限りある資源を無駄なく有効活用するため、資源のリサイクル率の向上に努め、廃棄物を削減します。
取り組み報告
社員食堂の生ごみを有効活用

2022年4月1日から、リサイクル事業者と連携し、社員食堂から排出された生ごみを堆肥化することで、資源として有効活用しています。生ごみの資源化は、ごみの減量化と、資源循環にもつながります。また、総合研究所と飯島ビルの社員食堂でも、排出される生ごみをリサイクル事業者と連携し、バイオガス発電※に活用する取り組みを行っています。
バイオガス発電とは、食品廃棄物や木質廃材などの有機残渣からバイオガスを生成し、そのバイオガスを燃やして発電する方法。化石原料を燃やしたときのように大量に温室効果ガスを排出せず、温暖化対策に有効である。
オフィスのごみ分別
ファンケルでは、オフィス内の古紙や飲料の紙パックなどを分別回収し、資源化率を高める取り組みを行っています。
本社ビルには分別回収ボックスを設置し、「燃やすごみ」「リサイクルできる紙」「プラスチックごみ」「金属ごみ」「廃乾電池」などに分類しています。また「古新聞・古雑誌」「使用済みOA紙」「シュレッダーごみ」、給湯室回りでは「生ごみ」「飲料パック」「飲料缶・ビン・ペットボトル」を分別回収し、リサイクル可能なものと廃棄するものに分類しています。


ペットボトルキャップは回収活動を行うNPO法人に引き渡し、ポリオワクチン※の購入代金として、ワクチンを必要とする世界の子どもたちのために役立てています。
ポリオ(急性灰白髄炎)は、おもに5歳以下の子どもがポリオウイルスによって発症する感染症で、脊髄性小児麻痺とも呼ばれています。日本では生後18か月までの乳幼児に予防接種が行われていますが、発展途上国などでは未だ予防接種が十分に行き届いておらず、支援が求められています。
工場のごみ分別
滋賀工場は、ファンケルグループの「環境配慮型工場」のパイオニアとして、2011年にファンケルグループ初の太陽光発電システムを導入し、電力使用量とCO2排出量を削減しています。廃棄物の削減にも積極的に取り組み、ゴミの22種類分別を通してリサイクルを活用し、廃棄物ゼロを実現しました。この取り組みは他の自社工場にも水平展開しており、ファンケルグループの事業系廃棄物削減に貢献しています。

