ファンケルは、人々の食生活や栄養状態の変化(栄養不足、過剰栄養)に対応するために、適切な栄養摂取を提案し、基本栄養の充足をサポートするための製品やサービスの開発や、社会活動を行っています。
目標
-
基本栄養の適切な摂取にファンケルの製品を利用する方の拡大
2027年度までに115%(2023年度比)
2024年度:102%
取り組み報告
製品を通じた基本栄養の適切な摂取への対処
健康に必要な基本栄養の提案
栄養不足による心や体の不調など、食に起因する健康課題を解決するには、日常的な食生活における栄養バランスの改善が必要です。
ファンケルは、栄養課題解決に向けた取り組みとして、食事で補いきれない栄養を効率よく摂取するサポートとしてサプリメント(栄養補助食品)を提案しています。また、毎日の食卓から健康づくりを応援したいという想いから、発芽米、青汁などの食品も展開しています。







食事の糖分、脂肪分対策
日々の生活のなかで、糖質や脂質が多くなりがちな現代人の食生活に配慮した製品を研究、発売しています。カロリミットシリーズは、食後の血糖値や食後の中性脂肪値に着目した機能性表示食品です。



社会活動を通じた基本栄養の適切な摂取への対処
ファンケル SDGs講座(栄養)
ファンケルは、神奈川県やその他地域での小学校・中学校・高校にて、SDGsについてともに学ぶ「ファンケル SDGs講座」を2021年度から実施しています。
「栄養講座」では、「食品ロス」「栄養課題」をテーマに、世界や日本の食料格差や、日本の若者の栄養課題に関する講座を実施し、若い世代へ必要な基本栄養の大切さなどを伝えています。


子ども食堂での食育活動
2022年12月神奈川県主催の「かながわSDGsパートナーミーティング」に参加し、神奈川県横浜市の子ども食堂との協働を2023年5月に開始しました。
また、栄養課題が大きいとされている沖縄県では、「おきなわSDGsパートナー」を締結し、2023年10月から、沖縄県内の子ども食堂でも定期的に食育講座を実施しています。
子ども食堂は、食事の提供だけでなく、地域との交流や食育の場としても活用されています。ファンケルの発芽米・青汁を活用し、子どもや子どもを取り巻く地域の方へ向け、食や栄養に関する知識とバランスの良い食を選択する力を習得する「食育講座」を行うことで、将来に向けた健やかな身体づくりに貢献することを目指しています。
2024年度は、キリンビバレッジ株式会社やライオン株式会社をはじめとした、共通の想いを持つ企業と連携し、各社の強みを活かした講座の共催も推進しました。今後も課題解決に向けた協業の取り組みを積極的に推進していきます。


発芽米・青汁を活用した子どもの食育
雲母(きらら)保育園は、全国すべての園に栄養士を複数名配置し、食育に積極的に取り組んでおり、20年以上にわたり、当社の「ファンケル発芽米」が給食に使用されています。2022年から雲母保育園と協働で、親子で美味しく食べられる、発芽米・青汁を使ったメニューコンテストを開催しています。


給食で発芽米を食べる園児たち