シミのできにくい肌をつくりたい。
その答えを細胞から探しています。

  • 研究開発
  • 基礎研究
  • 美白を極める

研究職

総合研究所

基盤技術研究センター

谷澤 佳奈

2018年新卒入社

Profile

ビューティサイエンス研究センターに配属、美白の基礎研究を4年間担当。2022年に化粧品研究所へ異動し、製品開発に携わる。2026年に基礎研究部門である基盤技術研究センターに戻り、現在はシミ発生のメカニズムを研究している。

Talk Theme 01見過ごせなくて、変えたこと。

色むらのない均一な肌をつくる。
私たち独自の美白アプローチによって。

入社後取り組んだのは、長寿遺伝子とも呼ばれる「サーチュイン3」という物質に関する研究でした。シミのもとになるメラニンをつくる細胞のなかにあります。実験で、この物質が少ないと紫外線を浴びた時にシミのもとを過剰につくると分かりました。ただ、それは細胞実験の話です。人の肌でも同じことが起きるのかを確かめなくてはなりません。社内に協力を仰いで臨床試験を実施し、「サーチュイン3」が肌の透明感と強く関わることを突き止めました。外から抑えるのではなく、紫外線に負けない細胞を育てるというアプローチから開発された美白美容液は、色むらのない均一な肌を目指すファンケルらしい商品になりました。自分たちの研究成果が、やがてお客様の手に届く。これが基礎研究の魅力です。

Talk Theme 02現在の仕事について

教える側と教わる側が当たり前に入れ替わる。
そのフラットさも魅力だと思います。

2022年からの3年間は製品開発を担当しました。企画からの要望に応えて成分を決め、効果を確かめる。多い時は20品を並行し、製品が形になる面白さも知りました。そのうえで、自分が一番やりたいのは、まだ答えのない問いを追いかけることだと確信しました。面談のたびにその意思を伝え、基礎研究へ3年ぶりに復帰しました。
いま取り組んでいるのは、シミのできにくい肌環境をつくる研究です。自分でも驚いたことに、戻ってきた当初、あんなに楽しかった実験の手順を体が忘れていました。指導するはずだった後輩に逆に教わりながら、体を慣らす日々が続いています。
現在の研究は先輩1人に、後輩2人、そして私の4人で進めています。4人がそれぞれに教え合っている環境です。

Talk Theme 03これからの目標

「美白といえば谷澤さん」。そう呼ばれる存在になりたい。

基礎研究は成果が出るまでに時間がかかります。1年かけても何も見つからないこともあり、心が折れそうになる時もあります。ただ、製品開発にいた3年間で見えたものがあります。このデータをこう整えておけば、次の商品リニューアルで使ってもらえる。あの美容液は、こういう経緯で世に出た。基礎研究の先に何があるのかを、私は知っています。それを後輩たちに伝えていくのも、私の役割だと思っています。
研究職には、研究を極める道と、人をまとめる道があります。私もどちらに進むべきかを選ぶ時期です。手を動かすことをやめたくはありません。最初に教えてくださった先輩は、社内で「美白といえばあの人」と呼ばれています。先輩のような存在になることが、私の目標です。

Career Pathキャリアパス

基礎研究から製品開発へ。再び、基礎研究へ。
往復した8年が、いまの私をつくっています。

  1. 2018.4

    入社1年目

    入社後、基礎研究の道へ

    基礎研究部門に配属。肌がもつ物質とシミの関係を追い、4年間で2つの美容液に研究成果が使用される。

  2. 2022.11

    入社5年目

    製品開発部門へ異動

    企画チームから届く要望に合わせて成分を決め、製品の効果を確かめる仕事。担当は複数のブランドにまたがる。

  3. 2023.10

    入社6年目

    化粧品研究所での経験

    担当は美容液が中心。肌の悩みごとに入れる成分を選び、効果を確かめる。

  4. 2026.1

    入社9年目

    基礎研究部門へ復帰

    シミのできにくい肌環境に関する研究を行う日々。3年ぶりの実験に手が慣れるまで、ひたすら数をこなす。

Life at FANCL私のファンケル生活

しっかり休めるから、仕事にも夢中になれます。

フレックス制度があり、その日の体調に合わせて働けます。長く働いた日は別の日に短く調整できるため、月の残業は数時間ほどです。休みも取りやすく、連休とつなげて旅行に出かけます。自転車を積んでいって、知らない土地を走るのが好きです。仕事は楽しくて、趣味のように夢中になれるものだと思っています。ただ、そう言えるのも休める日がちゃんとあるからです。