プラスチック使用量の削減

海洋プラスチックの問題にも対応し、容器等のプラスチック使用量削減に努めます。
4R※1の観点で、製品やサービスのプラスチック削減に取り組みます。

目標

  • プラスチックを使用した
    容器包材における4R※1対応

    2030年度までに100%(2021年度:43.0%)

  • ファンケル化粧品の植物由来・再生由来
    プラスチックの使用率

    2030年度までに  30%(2021年度:17.6%)

  • 紙を使用した容器包材における
    環境配慮紙※2の採用

    2025年度までに100%(2021年度:79.9%)

  • 1 Reduce(容器樹脂の削減)・Reuse(容器の再利用)・Recycle(容器回収リサイクル)・Renewable(再生素材または植物素材への切り替え)
  • 2 認証紙、非木材紙、再生紙等
  • 「プラスチックを使用した容器包材における4R対応」「紙を使用した容器包材における環境配慮紙の採用」は、㈱ファンケル、㈱アテニアが対象

取り組み報告

REDUCE(へらす)

マイルドクレンジングオイルの容器軽量化

マイクレ容器新旧比
マイルドクレンジングオイル容器新旧比

多くのお客様にご愛用いただいている「マイルドクレンジング オイル」は、研究に約10年を費やし、強度テストを繰り返し行いながら、段階的に容器の厚みを減らしてきました。2004年には30gあったボトル部分を、2015年には18.2gに削減することに成功しました。
容器の削減・軽量化により、輸送にかかるエネルギーや使用後の廃棄容器量も削減でき、環境負荷の低減に貢献しています。

マイクレ樹脂量変遷
マイルドクレンジングオイル樹脂量変遷

サプリメントアルミパウチのプラスチック量削減

ファンケルは、アルミパウチ袋を初めて健康食品に採用しました。 健康食品を適正価格で販売する努力を重ねるなかで、製造コスト削減のため、プラスチックボトルの代わりにアルミパウチ袋を採用。2013年にはアルミパウチ袋の厚みを11%薄くし、小袋重量を5%減らすことに成功しました。
同時に、目安量を少なくして包装自体を小型化する取り組みも進めています。

容器包材におけるプラスチック量の削減(代替素材への変更)

植物由来プラスチック

ディープクリア 洗顔パウダーでは、容器の一部に植物由来プラスチックを配合すると共に、従来プラスチックであった外装を、適切に管理された森林由来の原材料で作られた紙製パッケージに変更しました。紙に切り替えることで年間*約7.0tのプラスチックを削減することができます。
*2020年度売上数換算

REUSE(つめかえ)

ファンケル化粧品のつめかえ容器

つめかえ用パッケージの採用により、ボトルタイプと比較してプラスチック使用量を大幅に削減。プラスチックごみの廃棄量削減に貢献しています。
ファンケル化粧品のスペシャルケアアイテムでも無添加品質を保ったまま、レフィル化を実現。プラスチック削減に貢献しています。

アテニアのつめかえ容器(エコパック)

アテニアは、「容器を毎回捨てるのはもったない」というお客様の声をきっかけに、1995年からエコパックの商品化に取り組んでいます。
スキンケア商品では、エコパック専用ホルダーやワンタッチでつめかえができる商品もラインナップしており、レフィル製品「スキンクリア クレンズ オイル<エコパック>」では、ボトルタイプに比べて樹脂量を約85%削減することに成功しました。
2022年3月新発売した「プライマーショット」もレフィル対応し、容器のプラスチック量をリニューアル前と比較し、37%削減できる上、最後までしっかり使い切れる仕様に進化しました。

RECYCLE(資源にする)

容器回収リサイクル「FANCL リサイクルプログラム~花と緑を広げよう~」

プラスチックの資源循環を目指した新しい取り組みとして、2021年7月に「FANCL リサイクルプログラム~花と緑を広げよう~」を開始しました。このプログラムは、一部の直営店舗で使用済みの化粧品容器を回収し、リサイクルする取り組みです。
回収した容器は、特例子会社であるファンケルスマイルで分別・洗浄・乾燥の作業を行い、その後、協力会社で植木鉢などへリサイクルしています。
リサイクルした植木鉢はファンケル本社がある横浜市が毎年主催している、花のイベント「ガーデンネックレス横浜」でご活用いただくなど、花と緑あふれる街づくりに貢献しています。

RENEWABLE(代替素材をつかう)

国内業界初!「ペットボトルキャップ」の再利用

「ペットボトルキャップ」の再利用

ファンケルグループは、2019年にキリングループと資本業務提携を行い、さまざまな共同開発を進めています。
「スキンクリア クレンズ オイル<エコパック>」容器のポリエチレン製スパウト部に、ペットボトルのキャップ由来する再生樹脂を採用したことも、そのひとつ。国内で初めて、同素材を化粧品容器に採用しました。
これにより、キリンビバレッジはペットボトルキャップの約3~4割を再利用することができ、廃棄物による環境負荷低減に成功しました。
またアテニアでは、再生樹脂の採用により、従来本製品に使用していたプラスチック量の約40%を削減しました。

再生由来プラスチックの採用

マイルドクレンジングオイルは本体容器のボトル素材をケミカルリサイクル※1という処理工程で作られた100%再生由来のPET原料を採用しています。再生由来100%のPETに切り替えることにより石油由来のバージンPET品と比較して、約47%のCO2排出量が削減できます。
エンリッチプラスでは、キャップ、ポンプにも再生由来プラスチックを採用。環境配慮素材使用率では、化粧液は 100%、乳液は 87%※2となり、従来よりも大幅に石油由来プラスチックの使用量を削減しました。
今後は、2023年3月末までにファンケルの化粧品のPET容器を対象として、ケミカルリサイクルPET100%素材への切り替えを順次対応していきます(一部製品を除く)。

  1. ケミカルリサイクル…使用済みの資源を化学分解によってプラスチック(PET)の原料に変換して再利用すること
  2. 乳液ポンプの一部分未対応

植物由来プラスチックの採用

ヘアケアライン「艶衣」のシャンプーボトル、ベビーケアラインのベビー全身泡ウォッシュ、ベビーミルクに植物由来プラスチックを採用しています。2022年度は、新たに洗顔パウダーのボトルを100%植物由来プラスチックに切り替える予定です。

環境にやさしい紙の採用

ファンケルグループでは、森林保全の観点から、製品に使用する容器包材は2025年度までに環境配慮紙※1 100%採用を目指しています。
ファンケル化粧品の包材はすべて環境配慮紙への切り替えを実現。製品だけでなく、情報誌、店舗の紙袋やレシート、通信販売の輸送箱には、森林認証紙を採用しており、各種印刷物、販促資材においても積極的に環境配慮紙を採用しています。

  1. 認証紙、非木材紙、再生紙等

マイクロプラスチックビースへの対応

化粧品の原料において、プラスチック問題に配慮した商品開発を行なっています。
ファンケル・アテニアでは、洗い流し化粧品に「マイクロプラスチックビーズ」を使用していません。
肌の汚れや古い角層を除去するスクラブ剤の一種である「マイクロプラスチックビーズ」に関しては、近年、国内外で環境への影響が懸念されており、世界各国で使用に関する規制が進んでいます。
ファンケルグループでは、今後も環境に配慮した商品づくりを進めていきます。

サステナビリティ