生物多様性

化粧品

マイクロプラスチックビーズへの対応

肌の汚れや古い角層を除去する目的でスクラブ剤が配合されている洗い流し化粧品がありますが、スクラブ剤の一種である「マイクロプラスチックビーズ」について、近年環境面のへの影響が国内外で懸念されており、世界各国でも使用に関する規制が定められつつあります。

このような状況を受け、ファンケル・アテニアでは、日本で販売している洗い流し化粧品には「マイクロプラスチックビーズ」の配合を廃止しております。
また、海外で販売している洗い流し化粧品(2品)には、「マイクロプラスチックビーズ」に該当する成分を使用していますが、すでに使用を全廃することを決定しており、2018年末までにすべて「マイクロプラスチックビーズ」を含まない商品に置き換えていきます。

ファンケルグループでは今後も環境に配慮した商品づくりを進めていきます。

持続可能な植物性スクワラン

絶滅の危機に直面しているにもかかわらず、多くのサメが捕獲されています。サメが絶滅してしまうと、海洋生物の生態系バランスも壊れてしまいます。原料として流通しているスクワランは、アイザメから採取したものが一般的ですが、ファンケルグループが販売するすべてのスキンケア製品には、オリーブやサトウキビから採れた、植物性スクワランを採用しています。

アテニア「スキンクリア クレンズオイル」

厳選された4つの高級美容オイルを配合し、今までのクレンジングではありえない、エイジングケア効果を発揮します。日本で初めて肌のくすみの原因「肌ステイン」を洗い落とす「ロックローズオイル」とくすみをつくらせない「イモーテルオイル」を配合。この希少な機能成分を「超臨界抽出法」*)で採取しました。
うるおいを守る「バオバブオイル」と毛穴、角栓、皮脂をケアする「アルガンオイル」を配合。使用しているアルガンオイルは、スローフード大賞を受賞したタルガニン生産組合製の高品質オイルです。このオイルはアルガンツリーの保護活動、有効利用につながり、女性の雇用と地位の向上に貢献しています。
*) 今までは、高温蒸留で抽出していたために熱に弱い成分が分解していましたが、圧力をかけて低温でガス化することで純粋な原料そのままの状態で抽出することができるようになりました。

健康食品

腰ラックス

サケの身や卵(イクラ)などの部位は多く流通されていますが、水産加工品の製造工程においてサケ頭部が多量に廃棄されており、資源の有効利用が望まれていました。
腰ラックスは、廃棄されていたサケの鼻軟骨から抽出して得られた原料で、年齢とともに減少する成分「プロテオグリカン」を補い、なめらかな動きにアプローチします。

発芽米

(株)ファンケル発芽玄米 長野工場では、発芽米を生産する過程で出る、形や大きさなどの面で商品としては不適切な選別品(くず米)や糠などを、リサイクルしています。2015年度は、精米前の玄米や玄米を発芽させる過程で抽出された選別品を、合計208トン、養鶏場の飼料、キノコの菌床などさまざまな形でリサイクルしました。

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2012年度の選別品が97トンと減少したのは、選別機の精度向上(形の悪い米だけを選別)する取り組みを行った結果です。

発芽米の生産水を有効利用

横浜の特例子会社(株)ファンケルスマイルは、地元農家のご指導により、野菜を栽培しています。この菜園では、発芽米を生産している長野工場で使用した生産水を活用することで水のリサイクルを行っています。この生産水で栽培・収穫した野菜は社員食堂で利用しています。

青汁

ファンケルが青汁の製造を委託している関連会社の(株)グリーンヒルでは、地元農家が栽培するケールを青汁に加工しています。2007年度より原料のケール搾りかすの活用方法として、飼料化技術を国内で初めて導入し、家畜の餌として地元の酪農家に販売しています。飼料は安価で栄養価が高いことから酪農家にも好評を得ており、2016年度は、搾りかす399トンの95.1%にあたる379トンを飼料として利用しています。 この取り組みは資源の地域内循環を実現していることから、愛媛県が廃棄物の発生抑制(リデュース)・再利用(リユース)・再資源化(リサイクル)に積極的に取り組んでいる事業所や店舗に認定する愛媛県資源循環優良モデル『優良循環型事業所』認定を受けました。
(2010年「優良循環型事業所」に認定されました。詳細はこちら

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グリーン・オーシャン大賞2017 銅賞を受賞

株式会社オルタナは、社会課題を起点にしたビジネスアプローチを「グリーン・オーシャン戦略」と名付け、「グリーン・オーシャン大賞2017」を展開いたしました。当社は【「ミカン衰退」の町を青汁で再興】という内容で「グリーン・オーシャン大賞2017」銅賞を受賞いたしました。取組の事例は次の通りです。

青汁の原料となるケール栽培の様子

銅賞の表彰状

1991年にオレンジの輸入が自由化され、嗜好の変化や生産者の高齢化の影響を受けて、温州ミカンの出荷量は大きく減少しました。愛媛県は全国2位の温州ミカンの出荷量ですが、過去25年で出荷量は約半分(12トン)に減少しました。
ファンケルは、2002年4月、農業振興を目指し、愛媛県西予市野村町、東宇和農業協同組合と共同で青汁の生産工場を立ち上げ、第三セクター方式で工場を運営する企業グリーンヒル(西予市)を設立しました。
同町の農家が青汁の原料になるケールを栽培し、ファンケルが販売します。地元の雇用と農産物の出口を創出することで農業振興につなげることを目指しました。現在は年間約1,200トンを生産しています。
2007年度からはケールの搾りかすを飼料化し、家畜のエサとして地元の酪農家に販売しています。飼料は安価で栄養価が高く、家畜が健康になったと酪農家にも好評をいただいています。
2016年には高い栄養価と飲みやすさを実現した「濃縮ケール青汁」を開発しました。容器は3分の1サイズで、解凍時間も30秒に短縮しました。