従業員への環境教育

従業員一人ひとりが環境や生態系保全の重要性を理解し、職場や家庭で環境活動に取り組めるよう環境教育を行っています。

取り組み報告

従業員のSDGs教育

SDGsの推進のために、従業員が重点テーマ・重点課題を理解することが重要という考えのもと、SDGsの勉強会やワークショップを開催しています。2021年度は、環境の有識者である社外監査役 南川秀樹氏を講師にむかえ、「プラスチック対応」と「気候変動対応」の講義を実施しました。また、「認証パーム油」の教育動画を制作し、全従業員が視聴しました。また、SDGs情報が、手軽に読める「SDGsトピックス」を制作し、全従業員へ定期的にメール配信しています。

紙とプラスチック削減のチャレンジ活動

2021年度は、従業員が、コピー機での紙の使用削減と、「マイボトル、マイバックを持参する」等の日常で取り組めるプラスチック削減に取り組むチャレンジ活動を行いました。
チームで取り組めるよう推進役を選出し、アイデア溢れる取り組みやチームワークが発揮された組織を表彰しました。
また、2021年7月から一部店舗でスタートした「容器回収リサイクル」を社内でも展開。お客様とともに行う活動として従業員も積極的に参加しています。

積極的に取り組んだ部門を表彰
積極的に取り組んだ部門を表彰

森林保全を学ぶ、環境研修

ファンケルでは、新入社員の新人研修で「環境を守ることの大切さ」を伝えています。2010年より、本社所在地・横浜市の水源である山梨県道志村の森林保全研修を開始し、継続的に道志の森での植林や間伐を行っています。

環境研修
森林保全研修の様子

2021年度の新入社員の森林保全研修は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、開催を延期しました。

家庭でエコプログラムの実績

家庭でのCO2削減「家庭でエコプログラム」

CO2排出量削減のため、事業活動だけでなく従業員の家庭で排出されるCO2にも目を向け、2008年より家庭でのCO2排出量削減を後押しする「家庭でエコプログラム」に取り組んでいます。
「家庭でエコプログラム」では、電気・ガス・水道料金の合計が全国平均値から5%以上削減できた従業員にギフト券を贈呈し、従業員がエコ活動に楽しく取り組む模様を社内発信するなど水平展開をしています。
また、従業員にとって環境を考えるきっかけになる仕組みであることや、家族が仲良くなる取り組みとしてプログラムが機能していることから、社外からも評価*されています。
従来は紙でのエントリー方法でしたが、2020年度下期からは、電子化を行い、紙の大幅な削減に努め、約5,000枚(ピーク時と比較)の紙の使用量削減に貢献しました。

*受賞歴
2019年度 環境省主催「第7回 グッドライフアワード実行委員会特別賞 環境社会イノベーション賞」受賞
2020年度 環境省主催「環境人づくり企業大賞」※2018年度から3年連続受賞

サステナビリティ