環境啓発活動

道志の森で新入社員の環境研修

ファンケルでは、横浜市の水源のひとつである道志川(山梨県)の水源地、山梨県南都留郡道志村にある水源かん養林「道志の森」の整備に取組み、健康な森をつくることを目的として横浜市水道局とともに水源エコプロジェクト(w-eco-p ウィコップ)を推進しています。整備する森を、笑顔あふれる世界をつくりたいというファンケルの願いを込めて、「FANCLスマイルフォレスト」と名づけるとともに、2010年より7年間で、約14.49haの森林を整備し、道志の森の保全に貢献しています。
2016年5月、参加者は間伐作業を行った後、クヌギ、ブナ、コナラの苗木を植樹しました。最後に大きく成長するよう、苗木の前に願いを込めたメッセージプレートを添付しました。今後も毎年社員中心によるボランティア活動を継続し、「FANCLスマイルフォレスト」の保全活動を続けていきます。
この活動は、環境省が主催する「グリーンウェイブ2016*」イベントに登録しています。

*グリーンウェイブ2016は、国際生物多様性の日(5/22)に植樹するイベントで木を植えることをきっかけとして生物多様性について考えるための、地球規模のキャンペーンです。
グリーンウェイブについてはこちら

間伐作業をする新入社員

倒した木の枝切りをする新入社員

植樹プレートと新入社員

横浜国立大学にて講義

2016年6月1日、横浜国立大学 常盤台キャンパスの経営学部講義棟で、ファンケルの環境を中心としたCSR活動を講義する機会をいただきました。
受講生は、「経営学」でCSRを学ぶ2〜3年生を中心とした学生で、はじめに教授が、潟tァンケルを、地元横浜の企業として紹介し、その後ファンケルの従業員による講義を行いました。

    終始、真剣に耳を傾けていた学生のみなさんからは、次のような感想をいただきました。
  • ・授業で、CSRについては学んでいるが、実際に企業が考える具体的な活動を聴くことができたので楽しかった。
  • ・ファンケルがこんなにCSR活動に力を入れているとは知らなかったし、無添加化粧品やサプリメントのパイオニアということも初めて知って感動した。
  • ・環境に配慮した「箱裏能書」や、お客様が購入された商品の廃棄費用も企業が支払うことを初めて知り、年々削減している容器原料に関する努力を評価したい。

中でもいちばん興味が高かったのが、「家庭でエコプログラム」という、家庭で行うCO2削減活動です。
・社内だけでなく家族を巻き込んでの「CO2削減」で、褒賞金までもらえるなんて、多額の費用を従業員にかけているところがすごい!
・父の会社でも同じようなことをやっていたが、お金はもらえなかった。

などと、家庭生活での努力を、「褒賞金」で評価する点に高い評価をいただいたようです。
100名近く集まった受講生の中で、ファンケルの商品を使用したことがある学生は少なく、まだまだファンケルの認知向上や、企業価値を高めるCSR活動の必要性をあらためて感じた授業でした。

講義をするファンケル社員

講義風景

武蔵野大学にて講義

2016年10月4日(火)、武蔵野大学の「環境経営論」の授業として、環境学部環境学科の3年生9名に向けて、講義を行いました。
この講義は、企業から講師を招き、企業の環境活動を学ぶというカリキュラムです。ファンケルでは「生物多様性への対応」、「資材減量化の取組み」、「自然エネルギー」の話をいたしました。
学生が特に興味を持ったのは、従業員の家庭も巻き込んだ「家庭でエコプログラム」とファンケル独自の受領印不要の「置き場所指定お届けサービス」でした。
「家庭でエコプログラム」は、社内だけでなく従業員の家庭にも拡げて省エネに取り組んでいることに興味を持っていただきました。「置き場所指定お届けサービス」は、お客様の利便性と、再配達回数の削減による環境負荷の低減という、複数のメリットがあるサービスであることが印象に残ったようです。
担当の教授からは、「学生にとって非常に有意義な講義だった」というお言葉をいただきました。

講義風景

説明を行なうファンケル社員

フェリス女学院大学にて講義

2016年10月27日(木)、フェリス女学院大学の国際交流学部、文学部、音楽学部の1〜4年生に向けて、ファンケルの環境活動の講義を実施しました。企業から学生に向けての講義は、フェリス女学院大学の教育理念「For Others」によるもので、地元企業を中心にCSR活動などの講義を一般教養の履修科目として実施しているものです。

ファンケルからは、創業のきっかけから、企業理念である「不の解消」、生物多様性に関わる「原料を循環させている代表的な商品」についての紹介や社内の環境啓発における活動などの講義をしました。 会社概要で、毎回 地元横浜の企業だということと、社名の由来などをお話しますが、ほとんどの学生が、「ファンケルは、外資系の会社だと思っていた」という事実がわかり、若年層への宣伝活動やニーズの更なる検証の大切さを感じました。

学生のみなさんからのアンケートでは、
「ビジネスの原点 = 社会問題の解決、というお話があったが、不の解消をかかげた会社の理念であれば、消費者側から見ても安心して商品を購入することができると思った。(日本語日本文学科3年)」

