化粧品製造の
ファンケル独自のポイント
クローズドシステム


防腐剤不使用の無添加化粧品の敵は、空気中に浮遊する微生物や塵。
特に、外気と触れるタイミングがある充填時には細心の注意が必要です。
そこで、容器に化粧品の中身を充填するエリアの清浄度は高く保たれており、病院の手術室よりも微生物や塵が少ない環境が維持されています。
また、それ以外の化粧品製造エリアもフィルターを通したきれいな空気を循環させることで、常に清浄度がコントロールされています。
Process 製造工程
01 【はかる】 秤量
500種以上の原料を正確に計量
常に規格通りの高品質な製品をお客様にお届けするために求められるのは、g単位の精密な原料の計量です。

誠実なものづくり

Point01
秤量システム
機械作りたての化粧品をお客様にお届けするミッションを達成するため、製造現場では日毎に生産量が変化します。
g単位の計量が日々行われ、万が一、種類や量に誤りがある場合、作業が完了できない安全対策が取られています。
02 【つくる】 調製
人と機械が紡ぐファンケル基準
温度、撹拌速度、時間などを管理し、適切なタイミングで原料を混ぜ合わせます。
高品質な製品づくりに必須となる作業です。

誠実なものづくり

Point01
調製釜
機械乳液調製用の釜の高さは約5m。
この巨大な釜の中で、秤量された原料が決められた方法に従って調製されます。
温度・撹拌速度・時間、全てが厳密な管理の元、正確に進められていきます。

Point02
貯蔵タンク
機械調製後の製品の中身と外気との接触を無くすため、調製釜からパイプを通って貯蔵タンクまで直接移動。
この後の充填工程まで完全に外気を遮断。
無添加化粧品を作るうえでのこだわりが、ここにあります。
03 【つめる】 充填
医薬品レベル環境での充填・密封
調製を終えた製品の中身は、製造エリア以上の清浄度を誇るクリーンブース内で、充填機から容器へと詰められます。

誠実なものづくり

Point01
Class 100のクリーンブース
充填が行われるのは、一般的な手術室よりも高い清浄度を誇る『Class 100』規格のクリーンブース。充填の際、滅菌パイプから送られた製品の中身が一瞬外気に触れますが、品質を保つためこの瞬間も油断は許されません。高品質な無添加化粧品づくりへの責務です。
Class 100とは、約30㎝四方の空気の立方体の内に0.5μm以上の塵やほこりが100個以内(アメリカ連邦規格Federal Standard 209D)

Point02
高速ボトル充填機
機械微生物や塵の混入を許さないクローズドシステムで送られてきた製品の中身は、クリーンブース内の充填機で容器に詰められます。
1分間に120本のスピードで充填・密封された製品は、機械によって集積され、次の工程に進みます。
04 【つつむ】 包装
完成への最終工程
容器に充填された製品は、化粧箱や袋に包まれ、お客様の元へと届けられる準備を終えます。

誠実なものづくり

Point01
包装
人生産数量の多い製品の包装は機械で行いますが、製品によっては人の手によって丁寧に梱包します。
熟練の作業者が片手で箱を組み立て、外観に汚れや傷の有無を確認した後、一つひとつ箱へと収めていきます。

Point02
製造年月日印字
機械包装が終わった製品の一つひとつに、まるで誕生日のように製造年月日を印字します。
これは義務化されているものではなく防腐剤を使用していないため『フレッシュ期間』をお客様に伝えるためのもの。いつでも新鮮な製品を使っていただきたいというファンケルの姿勢を表しています。
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