創業者メッセージ

ファンケルの歴史は、1980年に発売した肌にやさしい弱酸性化粧品の販売にはじまります。当時、私の妻を含む多くの女性が添加物の入った化粧品によって深刻な肌トラブルに悩まされており、綺麗になるための化粧品で女性が「不(不安、不快、不満)」を受けていることに義憤を覚え、「不」を解消したいとの強い想いからファンケルを創業しました。
世の中の「不」を解消するために1982年に誕生した無添加化粧品も、当時は「化粧品の素人が作った常識のない製品だ。」と非難を受けました。しかしそれ以上に、肌トラブルに悩む女性はもとより、無添加のコンセプトに共感をしていただいた多くのお客様から熱烈に支持していただきました。
以来、ファンケルは「常に挑戦者であること」を自らに律してまいりました。サプリメントの価格破壊宣言、お客様の健康を想った青汁と発芽米事業、予防医療やオンリーユーコスメのご提案など、常識にとらわれず、「もっと何かできるはず」と挑戦することは、「ファンケルらしさ」の象徴と言えます。

2013年1月に私が経営に復帰したのは、この「ファンケルらしさ」を再び力強く打ち立て、10年後、20年後、そして100年後もしっかりとファンケルを残すためです。経営基盤の再強化、高い専門性を備えた人材を育てるファンケル大学の創設、世界に美しさと健康の情報を発信する旗艦店となるファンケル銀座スクエアのリニューアルなど、改革の成果はすでにさまざまな形で結実しています。

2014年4月にホールディングス制へと移行したのも、「一人ひとりの従業員が、それぞれの会社で化粧品と健康食品の専門家集団になってほしい。」という想いからです。「専門家集団」になることで、「お客様を想う心」を深め、世の中の「不」の解消をより質の高い製品とサービスで実践していくことができます。
時代の変化に対応する受け身の姿勢ではなく、時代を変えていく側にまわります。そうでないと面白くもありません。「不」の解消という理念を変わらず貫き通すためにも、ファンケルは挑戦を続け、新たな価値を提供してまいります。

創業者
株式会社ファンケル
代表取締役 会長 グループCEO