポツポツや湿疹ができたときのみの対処へと変化し、小学生くらいになると日常的なケアがなかなか行なわれていないことが分かったんです。
一方、研究的な視点では、幼少期から小学生後期にかけて身体は成長しても、肌の水分量や皮脂量などの数値に変化はなくむしろ低い状態であり、身体の成長と比べると肌の成長はゆっくりであることが分かっていました。
中川:キッズの時期から習慣的にケアを続けることが、将来的な肌状態に影響すると考え「肌悩みの根本解決に挑む」というファンケルの想いをもとに、次世代に向けた製品として、キッズスキンケアの研究・開発に着手することになったのです。
小学生と一緒に、使いたくなるようなモノづくりに挑戦
キッズスキンケアの開発にあたっては、使い手となる小学生の声を実際に聞いて製品に反映したい。中川らのそんな声がファンケル社内にまたたく間に広がり、さまざまな部署との連携が実現。リサーチの一環として、横浜市にある小学校を対象に、1年にわたるスキンケア講座を開催することになりました。
中川:講座では、自分自身でスキンケアをはじめだす小学生高学年を対象に、スキンケアの重要性を伝えながら、使いやすい容器やどういったデザインだと実際に使いたくなるかなど、さまざまな観点から小学生たちとディスカッションを重ねました。
そのなかで気づいたのが、小学生といっても学年によって大きな違いがあるということです。
中川:6年生から見ると4年生はまだ子ども、反対に4年生から見た6年生はかなりお姉さんといったように意識に大きな差があることが分かり、デザインや処方設計にはずいぶん頭を悩ませました。小学生の考えを少しでも理解し、共感できるように小学生向けの雑誌を何冊も読みあさっては、今時のキッズの美容感度の高さに驚いたことも。1年間で合計7回実施したキッズスキンケア講座でしたが、小学生ならではの視点でさまざまなコメントやアイデアをいただけた有意義な機会になりました。

やがて、「はじめは面倒だと感じていたけれど、日に日に肌のことを気にするようになった」という子どもたちのうれしい声が、中川のもとに届くようになりました。
中川:肌のキレイさが自分の前向きさや自信につながると感じていただけたり、子どもたちの健やかな成長を少しでもサポートできることに喜びを感じます。私たちの取り組みが小さなきっかけとなり、子どもたちのスキンケアの習慣化の第一歩になることを実感した貴重な経験でしたね。

親と子、どちらの想いもないがしろにしないスキンケア製品を
製品開発に関わる調査や研究を通して、中川の心に残る印象的な光景がありました。それは、スキンケアを通して見られた親と子のふれあいの姿です。
中川:実態調査の一環として、子どもたちが洗顔やスキンケアをしているところを親御さんに動画で撮っていただいたのですが、「あごに泡が残っているからちゃんとすすいで!」「くねくねしないでじっとして!」などと、親御さんの声が入っている動画が多く、親子関係を垣間見ることができました。
そういったお客様の実際のお声を踏まえて心がけたのは、子どもたちを見守る親御さんの想いにも寄り添いながらの製品づくり。
中川:安心・安全で子どもたち自身が楽しく、使いやすくて、毎日続けたくなるようなスキンケア。これから思春期や反抗期を迎え、子どもたちとの関係性に変化が出てくる小学生期だからこそ、ファンケルのキッズスキンケアをきっかけに、スキンケアについて親子の会話が広がるといいなと考えています。
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