Special Talk

若手社員座談会

見ているものは違っても、
みんな自分から動いていました。

FANCLってぶっちゃけどんな会社?
若手社員たちに聞いてみた!

ファンケルはどんな会社ですか?学生のみなさんが一番知りたいのは、きっとそこだと思います。ただ、この問いに正解はありません。社員一人ひとり、見ている場所も違えば、感じていることも違うからです。今回は同年代で職種の異なる5人に集まってもらい、それぞれの立ち位置から見えているものを、そのまま話してもらいました。

Member

取材当時の情報になります。

研究職

サプリメント基礎研究

長森 公寛

2022年新卒入社

サプリメントの基礎研究を担当。老化に関わるメカニズムに着目し、植物由来成分の機能や作用を研究している。

総合職

企画・マーケティング

橘川 怜奈

2023年新卒入社

新規事業と健康食品事業を経て、現在はキリンホールディングス株式会社へ出向中。ヘルスサイエンス領域でマーケティングを担当している。

生産技術・生産管理職

サプリメント製造

大塚 輝

2023年新卒入社

三島工場にてサプリメントの生産を担当。錠剤の製造工程を経て、現在は充填工程に従事している。

総合職

企画・マーケティング

宮永 一眞

2024年新卒入社

サプリメントのダイレクトレスポンス広告担当を経て、現在はスキンケアブランドの広告コミュニケーションを担当している。

総合職

カスタマーサービス

中山 彩聖

2024年新卒入社

カスタマーサービス部門のサプリメント相談室にて、業務改善や応対品質向上を担当。オペレーターの支援や後輩社員の育成にも携わっている。

取材当時の情報になります。

Talk Theme 01入社前のイメージ。入社後の現実。

思い込みが外れた人もいれば、思った通りだった人もいました。

カスタマー
サービス
中山さん

私、入社前に勝手に自分を追いつめていました。「お給料以上の価値を出さなきゃ」であったり、「学生気分じゃダメだ」と。でも実際は、半期ごとに上司と面談があって、「ここは助かったよ。次はこうしてみよう」って具体的にフィードバックしてくれます。入社した瞬間から完璧な成果を求められるわけではなく、振り返りと改善を繰り返しながら成長していける。社会人になるってこういうことなのだと徐々に分かってきました。

サプリメント
基礎研究
長森さん

僕は、仕事の中身の方にギャップを感じました。大学では、まだ誰も知らないことを明らかにし、その発見がどんな意味を持つのかを考えることが中心でした。一方、会社では研究成果をお客様や社会にどんな価値として届けられるのかまで考える必要があります。

企画・
マーケティング
宮永さん

学生の時と比べると、求められる視点が変わり、困難なことも多くなりそうですね。

サプリメント
基礎研究
長森さん

そうですね。でも自分が研究したことが、実際に形になってお客様に届いていく方が僕としては嬉しいんですよ。お客様に届けるという目的があるからこそ、自分の研究がどんな価値につながるのかを考える。これが企業で行う研究ならではの面白さだと思います。

企画・
マーケティング
宮永さん

そうですね。僕自身の話で言うと、入社後に大きなギャップはありませんでした。入社前から、当時の採用担当の先輩に会社の雰囲気や仕事の中身、ファンケルの成り立ちまで聞いていました。自分の目指したいキャリアや、内定後にやりたいことまで相談に乗っていただいたので、安心して入社できたと思っています。

企画・
マーケティング
橘川さん

いいですね。実は私は入社前に少しギャップを感じたことがありました。友人に「ファンケルに入社する」と話したところ、「何をしている会社なの?」と聞かれてしまいました。

カスタマー
サービス
中山さん

それはくやしいですね。

企画・
マーケティング
橘川さん

はい。無添加へのこだわりや、サプリメントのパッケージの開けやすさへの工夫など、ファンケルにはたくさんの魅力があります。でも、それがまだ十分に知られていない。知れば知るほど好きになってもらえるはずなのにな、と思うんです。だから今は、友人をお店に連れて行って勝手にプレゼンしています(笑)。

サプリメント
製造
大塚さん

僕は入社前、社会人は毎週飲みに行くものだと思っていました。でも勤務先の三島工場は車通勤が当たり前。家庭のある人も多くて、飲む機会は忘年会や歓迎会ぐらいです。ちょっと物足りないくらい。たまの残業後に「ラーメン行く?」みたいなことはありますけどね。

