何気ない感動をずっと。FANCL

従業員への環境教育

従業員一人ひとりが環境の重要性を理解し、職場や家庭で環境活動に取り組めるよう、環境セミナーの開催や自然の大切さを学ぶ体験型の環境教育を行っています。

取り組み報告

環境の知識を深めるセミナーの開催

重要課題(マテリアリティ)の理解を深めるため、テーマ別の環境セミナーを実施しています。2023年度は、新たなマテリアリティのひとつである「持続可能な生物資源の利用」をテーマに、役員層・上級管理職を対象とした環境セミナーを実施しました。南川社外監査役を講師に迎え、生物多様性の国内外の最新動向をお話しいただいた後、ファンケルの生物多様性の取り組みや今後の展望について、南川社外監査役とサステナビリティ推進室長によるトークセッションを行いました。今後、ファンケルグループ全体で具体的なアクションにつなげてまいります。

生物多様性の環境セミナー

自然の大切さを学ぶ、体験型の環境教育

ファンケルでは、新入社員の環境研修で「環境を守ることの大切さ」を伝えています。2010年より、本社所在地(横浜市)の水源である山梨県道志村の森林保全研修を開始し、継続的に道志の森での植林や間伐を行っています。
また、従業員が任意で参加できる体験の機会として、植樹やビーチクリーン、街の清掃活動なども積極的に行っています。2023年9月には「公益財団法人かながわ海岸美化財団」や、資本業務提携先のキリングループの有志の方とともに、神奈川県茅ヶ崎市汐見台海岸でのビーチクリーン活動を行いました。従業員が体験を通じて自然の大切さを学ぶと同時に、地域貢献にもつながっています。

家庭でエコプログラム

CO2排出量削減のため、事業活動だけでなく従業員の家庭で排出されるCO2にも目を向け、2008年より家庭でのCO2排出量削減を後押しする「家庭でエコプログラム」に取り組んでいます。
「家庭でエコプログラム」では、電気・ガス・水道料金の合計が全国平均値から5%以上削減できた従業員にデジタルギフトを贈呈し、従業員がエコ活動に楽しく取り組む模様を社内発信するなど水平展開をしています。2024年3月末時点で延べ約7,400名が達成しています。
また、従業員にとって環境を考えるきっかけになる仕組みであることや、家族が仲良くなる取り組みとしてプログラムが機能していることから、社外からも評価されています。

*受賞歴
2019年度 環境省主催「第7回 グッドライフアワード実行委員会特別賞 環境社会イノベーション賞」受賞
2020年度 環境省主催「環境人づくり企業大賞」※2018年度から3年連続受賞

サステナビリティ