環境法令遵守のしくみ

各事業所ごとの担当者は、年に1回法令に定められた項目について
(1)法令の順守評価の確認
(2)評価状況の記入
(3)責任者の承認
(4)CSR推進事務局への報告
を行っています。
環境に関わる法規制は、年々強化されていて、情報の共有化を図っています。2016年度の調査を実施した結果重大な環境関連法規制等の違反はありませんでした。
今後も継続して適正管理に努めていきます。

廃棄物管理の徹底

電子マニフェスト化と契約書・許可証・業者情報の電子媒体化による一元管理を推進しています。2015年度ファンケルグループは、すべての事業所にて電子マニフェストシステムを導入しています。

廃棄物処理施設の現地確認

廃棄物処理業者の処理施設を訪問し、法令の順守状況、契約の履行状況、許認可状況などを確認しています。
廃棄物処理法の改正に伴い、現地確認の重要性が高まったことからも、引き続き定期的に廃棄物処理施設の現地確認を実施します。
あわせて、創設された優良産業廃棄物処理業者認定制度の取得の有無を確認し、認定制度取得を推奨しています。

化学物質の管理

6月施行の改正労働安全衛生法で化学物質が作業者に与えるリスク評価が義務化されます。
それに伴い、化学物質のリスクアセスメントを導入します。化学物質の種類や使用量、作業環境によって作業者に健康被害が起きるリスクを明らかにして、リスクが大きければ換気やマスク着用し体内に取り込まれないようにリスクを下げます。
あわせて、震災時の対策(保管・使用量の最小化、転倒、落下防止、速やかな消火活動のための化学物質GHS表示の活用)を徹底します。
化学物質は、リスクの低い代替試薬へ移行を推進しています。(ベンゼン、六価クロムの使用廃止、使用記録の保持と継続的なモニタリングを実施)
毒劇物、化学物質を取扱うファンケル総合研究所では薬品管理システム導入しています。
試薬の入庫時、使用時の担当者のID入力から、試薬重量を測るだけで、入荷試薬・使用者・使用量・保管状況の管理ができるため、記録転記ミス、改ざんなどを排除することが可能となります。
また、使用履歴等、データベースに蓄積されたデータを集計機能活用して、棚卸チェック、危険物や毒劇物等の所持数・所持倍数も随時に把握できます。特定化学物質障害予防規則等の法律改正対応(作業目的・時間記録)にも機能を追加し、効率化を図っています。
化学物質(薬品)の管理を「入庫から廃棄までを一元管理」し、更なる安全な管理体制を目指しています。

薬品管理システム

有機溶剤使用の注意事項変更(法改正)

フロン漏洩対策の強化

フロン使用機器のリスト化と、適正な使用環境を維持・定期点検・フロン類が漏れ出た時の対処・機器の点検及び整備に関して、記録し、保存する体制を整備しました。

土壌・地下水の汚染防止及び対策

工場・研究所では、土壌・地下水への汚染防止に努めています。
また、土壌汚染対策法及び条例に基づき、法令に則った使用記録と保管、調査を適切に実施しています。

(単位:kg)

法指定

物質名

取扱量

大気・土壌

下水道

廃棄

PRTR

2

アセトン

33

 

 

33

 

 

アセトニトリル

352

 

 

352

13

11

キシレン

25

25

 

9

80

15

クロロホルム

67

 

 

67

127

 

1,2,4トリメチルベンゼン

27

27

 

 

296

49

ヘキサン

66

 

 

66

392

 

ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテル

5,670

 

5,670

 

407

53

メタノール

303

 

303

大気汚染・水質汚染防止

大気汚染・水質汚染防止のため、各事業所では法規制に基づき監視・測定を実施しています。
事業活動における排水量は99千m3(前年度比90.8%)、BOD7.5トン(前年度比111%)、3.7トン(前年度比67.3%)
排水処理施設による排水処理は順調に行われています。

騒音・振動・悪臭防止

騒音・振動・悪臭防止に関する法令順守のため適切な対策と継続的モニタリングを実施しています。

*BOD(生物化学的酸素要求量)水中の有機物を微生物で酸化分解するのに消費される酸素の量で水質汚濁指標のひとつです
*COD(化学的酸素要求量)水中の有機物を酸化剤で酸化分解するのに消費される酸素の量で水質汚濁指標のひとつです
*NOx(窒素酸化物):窒素と酸素の化合物の総称。燃焼によって発生し、工場や自動車などが主な発生源。
*SOx(硫黄酸化物):硫黄と酸素の化合物の総称。大気汚染物質のひとつで、酸性雨の原因物質。