Talk Theme 02自分から動いて、変えたこと。

みんな自分で気づいて自分から動いていました。ただし、そのきっかけはまるで違います。

サプリメント
製造
大塚さん

いきなり飲み会の話をしちゃったので、次は真面目な話をしていいですか。初期配属の製剤グループの時、サプリメント原料の細かい粒を大きくする造粒という製造工程を担当していたのですが、その中の整粒という作業に、以前は60分もかかっていたんです。

企画・
マーケティング
宮永さん

60分!それは他の製品と比べて長いのでしょうか。

サプリメント
製造
大塚さん

長いです。他の製品は30分以内に終わりますから。ある時、各製品の粒の大きさ10ロット分の記録を分析し比べてみたら、この製品だけ明らかに粒が大きい。だから60分もかかっているのだと分かり、この製品はもう少し粒を小さくしても問題ないのではと気づいたんです。

サプリメント
基礎研究
長森さん

上司の方から調べてと言われてやったのですか?

サプリメント
製造
大塚さん

いえ、完全に自分発信でした。工場の主力はパートさんたちなので、大変な思いをしないよう、もっと何かできないかとずっと考えていました。それで技術グループに「粒を小さくして工程時間を短縮するチャレンジがしたい」と自分から相談に行きました。先輩が快く引き受けてくださり、一緒に検証を進めた結果、生産時間を短縮することができました。年間で30万円くらいのコスト削減につながっています。

カスタマー
サービス
中山さん

私も似たような経験があります。チームリーダーの方がやっている業務が大変そうで、自分が引き受けられればと思っていました。カスタマーサービス部門では、新商品が出るたびにお客様からのお問い合わせにどう応えるかを整理して、コールセンター全体に共有するという役割があり、それをリーダーが1人で担当していたんです。

企画・
マーケティング
宮永さん

中山さんはその状況を知って、リーダー業務を引き受けたいと手を挙げたのですか?

カスタマー
サービス
中山さん

引き受けたいと言う前に、まず調べました。過去の案件を何件も遡って、いつ誰にメールを送り、どんな順番で段取りして、どんなスケジュールで動いているのかまで全部把握しました。手順が分かったので、次に新しい案件が来た時に「前回と同じ手順でここまで用意してみたので、今回は私がやってみてもいいですか?」と。意欲だけでは通らないと思い、まず「ここまでできている」と見せた方が早いと思っていました。

企画・
マーケティング
橘川さん

用意周到ですね!私は普段から、自分の興味や挑戦したいことを周囲に伝えるようにしています。「中長期的な視点でも事業を考えられるようになりたい」と話したことをきっかけに、『カロリミット』の戦略検討に関わる機会をいただき、事業を広い視点で捉える経験ができました。SNSへの関心を伝えた時にはインスタグラムの運営を任せていただいて。興味や強みを活かして挑戦できる環境があると感じています。

サプリメント
製造
大塚さん

自分のやりたいことを尊重してくれるのっていいですね。

企画・
マーケティング
橘川さん

もちろん、思った通りにならないこともあります。でも伝え続けていると、思いがけない形でチャンスをいただけることが多いですね。ファンケルには手を挙げられる制度や挑戦の機会もいろいろあるので。

カスタマー
サービス
中山さん

自分から動いた時に「ありがとう、じゃあそんな感じでやってみよう」と受け入れてもらえる。あの安心感があるので、私も動きやすかったのかなって思いますね。

Talk Theme 03先輩、同期、支えてくれる制度。

動きやすさは、どこから来ているのか。話は人と制度の両方に広がっていきました。

企画・
マーケティング
宮永さん

その安心感、よく分かります。僕は入社1年目の配属がダイレクトレスポンスマーケティングの部署でした。例えばインスタグラムでよく見る広告がそれに当たります。お客様との初回接点の入り口になる広告を考えて、その反応を毎日確認してPDCAを回していく仕事です。周囲のサポートを受けながら自分で考えて進めるのですが、思うようにはいきません。どこから手をつければ日々のPDCAを回せるのか、分からないことが多かったです。そういう時に先輩が「その目的なら、この順番でやった方がうまくいくよ」と、かなり具体的に、どんな時でも温かく教えてくれました。そんな先輩方のおかげで今の自分がいると思っていて、本当に感謝しきれません。

