創業者メッセージ

1970年代後半、多くの女性が化粧品に含まれる防腐剤などの添加物によって深刻な肌トラブルに悩まされ、化粧品公害が大きな社会問題となっていました。
私は、「なぜ、美しくなるための化粧品が女性の肌を傷つけているのか」と憤りを感じて一人で調査を重ねた結果、添加物を一切入れない、「無添加化粧品」という着想を得ました。
試行錯誤の末、1982年に完成させた世界初の「無添加化粧品」が、ファンケルの原点です。

以来、『正義感を持って世の中の「不(不安・不便・不満)」を解消しよう』を理念に掲げ、さまざまな事業にチャレンジしてまいりました。新たなチャレンジは、「約40兆円に達する国民医療費の削減」という
社会課題に対して予防医療も視野に入れ「健康寿命」を延ばすというファンケルヘルスサイエンスの挑戦です。
また、ファンケルは、製版一貫体制のビジネスモデルを活かして、すべてのプロセスで徹底的にエビデンスにこだわった製品づくりを続けてきました。2016年5月には、総合研究所の第二研究所を竣工させ、その研究開発力をより一層高めてまいります。

一方、私たちは、地球温暖化、国や宗教紛争による人権侵害、過酷な労働環境、高齢化社会の到来など、さまざまな社会課題に影響を受けながら、かつてないほどの変化の激しい時代を生きています。
ファンケルでは世界が直面する課題に目を向けた経営を実践するため、2013年4月に「国連グローバル・コンパクト」に署名し、グローバル・コンパクトが掲げる10原則と「ISO26000」「環境報告ガイドライン」を活動基準に、各組織が目標をさだめて業務を遂行しています。

「時代の先を読み、自ら未来をつくる」 ファンケルはこれからも現状におごることなく、新しい価値の創出に努め、世の中の「不」の解消に挑んでまいります。

創業者
株式会社ファンケル
代表取締役 会長 グループCEO