BCP(事業継続計画)

ファンケルグループは、東日本大震災の教訓を踏まえ、事業へ大きな影響が予想される首都直下型地震の発生を想定し、事前に被害を最小限に留め、またお客様へいち早く製品をお届けできるよう、2013年2月にBCP(事業継続計画)を策定しておりますが、近年地震だけでなく、風水害による甚大な被害や、新型コロナウィルスなどの感染症、またサイバー攻撃によるIT障害など災害は年々増加し被害が大きくなっています。このような状況を踏まえ様々な不測の事態に対応できるよう「オールハザード型」のBCPの再構築に2021年より取り組んでいます。
2010年には、安否確認システムを導入し、訓練を繰り返した結果、100%の参加率で、グループ全従業員の安否をいち早く把握できる体制を整えたほか、全従業員参加型の防災訓練を取り入れ、毎年継続的に実施しています。また2012年にはグループ全拠点へ災害備蓄品(食料・トイレ・寝具・日用必需品)の完備をし、従業員が帰宅困難になった場合でも施設内で待機(宿泊)できる体制および、グループ全体の災害マニュアルを整備しています。また、家庭における災害備蓄品の推奨(2019年から従業員向けに会社推奨の災害備蓄品の販売を毎年実施。遠方の家族・知人にも送れるよう送料は会社負担)、居住区のハザードマップの確認など、平時からできる家庭内での防災意識の向上にもつとめています。
今後も、災害発生時にも速やかに対応ができる防災体制をグループ全体で構築します。

かながわシェイクアウト実施報告について

かながわシェイクアウトの実施風景

神奈川県主催の「かながわシェイクアウト(いっせい防災行動訓練)」に2013年より参加しています。2022年9月5日には、グループ4拠点(本社ビル、総合研究所、ファンケル美健横浜工場、飯島ビル)の従業員約1,000名が参加しました。(在宅勤務従業員は在宅にて参加)
同訓練は、神奈川県内全域、160万人以上が参加する防災訓練で、ファンケルは11回目の参加になります。
「かながわシェイクアウト(防災訓練)」は、訓練会場に参加者を集める一般的な防災訓練とは異なり、一斉に、それぞれの仕事場で、「1.DROP!(まず低く!)、2.COVER!(頭を守り!)、3.HOLD ON!(動かない!)」を行い、自らの身を守る行動をとる訓練です。

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