サプリメント
基礎研究
長森さん

同期もそうです。僕は健康食品の基礎研究をしていますが、化粧品を研究している人もいれば、錠剤やカプセルの研究開発をしている人もいます。同じ研究職でも扱っているテーマが違うので、自分にはなかった視点から意見をもらえることがありますし、お互いに相談し合うことで新しい気づきを得られることもあります。同期がいるから頑張れるという場面は、かなり多いですね。

サプリメント
製造
大塚さん

生産技術・生産管理職の同期は3人と少なく、三島工場、群馬工場、滋賀工場にそれぞれ配属されています。それでも2ヶ月に1回は誰かが「話聞いてよ〜」と連絡を取り合っています。新人研修が7ヶ月ありますからね。工場研修も2週間泊まり込みですので、休みの日に飲みに行ったりドライブに行ったりして、同期とのつながりがより一層深まったと思います。

企画・
マーケティング
橘川さん

私は制度に助けられました。入社1年目にメンター制度があって、部署外の先輩を人事がつないでくれました。月に1度、業務時間内にカフェや落ち着いたスペースで話す時間をもらえました。私は配属先が新規事業だったので、前例やマニュアルが少なく、自ら働きかけながら道を切り開いていく環境でした。その分、迷うことも多くて。以前同じような仕事をしていたメンターの先輩が「大変だよね」と言ってくれるだけで、とても救われました。

カスタマー
サービス
中山さん

私もメンターの方に支えてもらいました。カスタマーサービスはまず電話を取れるようになるところからはじまります。私はサプリメントのご相談を受ける部署だったので、「持病があるのですが、サプリを飲んでも大丈夫でしょうか」というお電話をいただきます。お客様は真剣に悩まれているのに、正確なお答えができないこともありました。1年目の自分は知識も経験もないから、こうしたご相談がきたらどうしようと、毎日緊張していました。

企画・
マーケティング
宮永さん

そんな時にメンターの方が助けてくれたんですね。

カスタマー
サービス
中山さん

その方も経験がないまま私と同じ部署に配属されたことがあって、当時はやはり大変だったと言っていました。「そういう時はこうするといいよ」って具体的なアドバイスも嬉しかったのですが、それ以上に「分かる、私もそうだった」って共感してもらえたことが何よりも支えになっていました。答えより、同じところでつまずいた人が近くにいるって分かる方が、ずっと安心できるんですよね。

Talk Theme 04異動する人、出向する人、深める人。

同じ会社でも、キャリアの進み方はみんな違う。幅を広げる人も、ひとつを深める人もいました。

企画・
マーケティング
宮永さん

2025年10月に大きな組織改編がありましたよね。機能別体制で部門が分かれていた形からブランドマネジメント制に再編し、ブランドの中で企画・開発・広告・販売までを横断的に担う形へ変わりました。僕はもともとサプリメントのダイレクトレスポンス広告の部門でしたが、そこからスキンケアブランドの基礎スキンケアに異動しました。僕がサプリメントから化粧品へ移ったように、化粧品の広告担当であった方々も別の部門へ異動されたので、当時入社2年目の僕が、ダイレクトレスポンス広告を誰よりも知っている立場になったんです。

サプリメント
製造
大塚さん

それはかなりのプレッシャーでは?

企画・
マーケティング
宮永さん

ワクワクもあり、不安もありという感じでした。でも異動が決まった時に、前の部署の先輩方が「宮永さんならできるよ。なんとかなるし、失敗も含めていろいろやってみたらいい」って背中を押してくれたんです。それならばと、新しいチームで一番年次は低いけれど、この領域で自分が当事者になり、チームの力になろうと決心できました。

サプリメント
基礎研究
長森さん

僕はどちらかというと、今取り組んでいる研究分野をもっと深掘りしていきたい気持ちが強いですね。基礎研究はテーマによって、成果が出るまでに数年かかることもあります。ジョブローテーションでさまざまな仕事を経験することも、視野を広げる意味で大切だと思っています。ただ、1つの分野に続けて取り組むからこそ身につく知識や経験もあります。今は目の前のテーマを続けながら、専門性を高めていきたいですね。