「箱裏能書にすれば、箱に紙が入っているかのチェック段階、あるいは紙の調達、在庫管理などの削減にもなり、一石何鳥にもなるということに感心した。アイデア次第で、多くのメリットを生み出せるので、将来、私も発想を豊かにして、たくさんのアイデアを出せるようになりたい。(国際交流学科1年)」

「今までファンケルハウスは高額かと思って敬遠していましたが、メイクや肌診断もしてくださることを教えていただいたので、ぜひ行ってみたくなった。(音楽芸術学科2年)」

「ファンケルの皆様は横浜を愛し、地球環境を守りたいという強い思いをお持ちで、とても嬉しくなりました。特に、廃棄されるサケの鼻軟骨を活用した商品開発には感動。ぜひ祖父母に教えてあげたい。(コミュニケーション学科2年)」

などの広い範囲での感想をいただきました。今後も引き続き、ファンケルの認知向上や、企業価値を高めるCSR活動の必要性をあらためて感じた授業でした。

大講義室での講義風景

「気象災害と気候変動」セミナーを実施

講師の岩谷忠幸氏

ファンケルでは、「環境」への理解促進のため、様々な啓発活動を行なっています。
9月は、「気象災害と気候変動 〜COP21 パリ協定を受けて私たちがすべきこと〜」をテーマに、弊社従業員を対象に外部講師をお招きし、セミナーを開催いたしました。
講師は、フジテレビ・日本テレビでの気象キャスターのご経験を持つ、「NPO法人 気象キャスターネットワーク」 事務局長の岩谷忠幸氏(気象予報士・防災士)をお招きいたしました。当日の講義では、9月1日(防災の日)にちなんで、「防災」と「環境問題」とし、台風(本年・昨年)の特徴と被害状況、天気予報の見かた、地球温暖化の影響(雨・風などの激しさと頻度の増加、作物への影響)、防災時の行動と心構え等を、映像や実験を交えながら約90分、わかりやすい講義をしていただきました。
参加した従業員からは次のような感想が寄せられました。

  • 気象のことが身近に感じられ興味が湧いた。
  • 環境のために、自分に何ができるのか考えて行動したいと思う。
  • 災害、地球温暖化に対しての意識が高まった。日頃からの心構えを忘れないようにしたい。

39人の参加者は、地球温暖化による影響をあらためて認識し、地球温暖化防止や防災に関する備えの意識を高めることができました。

関連URL:
NPO法人気象キャスターネットワークHP  http://www.weathercaster.jp/

講演の様子

海洋がCO2を吸収する働きを実験(ペットボトルに水とCO2を入れて振ると、ペットボトルがへこむが、その量には限界があることを証明)

「エシカル」セミナーを実施

株式会社大和総研 調査本部主席研究員の河口真理子氏を迎えて、2016年9月13日に総合研究所・11月28日に本社で「エシカルセミナー」を開催いたしました。河口氏は、昨年度の「ファンケルレポート2016」で第三者意見をお寄せいただき、また環境分野、特にエシカル消費についての第一人者です。 「エシカル」とは、エシカル(Ethical)= Ethics(倫理)の形容詞で、倫理的な、道徳的な、という意味で、CSR(企業の社会的責任)の環境の分野で世界的に注目を集めている考え方です。

・総合研究所でのセミナー
生物多様性の観点から、製品原材料に、植物性「スクワラン」や廃棄される「サケ」の鼻軟骨などを使用してきましたが、河口氏は、「ファンケルレポート2016」の第三者意見として、世界的な課題とされる「パーム油」や「水資源の保全」、「オーガニック」や「フェアトレード原料」への移行、社会や環境に配慮した「エシカル製品」の開発に期待する旨をご指摘されています。
この意見を受けて、製品をつくる上で、原材料の調達に深くかかわる研究員に、基本的なエシカルの知識や世界の動向などを知ってもらう目的でセミナーを実施しました。

・本社でのセミナー
CSRは「社会貢献コスト」ではなく、「ステークホルダーへの適切なリターン」であること。時代と共に、企業を取り巻くステークホルダーの関係は日々変化し、経営者の意識も変化している。企業は、「低炭素」ではなく「脱炭素経営」を目指す時代に入る。そして国連総会で採択された持続可能な開発アジェンダ(SDGs)に沿ったビジネスプロセスの必要性等を、他社事例を交え、説得力のある説明をされました。
特に、株式市場で最大の運用法人であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、国連の責任投資原則(PRI)に署名し、より中長期的な投資リターンの拡大を図るためESG投資を重視している等は、株式価値を高め、真の企業価値を高める使命を担う経営者には、とても有意義で重要な内容でした。

ファンケルは、これからも定期的に、エシカルに関する啓発活動を積極的に行い、経営者及び従業員への理解促進を図り、持続可能な企業を目指してまいります。

(株)大和総研 主席研究員
河口 真理子氏

講話を聴く研究員

講話に耳を傾ける経営陣