サプリメント
製造
大塚さん

研究職はそういう人が多そうですよね。今携わっているものをある程度形にしてから次へいきたいという気持ちもよく分かります。橘川さんは、いま出向されているんですよね。

企画・
マーケティング
橘川さん

はい、キリンホールディングスの本社にいます。出向前は、ビールや紅茶などの飲料のイメージが強かったので、正直ファンケルとはまるで違う人たちがいるんだろうなと思っていました。でも、全然そんなことはありませんでした。私はヘルスサイエンス事業の部署にいるのですが、雰囲気がファンケルにすごく似ています。サプリをどうやって人々の暮らしの中に入れていくかという視点も、人の温かさも。目指している先が同じなんだなと、実感しました。

サプリメント
基礎研究
長森さん

逆に違いを感じるところは?

企画・
マーケティング
橘川さん

ブランドの存在感ですね。『一番搾り』も『午後の紅茶』も、それぞれ違う商品なのに、お客様の中でキリンというブランドがイメージできている。あれはすごいなと思うので、盗みたいところです。『マイルドクレンジング オイル』や『カロリミット』は多くのお客様に支持されていますが、その魅力とファンケルというブランドの価値を、もっと広く伝えていきたいと思っています。

Talk Theme 05これから、変えていきたいこと。

最後に、これから挑みたいことを聞いてみました。5人とも、もう次を見ていました。

サプリメント
基礎研究
長森さん

変えたいこと、僕にもありますよ。いま『ウェルエイジ プレミアム』というサプリメントに使われているキンミズヒキ由来のアグリモール類など、老化に着目した成分の研究をしています。老化は誰にでも訪れるものですが、それをどう捉えるかにはいろいろな考え方があります。すでに起きたものに働きかけるのか、そもそも起こりにくい状態を目指すのか。僕は、もっと根本のところを突き止めたいんです。「老化研究といえばファンケルだよね」と言われるところまで持っていきたいです。

カスタマー
サービス
中山さん

そこまで言い切れるのはすごいです。私は、まずカスタマーサービス部門でお客様を徹底的に理解したいと思っています。そのうえで将来的には、通販部門でより多くの方に価値を届けられるよう、会社全体を見る視点も身につけたいです。お客様のために何ができるかを考えるには、お客様のことをどこまで知れるかが一番のポイント。それは就活生の頃からずっと思っていたことです。お客様を知っている人財として会社に貢献したいので、まずは一番近い距離で声を聞ける場所でやり切ってから、次のステップへ進みたいです。

サプリメント
製造
大塚さん

僕は錠剤をつくる部署を経験して、今は錠剤を詰める工程にいます。サプリメント製造現場の一連の流れを理解したうえで、将来は品質管理や技術部門の業務に携わりたいと考えています。特に三島工場品質管理グループは、ファンケル健康食品の全商品の品質を見ているところです。お客様の中に「ファンケル=安心・安全」というイメージがあると思うので、それを守り続けるモノづくりに関わりたいです。生産現場での経験を次の部署で活かすため、今できることを精一杯取り組んでいます。

企画・
マーケティング
橘川さん

私はサプリメントを利用する人口を増やしたいと思っています。日常的にサプリを飲んでいる方は、まだ多くないんです。飲みにくいとか、本当に効くのかとか、いろいろな「不」が残っているので、そこを解消したいです。錠剤にこだわらず、ゼリーでも飲料でもいい。ファンケルとキリンを掛け合わせれば、できることは無限に広がります。

企画・
マーケティング
宮永さん

僕は、将来ファンケルの中華圏事業を引っ張る人財になりたいです。市場も文化も違う場所で、現地に根ざして実行し、判断し、前に進める。そうやって一緒に働く人や組織にいい影響を与えながら、世の中の「不」を解消していきたいです。今は国内でファンケルを知っていただく活動を続けていて、一番信頼できるブランドだと思ってもらえる状態を目指しています。

Afterwordあとがき

1時間ちょっとの座談会でしたが、話は飲み会の頻度からメンター制度、キリンとのコラボ、そして5人それぞれの目標まで、ずいぶん広がっていきました。5人とも、立っている場所も見ているものも違いました。それでも共通していたことが1つあります。誰かに言われたからではなく、自分で気づいて動き出した話を、みんなが語ったということです。気づいたことを、そのままにしない。ファンケルで働く人たちは、どうやらそれが少し得意なようです。